さようなら、久米宏さん ― 2026年01月13日 20時29分10秒
ぼくは現在、テレビを観るという習慣がありませんが、若い頃は『ニュースステーション』をよく観ていました。
理由はもちろん、久米宏さんがキャスターを務めていたからです。
キャスターといっても、久米さんの視点はジャーナリストのそれでした。
常に権力を批判していました。
久米さんはテレビを信じていたのだと思います。
民放テレビが生まれたのは戦後。つまり民放テレビは国民を戦争へ煽った歴史がありません。
そうした歴史が、未来に向かって伸びていくと久米さんは信じていたのでしょう。
久米さんは、この番組を引き受けるときに、死ぬ覚悟だったと言います。
それは比喩ではなく、本当に殺されるかもしれないと思ったそうです。
昔、自民党に梶山静六というコワモテの幹事長がいたんです。
田中真紀子に「軍人」と言われた人ですね。
ある日の番組で、梶山さんをゲストに招きました。
そこで久米さんは梶山さんに向かって「スポンサーを降りるようにトヨタに圧力をかけたって本当ですか?」と言い放ちました。
生放送ですよ。
梶山さん、顔の表情が完全にフリーズして、そのあと、ゴニョゴニョと口篭ってしまいました。
観ているこっちがハラハラしたことをよく覚えています。
ぼくは「ニュース23」をほとんど観ていません。
かすんじゃうんですよね、「ニュースステーション」のあとでは。
文字通り命をかけて権力に挑んだ久米宏さんは立派としか言いようがありません。
番組の最終回で、久米さんはビールを飲み干しました。
肺がんで亡くなった久米さんの最期も、サイダーを飲み干したそうです。
ぼくの記憶から一生消えることはないでしょう。
理由はもちろん、久米宏さんがキャスターを務めていたからです。
キャスターといっても、久米さんの視点はジャーナリストのそれでした。
常に権力を批判していました。
久米さんはテレビを信じていたのだと思います。
民放テレビが生まれたのは戦後。つまり民放テレビは国民を戦争へ煽った歴史がありません。
そうした歴史が、未来に向かって伸びていくと久米さんは信じていたのでしょう。
久米さんは、この番組を引き受けるときに、死ぬ覚悟だったと言います。
それは比喩ではなく、本当に殺されるかもしれないと思ったそうです。
昔、自民党に梶山静六というコワモテの幹事長がいたんです。
田中真紀子に「軍人」と言われた人ですね。
ある日の番組で、梶山さんをゲストに招きました。
そこで久米さんは梶山さんに向かって「スポンサーを降りるようにトヨタに圧力をかけたって本当ですか?」と言い放ちました。
生放送ですよ。
梶山さん、顔の表情が完全にフリーズして、そのあと、ゴニョゴニョと口篭ってしまいました。
観ているこっちがハラハラしたことをよく覚えています。
ぼくは「ニュース23」をほとんど観ていません。
かすんじゃうんですよね、「ニュースステーション」のあとでは。
文字通り命をかけて権力に挑んだ久米宏さんは立派としか言いようがありません。
番組の最終回で、久米さんはビールを飲み干しました。
肺がんで亡くなった久米さんの最期も、サイダーを飲み干したそうです。
ぼくの記憶から一生消えることはないでしょう。
謹賀新年・自分に自信を持とう ― 2026年01月01日 11時27分34秒
新春を寿ぎ、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
いい2026年になりますように!
