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驚異の車、HONDAフィット2012年01月28日 16時27分17秒

驚異の車、HONDAフィット
仕事が終わって帰宅すると、HONDAさんがフィットの試乗車を持ってきてくれました。
全長3900mmのこの小さなボディー。
これにはさすがロードランナー2台は入らないかもしれません。

さっそく荷室をフルフラットにしてみると、その面積はTOYOTAラクティスに匹敵します。
前輪だけは外して、自転車をそろりと入れてみると、入るには入るけど、運転席がかなり窮屈になります。
がしかし。
考えてみれば、何も自転車を車軸にそって真っ直ぐ収める必要はありません。
ほんの気持ちだけ自転車を斜めにすると・・・見事に2台が収まります。
これは驚異のパッケージングだ。

それでは次に試乗。
1.3Lということをまったく感じさせない滑らかで、かつ、トルクフルな走り。
ハンドルも軽く、くるくると回り、ちょっとオーバーに言えば、Aクラスベンツ並に綺麗に走ります。
これはびっくり。
さすが、初代も二代目も日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しただけのことはあります。

これだけ優秀な車がたったの130万円。
ええ? まじで?
欧州のコンパクトカーの半額ですよ。
しかもあちらは自転車を積めないし。
いや、参った。驚いた。

この車、買うかも。

大学病院を辞めて良かった2012年01月27日 21時05分14秒

大学病院を辞めて今春で6年が経過します。
いまだにクリニックの診療に慣れず、時々大学病院での生活が懐かしく思い起こされることがあります。
その一方で、本当に辞めて良かったという点も多々あります。

上司に対する恨み辛みは横に置いておいて、もうちょっとレベルの高い話をしましょう。

ぼくが大学に在籍中から小児外科の世界でも内視鏡手術が導入されていましたが、千葉大小児外科における内視鏡手術の位置づけは大変中途半端で戦略性がありませんでした。
しかしその後、時代は進み、内視鏡手術は千葉大小児外科のみならず、日本中の多くの外科の分野で「当たり前」の手術として発展していきました。

もしぼくが大学に残っていたら今頃内視鏡手術を行っていたでしょう。
ですがぼくはあれがどうも「やる側」として好きになれない。
これは論理でなく生理の問題です。

「子どもの体にメスを入れる瞬間、どんな心境になるんですか?」と医療界とは別の人に訊かれた経験がありますが、その時はうまく答えられませんでした。
その問いに対する答えとは別に、一般論として、外科医が手術という行為に快感を覚えることは否定できない事実だと思います。
こういう風に書くと、サディスティックと思われるかもしれませんが、大胆に言い切ればそういうことです。
つまり「自分の手で」治すという快感ですね。

ところが内視鏡手術というのはストレスばかりがたまり、自分の手で治したという実感が非常に薄い。
あれが楽しいという外科医の感性がぼくには理解できません。

ま、いずれにしても良いタイミングで辞めたものです。

もう一点は、日本の小児固形がんの治療を誰がどのように担うかについて、行く末が混沌としてよく見えないからです。
我が国の小児固形がんの治療の歴史は小児外科医が切り拓いてきました。
これは誰にも否定できない事実です。
しかし時代は進み、小児外科医は手術だけを分業するだけになっています。
これはいいことでしょう。
では、小児外科が退いたスペースを小児科医がちゃんと補っているでしょうか?
まったくそんなことはないと思います。

分かりやすく言えば、日本の小児固形がんに対する小児科医のレベルは非常に低い。
ぼくが尊敬できる先生は京都府立医大の細井先生など数人しかいません。
尊敬できないどころか、軽蔑すべきような人間も知っています。
学会ではとても偉そうな発言をし、小児外科医がいつまでも抗がん剤治療をやっているから日本の成績が悪いようなことを、人を見下すような視線で言う医者。
そういう偉そうなことを言う前に、自分自身が足下の努力を一つひとつ積み上げていくべき。
たとえば、日本小児科学会で、若手の小児科医を教育するとか。
たとえば、グループスタディーに参加しているなら、ちゃんと年次報告をするという最低限の義務は果たすとか。

そういう目に見えにくいところで汗をかかず、学会の大勢の聴衆の前で小児外科医をこき下ろすような神経を持った医者とは、ぼくは一生涯付き合いをもちたくありません。

その地域に住む子ども達はこんな医者でも命を預けざるを得ず、本当に可哀相だと思いますが、たとえ仮に人格が二流でも医療レベルが合格点ならば、よしとするしかないでしょう。

小児固形がんの治療に「小児外科医」は不要で「一般外科医」がいれば充分と考える馬鹿な小児科医も日本にはいると噂で聞きます。
そんなこと言ったら「小児科医」は不要で「血液腫瘍内科医」がいれば充分ということになってしまいます。
本屋さんに行って「標準小児外科学」の「はじめに」でも立ち読みして、小児外科医のありがたさを理解してください。

