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お盆休み2023年08月14日 19時13分30秒

全国100人のぼくのブログのファンのみなさん。
お休みをいただき、ありがとうございます。
4月中旬から7月下旬まで、クリニックは異常に混雑しましたが、8月になって少し落ち着いたようです。
お盆休みを取りましたが、困っている患者さんはそれほど(うちのかかりつけには)いないと思います。

この休みの期間、ぼくは毎日原稿を書いています。

5年前に『発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年』という本を出しました。ノンフィクションとしてはかなり多くの方に読まれました。
今でも読まれています。
それなりに単行本がヒットすると、文庫化されるのですが、この本は売れ行きが落ちないために文庫化が遅れていました。
今回、ぼくの希望もあり、文庫化が決定しました。
その後の5年を加筆して、10月に中公文庫として発売されます。単行本もそのまま販売されます。

2024年1月には『開業医の正体(仮)』という本を中公ラクレから新書本として出します。
今年の1月に出した『患者が知らない開業医の本音』という本は、ぼくがクリニックを作った舞台裏のような内容でした。
今度の作品は、業界の内幕を書いています。そんな露悪的なものではりません。
いわゆる暴露本ではなく、開業医がどういうことを患者に伝えたいか、裏事情を説明しながら述べていくというスタイルです。
実は、原稿はとっくの昔に書き終えています。
ま、出版の時期を検討していたという感じです。

現在、書いている原稿は、東京に住むある家族の物語です。
お子さんは18トリソミー。重い病気をたくさん抱えて生まれてきました。
ここまで重いと家族も医者も諦めてしまうかもしれません。
でもこのご家族は諦めませんでした。
その愛情の深さ、家族の形を本にしたいと思っています。
完成までもう少しかかりそうですが、いい本ができる予感があります。

やはり本を書くという行為は、自分の世界を広げることにつながりますね。
知らない世界を書くので。
医者だけやっていると、知識が偏るんですよね。
だから本を書くことは、これからもずっと続けたいです。

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