さて、昨年の12月に、YouTube を見ていて、ある文芸評論家の存在を知りました。
その人は、若くて(31歳)、才能があって、実に輝いていました。
才能があるというのは、年間にぼくの3倍くらい本を読んでいて、その内容を上手にアウトプットできるということです。
立て板に水、のようにお話しします。
ぼくなんか、読書数は年間に100冊未満だし、昔読んだ本の内容なんて忘れているし(夏目漱石とか)、忘れているから語ることができないし・・・趣味は読書といいながら自分はメチャ、ぽんこつだと、非常に落ち込みました。
しばらくの間、うなだれていました。
でも、よく考えてみると、ぼくは64歳です。
そりゃ、記憶力だって低下します。若い頃みたいに速読できないですよ。
その評論家だって64歳になったらどうなっているか分からないし、今、年間360冊読めているのはそれが仕事だからかもしれません。
だいたいぼくは、朝から夕方までずっと患者さんを診ているのだから同じ量の本を読むことはできるはずがありません。
31歳のぼく。当時は大学院に行っていました。
よく考えてみれば、ぼくの人生の中で知的パワーが頂点の状態にありました。
神経芽腫という小児がんの中で作られているがん遺伝子のメッセンジャーRNAの量を測定していました。
研究の世界では1番になることが重要で、2番目には何の価値もありません。
最初にゴールに到達した人だけが科学論文を書くことができるわけです。
そして大事なテーマで研究をしていると必ずライバルが現れます。
ぼくの場合、それはアメリカの NIH (米国国立衛生研究所)と、スウェーデンのウプサラ大学研究チームでした。
激烈な競争になりましたが、ぼくはその闘いに勝ち、研究成果を論文にしました。
この結果、神経芽腫の子の予後が正確に分かるようになり、不必要な抗がん剤の量をかなり減らすことが可能になりました。
ぼくの研究成果で、利益を得た子どもはたくさんいます。
そういう意味で、ぼくの31歳のときの知的アクティビティーって、十分に価値あるものだったと思います。
その才能に溢れた文芸評論家と比べて自分を卑下する必要はまったくないと再認識しました。
64歳には、64歳なりの人生の知恵があるわけですから、もっとプライドを持ってもいいのだと、改めて思いました。
これはぼくだけの話ではなくて、誰でもそうだと思います。
ぼくの父親は中卒で貧しい暮らしから這い上がった人ですが、彼にはやはりプライドがあったはずです。
プライドの芽は小さくてもいいので、生きる中でそれを育てていけばいいでしょう。
誰もが自分に自信を持っていいはず。
自分を大切にして、2026年を始めましょう!
いい2026年になりますように!
さて、昨年の12月に、YouTube を見ていて、ある文芸評論家の存在を知りました。
その人は、若くて(31歳)、才能があって、実に輝いていました。
才能があるというのは、年間にぼくの3倍くらい本を読んでいて、その内容を上手にアウトプットできるということです。
立て板に水、のようにお話しします。
ぼくなんか、読書数は年間に100冊未満だし、昔読んだ本の内容なんて忘れているし(夏目漱石とか)、忘れているから語ることができないし・・・趣味は読書といいながら自分はメチャ、ぽんこつだと、非常に落ち込みました。
しばらくの間、うなだれていました。
でも、よく考えてみると、ぼくは64歳です。
そりゃ、記憶力だって低下します。若い頃みたいに速読できないですよ。
その評論家だって64歳になったらどうなっているか分からないし、今、年間360冊読めているのはそれが仕事だからかもしれません。
だいたいぼくは、朝から夕方までずっと患者さんを診ているのだから同じ量の本を読むことはできるはずがありません。
31歳のぼく。当時は大学院に行っていました。
よく考えてみれば、ぼくの人生の中で知的パワーが頂点の状態にありました。
神経芽腫という小児がんの中で作られているがん遺伝子のメッセンジャーRNAの量を測定していました。
研究の世界では1番になることが重要で、2番目には何の価値もありません。
最初にゴールに到達した人だけが科学論文を書くことができるわけです。
そして大事なテーマで研究をしていると必ずライバルが現れます。
ぼくの場合、それはアメリカの NIH (米国国立衛生研究所)と、スウェーデンのウプサラ大学研究チームでした。
激烈な競争になりましたが、ぼくはその闘いに勝ち、研究成果を論文にしました。
この結果、神経芽腫の子の予後が正確に分かるようになり、不必要な抗がん剤の量をかなり減らすことが可能になりました。
ぼくの研究成果で、利益を得た子どもはたくさんいます。
そういう意味で、ぼくの31歳のときの知的アクティビティーって、十分に価値あるものだったと思います。
その才能に溢れた文芸評論家と比べて自分を卑下する必要はまったくないと再認識しました。
64歳には、64歳なりの人生の知恵があるわけですから、もっとプライドを持ってもいいのだと、改めて思いました。
これはぼくだけの話ではなくて、誰でもそうだと思います。
ぼくの父親は中卒で貧しい暮らしから這い上がった人ですが、彼にはやはりプライドがあったはずです。
プライドの芽は小さくてもいいので、生きる中でそれを育てていけばいいでしょう。
誰もが自分に自信を持っていいはず。
自分を大切にして、2026年を始めましょう!