本当にイヤな時代になったものです。
大学時代に自分の手で203人のがんの子どもを治療して、このうち147人の命を救うことができて本当に良かった。
あのまま大学に残っていたら、と思うとぞっとします。
ぼくなんか尻を蹴飛ばされて学会から追放されていたかもしれません。

インクも綺麗2012年01月26日 20時44分45秒

ファーバーカステルのインク
ファーバーカステルの万年筆を買って、あまりの書き味の良さに驚きましたが、インクも特筆ものです。
黒か青か、買う時に一瞬迷いましたが、ファーバーカステルは元々は色鉛筆の会社。
青が綺麗に出るに違いないと勘が働いてこちらを選択しました。

インク壺の上部に、深く、それでいて透明感のある青が見えるでしょう。
やはり青を選んで正解でした。
紙の上をさらさらと青が走ると何とも快感です。

次に万年筆を買うのは何年後か分かりませんが、次回もファーバーカステルを選ぶな、きっと。

トヨタのラクティスに乗る2012年01月25日 19時41分43秒

ぼくのAクラスがたったの50万円と聞き心が折れて、はや数日。
その一方で、家内の軽自動車モコの中古の価格も50万円くらいだそうです。
とても不条理な気がしますが、結局は需要と供給のバランスでマーケットが成立する訳で、要はAクラスなど誰も欲しがらないということでしょう。
ベンツでさえそうなのだから、VWやVolvoなどでは数年でたちまち値段が付かなくなってしまうかもしれません。
そういう観点からすると軽自動車は強い。
みんなが乗っている車は、個性が発揮できないものの、誰もが欲しがるということですから、売る時に高い値段で買い取ってもらえるということでしょう。

さて、車に自転車を2台積むにはどうしたらいいか。
実は国産車の方が収納力があると分かってきました。

今日はトヨタのディーラーさんに、自宅までラクティスの試乗車を乗って来てもらいました。
横幅は5ナンバーサイズ。
全長は3995mm。
こんな小さい車に、自転車2台が前輪を外しただけで直立状態で入るのです。
ぎりぎりではありますが、無理に入れているという感じではありません。
驚きの収容力です。

さて走りはどうか?
1.5Lのエンジンの車に試乗しましたが、これがびっくりするくらいトルクがしっかりしている。
カーブでハンドルの切り込みがやや大味かなと思いましたが、これだけ力強く走るとは完全に予想外でした。
トヨタの車は昔ハリアーに乗ったことがありますが、あの車よりも脚力が良かった。
一般的に言って、排気量の大きい車は車重も重くなるので、結局はパワー不足を感じるものです。
つまり車はコンパクトーに限るというのが結論です。

これは良い車だ。買ってもいい。
だけどもう1台、候補があります。
HONDAのフィット。
フィットはさらに全長が10センチ短いにも関わらず、荷室はラクティス並み。
今週末に、自転車を荷室に乗せてみる手はずになりました。

国産車には欧州車にない良さがあります。
多くの日本人はそういうことを知らずに国産車に乗っているのでしょう。ま、当たり前か。
ラクティスやフィットのサイズであれだけの荷物が積める車は世界のどこにもないと言い切れると思います。

使わない筋肉は衰える2012年01月24日 21時32分34秒

橋都浩平先生がブログで、「廃用萎縮」のことを書いていましたが、ぼくもそれを今朝痛感しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/hashi_wineclub/38640923.html

今朝は雪。
クリニックに行ってみると、積雪はたいしたことはありませんでしたが、駐車場の北側の入り口が凍結していました。
ここはけっこうな急斜面になっていますので、非常にあぶない。

そこで、スコップを持ちだし、薄い氷を剥がし始めました。
ま、ほんの10分くらいでしょう。
すぐにうちのスタッフ女子が交代してくれましたので、ぼくの労働はすぐに終わってしまいました。

自転車を漕ぐようになって8カ月。
最近はもっぱら室内で漕いでいますが、ほぼ毎日30分近く汗を流しています。
食事コントロールも併用していますので、ぼくの体型は8カ月前とはすっかり様変わりしています。
単純に言ってしまえば、痩せたということですが、脚力は以前と比べものにならないくらい逞しくなっているでしょう。

ですがそれはあくまでも自転車を漕ぐパワー。
たったの10分スコップを振るっただけで、腕に力が入らなくなってしまいました。
診療は問題無くできましたが、お昼休みに新書を読んでいたら、本を持つ手がぷるぷると震えます。
ああ、廃用萎縮ってこういうことを言うんだなと痛感しました。

