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これからの政治と科学の関係性2023年08月26日 08時50分48秒

現在、コロナが大流行中です。5類に分類されても、ウイルスの性質は何も変わっていません。
コロナ後の世界は来るのでしょうか?

この先、私たちはどう生きていけばいいのか。
最も大事なのは、政治とサイエンスの相互関係です。
政治家が科学に無知あってもしかたないと思います。であれば、政治家は科学を大事にして欲しいと思います。

安倍さんが言った「日本モデル」とか、麻生さんが言った「民度のレベルが違う」というのは、何だったのでしょうか。
科学者から見れば意味不明です。

科学者たちが懸命に科学的ファクトを積み上げて、コロナをどうやってコントロールしようかと力を注いでいる中で、政権にある人間がコロナを収束させたのは自分たちの手柄みたいに言うのは、非常に危険です。

大きな自然災害はこれからも起こるし、疫病のパンデミックもこれからも起こりうる。それにどう対応するかと言えば、方法は科学しかないわけです。

河川の氾濫があればすぐにダムを作れ!では、これからの社会は成り立っていかないでしょう。
政治家は科学に対してもっと謙虚になって、科学的な政治をやる必要があります。

これからの政治は懸命に経済の復興に努めて、原状回復を目指すでしょう。
しかしそれでいいのか? これを機会に政治が何を目指すのか、根底からもう一度考え直してみる必要があるのではないでしょうか?

日本は一人あたりのGDPが低く、大学進学率も高くありません。つまり日本は貧しく、低学歴の国なんです。世界のイノベーションからは完全に遅れており、GAFAのような企業が生まれてくる土壌はありません。
ベンチャー企業が飛び抜けて出てくる社会構造でもなく、ユニコーン企業もほんのわずかです。

このままジリ貧を選ぶという選択もあるかもしれません。しかし本当にそれでいいのか?
いまの政治は、どういう国の形を目指すかというビジョンを示しません。憲法9条に自衛隊を明記するということや、「こんな人たちには負けない」ということにものすごいエネルギーを使います。
大事なことが抜け落ちていると思います。

この30年で政治は停滞し、この20年で、私たちの祖国の社会構造はメチャクチャになりました。
コロナが去った後には、ただ現状を回復するのではなく、地球全体が抱えている問題を解決に向かって政治が動くこと、「物を作って消費して儲ける」から「人が生き延びることができる」社会へ変革して行って欲しいと願います。