2025年を回顧する ― 2025年12月31日 16時24分35秒
2025年も終わろうとしています。
今年はどんな年だったかな。いろいろなことがありました。
1年を通じて患者さんの数が少なく、特に予防接種が少なかったです。
これは明らかに少子化の影響でしょう。
先日の朝日新聞の報道によれば、2025年に生まれる子どもは66万人だそうです。
政治家の人たちはいったい何をやっているんでしょうか?
増税までして防衛費を2倍にしても、守るべき国民がいなくなってしまいますよ。
GDP もインドに抜かれたという報道もありますし、日本の衰退はますます進むと思います。
今後、小児科や産科の新規開業は減っていくでしょう。
さて、うちのクリニックですが、2026年の春で大家さんとの契約が切れます。
リタイアすることも以前には考えましたが、あと7年契約を延長しました。
つまり、2033年まで働きます。
そしてクリニックを辞めるときには、必ず後継者を見つけたいと思っています。
そのクリニックですが、外装を整えました。
有機溶媒の臭いで、イヤな思いをした人もいるかもしれませんが、リニューアルのためには避けて通れません。
申し訳ありませんでした。
これであと10年は建物は大丈夫でしょう。
執筆活動に関しては、本を2冊出しました。
やや少なかったのですが、2025年に原稿を4本仕上げました。
これらの4本は、2026年に出版されます。
近くなったら、またご報告しますね。
今年の1番の思い出は、体調を崩したことです。
11月から7週にわたって風邪を引きました。
風邪は細菌性気管支炎になり、喘息発作を伴いました。
12月は半分しか、働いていません。
患者さんに対して猛烈に申し訳ない気持ちになり、メンタルまで落ち込みました。
こんなに風邪が治らないって歳を取ったということでしょうか?
開業医は勤務医に比べて「儲けすぎ」とSNS でよく話題になります。
当たっている部分もあるでしょう。
何しろぼくは、19年間、大学病院勤務をして、開業するときに貯金が200万円しかありませんでした。
開業医になって確かに収入が増えて、老後2000万円はどうにかなると思っています。
しかし、「儲けたい」という思いは全然ありません。
お金なんて、生活ができるのであれば、別にそれ以上は要りません。
ぼくが開業医を続けている理由は、人のために役立ちたいからです。
ですので、体調を悪くして月の半分も休むのは猛烈なストレスなんです。
2025年の余暇に関して言うと、やはり大谷翔平が率いるドジャースの世界一ですね。
第7戦の勝負には本当に痺れました。
家族全員で最後まで視聴したので、いい思い出になりました。
さて、2026年には目標がいくつかありますが、6月に日本小児外科学会に参加しようと思っています。
本当に久しぶりに演題を出しました。
開業20年を記念して、「開業医としての20年」を発表しようと思っています。
では、みなさんにとりまして素晴らしい2026年になることを祈念しています。楽しく過ごしてくださいね!
今年はどんな年だったかな。いろいろなことがありました。
1年を通じて患者さんの数が少なく、特に予防接種が少なかったです。
これは明らかに少子化の影響でしょう。
先日の朝日新聞の報道によれば、2025年に生まれる子どもは66万人だそうです。
政治家の人たちはいったい何をやっているんでしょうか?
増税までして防衛費を2倍にしても、守るべき国民がいなくなってしまいますよ。
GDP もインドに抜かれたという報道もありますし、日本の衰退はますます進むと思います。
今後、小児科や産科の新規開業は減っていくでしょう。
さて、うちのクリニックですが、2026年の春で大家さんとの契約が切れます。
リタイアすることも以前には考えましたが、あと7年契約を延長しました。
つまり、2033年まで働きます。
そしてクリニックを辞めるときには、必ず後継者を見つけたいと思っています。
そのクリニックですが、外装を整えました。
有機溶媒の臭いで、イヤな思いをした人もいるかもしれませんが、リニューアルのためには避けて通れません。
申し訳ありませんでした。
これであと10年は建物は大丈夫でしょう。
執筆活動に関しては、本を2冊出しました。
やや少なかったのですが、2025年に原稿を4本仕上げました。
これらの4本は、2026年に出版されます。
近くなったら、またご報告しますね。
今年の1番の思い出は、体調を崩したことです。
11月から7週にわたって風邪を引きました。
風邪は細菌性気管支炎になり、喘息発作を伴いました。
12月は半分しか、働いていません。
患者さんに対して猛烈に申し訳ない気持ちになり、メンタルまで落ち込みました。
こんなに風邪が治らないって歳を取ったということでしょうか?