しかしこれからのぼくの人生に「腕力」などほとんど必要ありません。
大事なのは脚力です。
歩けなくなれば自分が惨めになるだけでなく、子どもにも迷惑をかけます。
自転車との出会いは、ぼくの人生において起死回生の転換点だったと、きっと死ぬときに回想することでしょう。
死ぬまで漕ぐぞ。

「東大合格生のノートはかならず美しい」(文藝春秋)太田 あや2012年01月23日 22時09分51秒

東大合格生のノートはかならず美しい
少し前にベストセラーになったのではないでしょうか?
先日、講談社の編集者N氏と雑談をしていたら、この本の話になりました。
東大生のノートの写真がたくさん掲載されている本ですが、彼のノートもいくつか掲載されていると。
で、早速Amazonで購入。

ページをペラペラとめくっていきますが、老眼が進んだせいで、どれが彼のノートだか分かりません。
メールで教えてもらって、実物を見て、そこで納得しました。
家内も長女も興味津々でおおいに盛り上がってしまいました。

うちの長女はノートを綺麗に書くことにけっこう拘りがあるようで、確かにその仕上がりはかなりのものです。
今はまだ中学生ですが、将来、東大を目指してもちっとも不思議ではないと思います。

東大で文学を学びたい人は「文科3類」を受験するのですが、長女の話によると、「東大文科3類」と「千葉大医学部」はだいたい同じ偏差値なんだそうです。
ぼくは、数学が苦手、物理が苦手、化学がちんぷんかんぷんだったのにもかかわらず、無理矢理、医学部を受験したので、文科系の受験だったらもう少し苦労少なく合格したかもしれません。

千葉大医学部を受験した時には、どうしても早稲田の「一文」を受験したかったのですが、親からの許可は出ませんでした。
ちなみに、一文は絶対に合格する自信がありました。
もし、千葉大を落っこちて、早稲田の一文に合格していたら、今とはまったく違った人生になっていたでしょう。
ま、そうなると家内やぼくの子ども達と出会っていない訳ですが、そういう部分を抜きに仮定すると、やはり今よりずっと充実した人生だったと思います。

その理由は、やはり人間は自分の好きなことをやって生きて行くのが楽しい。
収入がどうであれ、自分の存在理由が証明できる生き方がいい。
ぼくが文学の道に生きても、日本一になったりすることはないでしょうが、そういうことでなく、好きな生き方を貫くということが素晴らしい。
ぼくはそう思うな。

娘二人には、ぜひ、自分の道を歩いて欲しい。
人が決めた道を歩く人生はくだらない。
ドグマに生きてはいけないというSteve Jobsの教え通りです。

VW再訪記2012年01月22日 20時58分02秒

先日VWを訪れて、ゴルフやゴルフ・ワゴンがなかなか良かったので、今日はけっこう本気モードで再度訪れました。

ワゴンも美しいが、ハッチバックのゴルフの方が、自転車を積むという目的にかなっている感じがします。
そこで荷室の寸法をメジャーを使って細かくチェックしてみました。

自転車2台が前輪を外して直立した状態で積める・・・これが条件です。
その寸法は何とも微妙。
実際に積んでみないと分かりませんね、これは。

さて乗り心地はどうか。
1.4リットル・シングルチャージャーのゴルフに試乗。
乗っていると広さはちょうどいいと感じるのですが、実はこの車、横幅が1790mmもあります。
ぼくのAクラスが1765mmですから、さらに広い。

先日、大学病院へ診療をするために行った時、患者用駐車場に車を停め、仕事が終わって車に戻ると、隣の車のせいで扉が開かない状態になっていました。
これは隣の車が悪いのではなく、大学病院の駐車場が異様に狭いためです。
しかたなく助手席からぎりぎり車内へ体を滑り込ませ、なんとか運転席に移動しました。

ですから、ゴルフのこの大きさは、かなりの欠点となります。

それはさておき、走り出すとクリープがほとんど無い。
これはエンジンの構造上、そういうものだそうです。
好みの問題ですが、ぼくはクリープが強い方が車は便利だと思います。
そしてブレーキ。
がっくーーん、と強烈な利き方。これは慣れの問題でしょう。

走り出すと滑らかに変速していきます。
トルクも十分あるし、サスペンションもいい。
安定感、高級感を感じさせる乗り心地です。
だけどベンツAクラスほどではない。
Aクラスは10m走っただけで「良い車」と分かりましたが、ゴルフはじっくりと体感して初めて「良い車」と悟りました。

Aクラスほどではないけど、素晴らしい車です。
車の横幅はとても気になりますが、自転車を乗せることができるなら思い切って買い替えても良いかなと思わせます。
見積もりを書いてもらうと、300万円ちょっと。
とてもコスパが高い。
日本車にはこんな良い車は無いでしょうね。

ではAクラスの下取りはいくらでしょうか?
査定してもらうことに。

しばらくして商談再開。
50万円の車がどうのこうの・・・・。
は? ちょっと待ってください。
何の話をしているんですか?
え! まじ? ぼくのAクラスがたったの50万円!

