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「さん さん さん―障害児3人子育て奮闘記」 (新潮文庫)佐々木 志穂美2012年07月19日 22時03分09秒

さん さん さん―障害児3人子育て奮闘記
サブタイトルを読んで頂ければ、どういう本か分かると思います。

長男は、左脳がない。寝たきり。
次男は、高機能自閉症。中学生の時に、クラスメイトから「ガイジ(障害児のこと)、死ね」と言われたことがある。
三男は、知的障害を伴う自閉症。

筆者の佐々木さんの文章は軽くてユーモアがあって、こんなノリで障害者を描いていていいのかなと思いつつページをめくっていくと、いつの間にか佐々木さんの世界に入ってしまう。

ユーモアはあるけど、決して軽くない。
大事なことがたくさん書いてあって、途中からは背筋を伸ばして読んでしまいました。

「障害を持った子は、親を選んで産まれてくる」という言葉があり、ぼくはへそ曲がりなので、こういった美しい言葉は嫌いなのですが、佐々木夫婦の受容するパワーはやはりすごいと感動します。

家中が落書きだらけとありますが、うちの家内はそういうのは耐えられないので、人生が破綻してしまうかもしれません。
ただ、こういった障害の話を自分に当てはめて考えるというのは、ナンセンスとぼくは個人的には思っていますので、これ以上の仮定の話はしません。
そして同様に、障害児の家族が、もし、自分の子どもが健常だったらと仮定しても何の意味もないんですよね。

だって実存は本質に先んじるから。

こういう良書は文庫本になって、ロングセラーとして長く読まれると良いですね。