開業医は勤務医に比べて「儲けすぎ」とSNS でよく話題になります。
当たっている部分もあるでしょう。
何しろぼくは、19年間、大学病院勤務をして、開業するときに貯金が200万円しかありませんでした。
開業医になって確かに収入が増えて、老後2000万円はどうにかなると思っています。
しかし、「儲けたい」という思いは全然ありません。
お金なんて、生活ができるのであれば、別にそれ以上は要りません。
ぼくが開業医を続けている理由は、人のために役立ちたいからです。
ですので、体調を悪くして月の半分も休むのは猛烈なストレスなんです。
2025年の余暇に関して言うと、やはり大谷翔平が率いるドジャースの世界一ですね。
第7戦の勝負には本当に痺れました。
家族全員で最後まで視聴したので、いい思い出になりました。
さて、2026年には目標がいくつかありますが、6月に日本小児外科学会に参加しようと思っています。
本当に久しぶりに演題を出しました。
開業20年を記念して、「開業医としての20年」を発表しようと思っています。
では、みなさんにとりまして素晴らしい2026年になることを祈念しています。楽しく過ごしてくださいね!
祭りの後の寂しさ ― 2025年11月03日 15時31分33秒
ドジャース対ブルージェイズのワールドシリーズが終了しました。
勝負は第7戦に持ち込まれ、さらに延長線になりました。
ぼくはプロの野球を観続けて50年以上になりますが、今回の試合ほど興奮した試合はなかったかもしれません。
MVP は当然、山本由伸。
山本がいなければドジャースは絶対に勝利できなかったでしょう。
でも、山本だけでも勝てなかった。スミスが決勝ホームランを打たなければ勝利はなかった。
これがチームスポーツですよね。
しかし、勝負というのは紙一重だと思います。
ほんのわずかの展開の転び方しだいで、ブルージェイズが勝っていた可能性があります。
それくらいブルージェイズは十分に強かった。
いや、20回、両者が試合したら、ブルージェイズが勝っていたと思います。
でも、その1枚の紙の薄さって、破る方から見ると、とてつもなく分厚いんです。
ブルージェイズにはドジャースが遠くに霞んで見えるくらい強い存在に映ったと思います。
そしてその紙一重を分け隔てているのが運なんですよね。
運で勝負が決まると言えば、身も蓋もない感じになりますが、勝ち負けって運の奪い合いなんです。
運を掴んだ者が勝者になり、手からこぼれ落ちた方は敗者になります。
ぼくは、全然分野は異なりますが、若い頃に大学院で小児がんの研究をしていて、アメリカとスウェーデンのチームと競争になったことがります。
最終的にぼくが勝ったのですが、あれは運だったと思うし、あの戦いの興奮は忘れることができません。
だから、こうした戦いを見ると、血がたぎる思いがするのです。
最終戦は、妻と次女と一緒に3人で観ました。
こんなことは、我が家の歴史上初めてです。
体験を共有できてとても楽しい思いをしました。
さて、祭りは終わりました。
長かったなあ。
3月の東京で始まり、11月のトロントまで。
子どもの頃は、何でワールドシリーズというのかな? アメリカ選手権じゃないの? と思っていましたが、やっぱり世界一の名にふさわしい戦いでした。
メジャーリーガーたちが、オリンピックや WBC に関心を示さない理由が分かります。
祭りが終われば寂しいもの。
これを埋めるエンターテイメントはちょっとないかな。
2026年の開幕まで、静かに、そして楽しみに待ちましょう。
地道に診療して、地道に原稿を書いて。
いや、ほんと楽しかった。
勝負は第7戦に持ち込まれ、さらに延長線になりました。
ぼくはプロの野球を観続けて50年以上になりますが、今回の試合ほど興奮した試合はなかったかもしれません。
MVP は当然、山本由伸。
