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酒を飲む2012年07月30日 21時42分36秒

久保田 千寿
大学を辞めて良かったことの一つは、晩酌が可能になったことです。
大学病院に在籍していた頃は、夜中に緊急手術になると呼び出しの電話がかかるので、酒を飲む訳にはいかなったのです。
開業医になってからは、もうそういったことは関係ありません。
基本的にぼくは酒好きですから、1年をかけて体重を落とした間も、少量のビールは飲み続けていました。

だけど一番好きな酒類は、なんと言っても日本酒。

その中でも、最も好きな味は「男山」です。
旭川のお酒ですね。

この酒は本当にビリリと辛い。
まるで消毒用のエタノールの匂いを嗅いでいるよう。
ゴクリと飲み込んだ時に、喉がヒクつくような鮮烈な後味があります。

20〜30年前は、千葉でもけっこう「男山」が手に入ったのですが、最近はまったく流通していない感じです。
ぼくが見落としているだけかもしれませんが。

千葉で容易に手には入って美味しく飲めるお酒といえば、まずは、「八海山」でしょう。
サラリとした新潟の酒です。

で、写真は「久保田 千寿」。
昔は、ちょっと甘いと思って好みではありませんでしたが、最近は「久保田」の味の魅力も分かるようになってきました。
甘いことは甘いのですが、その甘さには豊かな深さが感じられるようになりました。

焼酎やワインもけっこう飲めるのですが、ウイスキーはまったく飲めません。
あれだけは、なぜ皆が美味しいというのか本当に分からない。
さらに口に合わないのはバーボン。
これはダメ。一口も飲めない。匂いもイヤ。
不思議なものです。

不思議と言えば、ビール。
ぼくは30歳を過ぎてやっとビールの美味しさが理解できるようになった。
それまでは、乾杯で一口舐めるだけ。
ところがある日突然、味が分かるようになり、今ではきちんと「利き酒(ビール)」ができると思います。

若い頃は、酔っ払うと妙に真面目になって理想の医療を滔々と語るような、傍迷惑なぼくのお酒でしたが、最近はただひたすらヘラヘラしながら飲んでいます。
ま、人生の友として欠かせないでしょう。

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