バキ!(心が折れる音)

昨日、ベンツの中古車の販売サイトを見ていたら、ぼくのと同じ年式、同じ走行距離の車が140万円で売られていました。
ベンツを買う時に、3年半落ちのオデッセイを売った時、140万円で買ってもらえました。

それが、、、それが何故、50万円なんですか?
だけど、別にVWが悪い訳じゃない。相場ということです。
下取りが50万円だとぼくの支払いは250万円になりますが、そんなお金はどこにもありません。

で、帰途に。
いやあ、実に軽快に走る、わがAクラス。
トルクが太く、ハンドルが軽く、レールに乗ったようにきっちりと走る。
これは本当に良い車だ。

新車のゴルフと中古のAクラスの2台を並べて、どちらが良い車かと聞かれたら、ぼくはAクラスと答える。
それなのに、かたや300万円でかたや50万円というのは、明らかにおかしい。
ま、資本主義社会ですから、どっかで資本家が労働者を搾取して市場を支配しているためにこういう末端に不合理が現れるのでしょう。

従って、ぼくはAクラスを売らないことにしました。

VWは本当に良い車を作っていますよ、それは誤解無く。
またいつか何かの機会でVWのお世話になるのではないでしょうか。

Jeff Beckに再会す2012年01月21日 18時36分16秒

Jeff Beck
高校生の時にJeff Beckを聞いた松永少年は、はっきり言ってよく分からなかったのです。
なんとなく魅力は感じるけど、どこでどう気持ちを盛り上げればいいのか、リズムに乗るのか降りるのか、そのへんの波がうまく掴めなかったのです。

そして松永少年の聞く曲は、クイーン、ディープ・パープル、レッド・ツッペリン、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエスなどなど。
Jeff Beckとはすぐにお別れになったのでした。

そして時は流れ、35年。

アマゾンで再会してしまいました。
ああ、あのときのアルバム。ライブ盤ですね。
最近の買い物の良いところは、曲の一部を聞くことができること。
で、聞いてみると、良いんですよ。
音が。リズムが。
これはロックではありません。
ジャズ&ロックではありませんか。

早速CDを購入。
いやあ、懐かしい。
聞いていて、分かる、分かる、よく分かる。
Jeff Beckの音楽がとてもよく分かります。
当分おつきあい願いましょう。

万年筆と毛筆2012年01月20日 20時57分42秒

ファーバーカステル
先日ここでファーバーカステルの万年筆を買ったことを書きました。
ペン先には綺麗なロゴが入っており、グリップにはヘリンボーンの柄が刻まれています。
どっしりと重くて迫力がある。
さて書き心地はどうか?

これがいい。
されさらと何の引っかかりも無く、ブルーの線が延びていく。
モンブランと比べると、少し旗色が悪いかな。
いや、それは単にペンの太さの違いかもしれない。

いずれにしても、モンブランもファーバーカステルも、毛筆のように滑らかにペン先が流れていく。
これは実に快感です。

ところでぼくは幼少の頃、書道を習っており、自分で言うのもなんですが、全国レベルのうまさだったんです。
毎年、新春の書道コンクールに中学校代表として作品(書き初め)を出品し、ぼくの書は上野の美術館に3年間連続で展示されました。

ですが、自分の書のピークは小学4年生にあったと思います。
書道塾のコンクールで「天上」と二文字を書いて大きな賞を頂きましたが、ぼくはこれまでの人生で、あの時の「天上」よりも良い字を書いたことがありません。
ファーバーカステルというのは色鉛筆を発明した会社ですが、この万年筆は、そういった硬いツールでなく日本の毛筆を彷彿とさせます。

すっかり気に入りました。
用もないのに字が書きたくなります。

映画「風のかたち」上映会迫る2012年01月19日 19時55分40秒

風のかたち
2月18日(土)に、千葉市文化センターで映画「風のかたち」が上映されます。
小児がんの卒業生たちの「その後」を描いた10年間にわたるドキュメントです。

予告編はこんな感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=M_msF1H7d5c

どうですか? 見たくなったでしょ?
入場料は1000円です。当日、会場でチケットを買うことができます。
2月18日と言えば、まだまだ先ですが、今のうちから告知しておかないと、いろいろな予定が入ってしまいますからね。
近くなったらもう一度ここで宣伝しますが、興味のある方は、ぜひ、スケジュール表に予定を書き込んでおいてください。