山本がいなければドジャースは絶対に勝利できなかったでしょう。
でも、山本だけでも勝てなかった。スミスが決勝ホームランを打たなければ勝利はなかった。
これがチームスポーツですよね。
しかし、勝負というのは紙一重だと思います。
ほんのわずかの展開の転び方しだいで、ブルージェイズが勝っていた可能性があります。
それくらいブルージェイズは十分に強かった。
いや、20回、両者が試合したら、ブルージェイズが勝っていたと思います。
でも、その1枚の紙の薄さって、破る方から見ると、とてつもなく分厚いんです。
ブルージェイズにはドジャースが遠くに霞んで見えるくらい強い存在に映ったと思います。
そしてその紙一重を分け隔てているのが運なんですよね。
運で勝負が決まると言えば、身も蓋もない感じになりますが、勝ち負けって運の奪い合いなんです。
運を掴んだ者が勝者になり、手からこぼれ落ちた方は敗者になります。
ぼくは、全然分野は異なりますが、若い頃に大学院で小児がんの研究をしていて、アメリカとスウェーデンのチームと競争になったことがります。
最終的にぼくが勝ったのですが、あれは運だったと思うし、あの戦いの興奮は忘れることができません。
だから、こうした戦いを見ると、血がたぎる思いがするのです。
最終戦は、妻と次女と一緒に3人で観ました。
こんなことは、我が家の歴史上初めてです。
体験を共有できてとても楽しい思いをしました。
さて、祭りは終わりました。
長かったなあ。
3月の東京で始まり、11月のトロントまで。
子どもの頃は、何でワールドシリーズというのかな? アメリカ選手権じゃないの? と思っていましたが、やっぱり世界一の名にふさわしい戦いでした。
メジャーリーガーたちが、オリンピックや WBC に関心を示さない理由が分かります。
祭りが終われば寂しいもの。
これを埋めるエンターテイメントはちょっとないかな。
2026年の開幕まで、静かに、そして楽しみに待ちましょう。
地道に診療して、地道に原稿を書いて。
いや、ほんと楽しかった。
すみませんが、お金を返してください ― 2025年09月12日 20時27分29秒
ぼくは2年前から読書にKindleを使っています。
理由は2つ。
まず、本の置き場所が限界を迎えたことです。もうこれ以上は無理。
もう1つは老眼です。老眼鏡を使ってもときどきピントが合わなくなります。
Kindleは文字の大きさを調整できます。
文字を拡大すると、1ページあたりの文字数が少なくなって、読みやすくなります。本当に便利。
ところが・・・『みんなの双極症』という本を電子書籍で買ったところ、文字を拡大すると、1ページのレイアウトがそのまま拡大されるじゃないですか!
まるで PDF みたいに。
そうなると、上から下まで読む、あるいは右から左へ読んでいくと画面全体をスクロールして動かさなくてはいけません。
こんな読み方で1冊の本が読めるわけがない。
当然、挫折。2ページしか読めませんでした。
これで2156円。
いくらなんでもひどくないですか?
理由は2つ。
まず、本の置き場所が限界を迎えたことです。もうこれ以上は無理。
もう1つは老眼です。老眼鏡を使ってもときどきピントが合わなくなります。
Kindleは文字の大きさを調整できます。
文字を拡大すると、1ページあたりの文字数が少なくなって、読みやすくなります。本当に便利。
ところが・・・『みんなの双極症』という本を電子書籍で買ったところ、文字を拡大すると、1ページのレイアウトがそのまま拡大されるじゃないですか!
まるで PDF みたいに。
そうなると、上から下まで読む、あるいは右から左へ読んでいくと画面全体をスクロールして動かさなくてはいけません。
こんな読み方で1冊の本が読めるわけがない。
当然、挫折。2ページしか読めませんでした。
これで2156円。
いくらなんでもひどくないですか?
「先生、休んでくださいね」 ― 2025年09月10日 19時08分38秒
全国100万人のファンのみなさん。
最近ちょっとブログの更新が少なくなっています。
ご心配かけてすみません。
え? 誰も心配していない? それは失礼しました。
現在ぼくは3冊本を書いています。
3冊とも、ほぼ完成に近いのですが、まだタイトルも決まっていないため、詳細は書くことができません。
細かいことが固まったらご報告しますね。
連日のように原稿を書いているのですが、歳をとったせいか、診療が終わって帰宅するとなかなか原稿が書けません。
要は疲れています。
もしや慢性的な寝不足かと思い、ソファにごろりとしますが、全然眠ったりしません。
老化に加えて慢性疲労なんでしょうか。
先日、クリニックでかかりつけの子のお母さんから「先生、休んでくださいね。診療と執筆といったいいつ休んでいるんですか?」と労わってもらいました。
ぼくは「開業医は時間がありますので、執筆は大丈夫です。この間のお盆休みもずっと書いていました」と答えたところ、「そこを休んでください」と言われてしまいました。
確かに3冊同時に本を書くのは疲労の原因になっているかもしれません。
でも・・・。書くのは楽しいのですよね。
診療ももちろん好きですが、本を作っているときが最高に楽しい。
本を書いているから、知的パワーが何とか落ちないで済んでいるのかもしれません。
開業医を辞めて、執筆活動も辞めてしまったら、一気に老けてしまうかもしれません。
でも、まあ、患者家族に労わってもらえるなんて、ぼくは幸せな人間です。
ぼくは現在、63歳。最低でもあと7年は働きたいです。
がんばって勉強して、医療知識を増やしながら、いい医療をやって、本も地道に書いていきたいと思っています。
最近ちょっとブログの更新が少なくなっています。
ご心配かけてすみません。
え? 誰も心配していない? それは失礼しました。
現在ぼくは3冊本を書いています。
3冊とも、ほぼ完成に近いのですが、まだタイトルも決まっていないため、詳細は書くことができません。
細かいことが固まったらご報告しますね。
連日のように原稿を書いているのですが、歳をとったせいか、診療が終わって帰宅するとなかなか原稿が書けません。
要は疲れています。
もしや慢性的な寝不足かと思い、ソファにごろりとしますが、全然眠ったりしません。
老化に加えて慢性疲労なんでしょうか。
先日、クリニックでかかりつけの子のお母さんから「先生、休んでくださいね。診療と執筆といったいいつ休んでいるんですか?」と労わってもらいました。
ぼくは「開業医は時間がありますので、執筆は大丈夫です。この間のお盆休みもずっと書いていました」と答えたところ、「そこを休んでください」と言われてしまいました。
確かに3冊同時に本を書くのは疲労の原因になっているかもしれません。
でも・・・。書くのは楽しいのですよね。
診療ももちろん好きですが、本を作っているときが最高に楽しい。
本を書いているから、知的パワーが何とか落ちないで済んでいるのかもしれません。
開業医を辞めて、執筆活動も辞めてしまったら、一気に老けてしまうかもしれません。
でも、まあ、患者家族に労わってもらえるなんて、ぼくは幸せな人間です。
ぼくは現在、63歳。最低でもあと7年は働きたいです。
がんばって勉強して、医療知識を増やしながら、いい医療をやって、本も地道に書いていきたいと思っています。
出版不況のこの時代に ― 2025年06月22日 17時28分38秒
出版不況と言われてから、もうだいぶ経ちます。
状況は好転する気配はなく、ますます苦しくなっているようです。
本というのは、初版に5000部印刷したとして、このうち70%くらいが売れれば損益分岐点を超えるようです。
重版になれば、それはもうお金を刷っているようなものですから、大きな利益がでます。
しかし重版になる本は書籍全体の20%くらいと聞いたことがあります。
出版不況になってから、出版点数はむしろ増えています。
ま、薄利多売という感じでしょうか。
村上春樹さんの本のようなメガヒットはなかなか出ないため、次から次に出版しているという具合です。
最近になって本の価格が上昇の気配を見せています。
このインフレ状況下で紙の価格も上がり、配送コストも上昇しています。
今までハードカバーで出していた本もソフトカバーになり、文庫本も600円代では買えなくなっています。
たしかに単行本1冊が1700円プラス消費税というのは、今の時代にはちょっと高額でしょう。
映画を自宅で観ようと思えば、1本2時間を400円くらいで楽しめます。
Amazonの有料会員ならば、無料動画も多数見ることが可能です。
書籍は苦しいと言えます。
電子書籍が広まると、今度は街の本屋さんが困ることになります。
やはり紙の本が売れて欲しいですね。
出版社はコスト削減に工夫を凝らすしかありません。
中央公論新社・角川春樹事務所・河出書房新社・筑摩書房の4社は文庫本の紙を共通化したそうです。
なるほど、スケールメリットが生まれますよね。
この状況を大転換する魔法のような方法はおそらくないと思います。
出版社はひたすら「いい本」を作り続けることが、最良で唯一の解決策だと思います。
本好きのぼくらは、期待しながら待っています。
状況は好転する気配はなく、ますます苦しくなっているようです。
本というのは、初版に5000部印刷したとして、このうち70%くらいが売れれば損益分岐点を超えるようです。
重版になれば、それはもうお金を刷っているようなものですから、大きな利益がでます。
しかし重版になる本は書籍全体の20%くらいと聞いたことがあります。
出版不況になってから、出版点数はむしろ増えています。
ま、薄利多売という感じでしょうか。
村上春樹さんの本のようなメガヒットはなかなか出ないため、次から次に出版しているという具合です。
最近になって本の価格が上昇の気配を見せています。
このインフレ状況下で紙の価格も上がり、配送コストも上昇しています。
今までハードカバーで出していた本もソフトカバーになり、文庫本も600円代では買えなくなっています。
たしかに単行本1冊が1700円プラス消費税というのは、今の時代にはちょっと高額でしょう。
映画を自宅で観ようと思えば、1本2時間を400円くらいで楽しめます。
Amazonの有料会員ならば、無料動画も多数見ることが可能です。
書籍は苦しいと言えます。
電子書籍が広まると、今度は街の本屋さんが困ることになります。
やはり紙の本が売れて欲しいですね。
出版社はコスト削減に工夫を凝らすしかありません。
中央公論新社・角川春樹事務所・河出書房新社・筑摩書房の4社は文庫本の紙を共通化したそうです。
なるほど、スケールメリットが生まれますよね。
この状況を大転換する魔法のような方法はおそらくないと思います。
出版社はひたすら「いい本」を作り続けることが、最良で唯一の解決策だと思います。
本好きのぼくらは、期待しながら待っています。
長嶋茂雄さん、さようなら ― 2025年06月03日 19時38分48秒
ぼくは1961年生まれ。
ぼくより若い世代はあまりよく分からないと思いますが、長嶋茂雄は国民的英雄でした。
なにしろ娯楽が野球しかなかった時代。
サッカーもバスケもラグビーもメディアで伝えられることはなく、毎晩、ナイター中継は20%以上の高視聴率でした。
ぼくが草野球をするようになったのは、小学3年生。
王・長嶋はスーパーヒーローで、「ベーゴマ」にも名前が刻まれていました(って何のことか分からないと思います)
毎年、巨人軍が優勝して、日本シリーズでも勝って、それが松永少年には「当たり前」のことでした。
だから、ぼくが中学1年生のとき、長島さんが引退すると聞いてびっくりしました。
当たり前が当たり前ではなくなったのですから。
そして監督に就任。
メチャクチャ応援しました。
ところが、長島選手のいない巨人軍はとても弱く、なんと最下位に沈みます。
悔しかったなあ。
地獄の伊東キャンプで若手を鍛え、さあ、これからという時に監督を解任されます。泣きました。
浪人生活が長く続きますが、2度目の監督に就任。そこからは恵まれた環境にあってリーグ優勝も日本一も経験します。
ぼくも全力で応援しました。
脳梗塞で倒れたときは、まさかと思いました。
あんなに体を鍛えた人でも病に倒れるのか。
復帰後の長島さんは、正直言って見るのがつらかったです。
「たった一人の人間が世界を変える」
これはぼくの恩師の科学者の言葉ですが、本当にそう思います。
長島さんは東京六大学リーグ出身(立教大学)ですが、その頃の野球って、大学野球の方がプロ野球より人気も実力も上だったんです。
そのプロ野球を国民的な娯楽にまで高めたのが長島さん。
スターという言葉がぴったりな輝く大輪の花でした。
大好きだった・・・長嶋茂雄。
ぼくより若い世代はあまりよく分からないと思いますが、長嶋茂雄は国民的英雄でした。
なにしろ娯楽が野球しかなかった時代。
サッカーもバスケもラグビーもメディアで伝えられることはなく、毎晩、ナイター中継は20%以上の高視聴率でした。
ぼくが草野球をするようになったのは、小学3年生。
王・長嶋はスーパーヒーローで、「ベーゴマ」にも名前が刻まれていました(って何のことか分からないと思います)
毎年、巨人軍が優勝して、日本シリーズでも勝って、それが松永少年には「当たり前」のことでした。
だから、ぼくが中学1年生のとき、長島さんが引退すると聞いてびっくりしました。
当たり前が当たり前ではなくなったのですから。
そして監督に就任。
メチャクチャ応援しました。
ところが、長島選手のいない巨人軍はとても弱く、なんと最下位に沈みます。
悔しかったなあ。
地獄の伊東キャンプで若手を鍛え、さあ、これからという時に監督を解任されます。泣きました。
浪人生活が長く続きますが、2度目の監督に就任。そこからは恵まれた環境にあってリーグ優勝も日本一も経験します。
ぼくも全力で応援しました。
脳梗塞で倒れたときは、まさかと思いました。
あんなに体を鍛えた人でも病に倒れるのか。
復帰後の長島さんは、正直言って見るのがつらかったです。
「たった一人の人間が世界を変える」
これはぼくの恩師の科学者の言葉ですが、本当にそう思います。
長島さんは東京六大学リーグ出身(立教大学)ですが、その頃の野球って、大学野球の方がプロ野球より人気も実力も上だったんです。
そのプロ野球を国民的な娯楽にまで高めたのが長島さん。
スターという言葉がぴったりな輝く大輪の花でした。
大好きだった・・・長嶋茂雄。
街録チャンネルに登場しました! ― 2025年05月02日 22時01分59秒
YouTube の「街録チャンネル」をご存知でしょうか?
4年前に始まり、チャンネル登録者が165万人の人気番組です。
テーマは「あなたの人生を教えてください」です。
若いディレクターの三谷さんが、
「有名人」「一部の間で知られた人」「まったく無名な人」たちにインタビューしていくチャンネルで、毎日アップされます。
知る人ぞ知る・・・という番組で、コアなファンも多いようです。
今回、この「街録チャンネル」に出演しました。
https://www.youtube.com/watch?v=a7pmeD86ML0&t=349s
街録とは街頭録音の略で、普通は屋外で撮影するのですが、収録日は雨だったので、ぼくのクリニックで撮りました。
約60分で長い動画ですが、もしよかったら視聴してみてください。
4年前に始まり、チャンネル登録者が165万人の人気番組です。
テーマは「あなたの人生を教えてください」です。
若いディレクターの三谷さんが、
「有名人」「一部の間で知られた人」「まったく無名な人」たちにインタビューしていくチャンネルで、毎日アップされます。
知る人ぞ知る・・・という番組で、コアなファンも多いようです。
今回、この「街録チャンネル」に出演しました。
https://www.youtube.com/watch?v=a7pmeD86ML0&t=349s
街録とは街頭録音の略で、普通は屋外で撮影するのですが、収録日は雨だったので、ぼくのクリニックで撮りました。
約60分で長い動画ですが、もしよかったら視聴してみてください。
Abema プライムに出演 ― 2025年03月12日 22時56分45秒
さきほど Abema プライムに出演しました。
医師と患者の関係についてです。
実は急に話が来て、出演するか迷ったのですが、番組プロデューサーが以前同番組の18トリソミー特集でお世話になった方だったので、意を決して参加しました。
本当はスタジオに行きたかったのですが、今日は夕方に大事な用事があり、リモート出演になりました。
短い時間の中で、けっこう話を振っていただき、すごく気を使っていただいているなと思いました。
話は主に『患者の前で医者が考えていること』から、発展させました。
結論は・・・医師ー患者関係で一番大事なのは、コミュニケーションということです。
簡単なようで難しいんですよね。
ひろゆきさん、
夏野さん、
Yoshi さん、
カマたくさん、
ありがとうございました。
ぼくは国際学会でも緊張しない人間なんですが、ちょっとだけ緊張しました。
やっぱりオンラインはトラブルが不安です。
さて、仕事しよう。
医師と患者の関係についてです。
実は急に話が来て、出演するか迷ったのですが、番組プロデューサーが以前同番組の18トリソミー特集でお世話になった方だったので、意を決して参加しました。
本当はスタジオに行きたかったのですが、今日は夕方に大事な用事があり、リモート出演になりました。
短い時間の中で、けっこう話を振っていただき、すごく気を使っていただいているなと思いました。
話は主に『患者の前で医者が考えていること』から、発展させました。
結論は・・・医師ー患者関係で一番大事なのは、コミュニケーションということです。
簡単なようで難しいんですよね。
ひろゆきさん、
夏野さん、
Yoshi さん、
カマたくさん、
ありがとうございました。
ぼくは国際学会でも緊張しない人間なんですが、ちょっとだけ緊張しました。
やっぱりオンラインはトラブルが不安です。
さて、仕事しよう。



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