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久しぶりに走る2012年06月24日 22時03分11秒

ここのところ、いろいろと忙しい仕事があり体調も若干崩していたため、ロードバイクに2週間くらい跨っていませんでした。
そのせいもあり、油断した部分もあり体重が1.5kgくらい増えてしまいました。

今日も昨夜の不眠の影響か朝から体のキレが悪い状態でした。
ですがこんな時こそ、体を動かすべきです。

昼食をとった後、気合いを入れて走ることにしました。
すると家内も一緒に走ると言ってくれます。
なんと嬉しい。
なんと楽しい。

サイクルジャージに着替え、タイヤに空気をいれていると、何時の間にか体がシャンとしてきます。
いつものコースを二人でサイクリングしました。

距離はたったの18kmでしたけれど、やはり走って良かった。
走り終わった後は、軽い疲れとともに、むしろ元気が出ます。
15分ほど午睡もした。

夫婦でのツーリングは本当に楽しいですよ。
一人ではここまで自転車を続けられなかったと思います。

そうだな、あと10年はこれを続けたいな。

休筆2012年06月25日 21時57分27秒

今日はなし。

休筆2012年06月26日 18時27分05秒

今日もなし

往診に行く2012年06月27日 22時10分25秒

今日は自転車通勤をして、クリニックが終了すると自転車で往診に出かけました。
ま、正確に言うと、カルテを作った訳でもお金を頂いた訳でもないので、往診という言葉を不適当です。
気になる患者さんがいたので、自宅まで様子を見にいったということですね。

すっかり長居して話し込んでしまいました。
とても勉強になりました。

人間、一人ひとりにはそれぞれの確たる生き方がありますから、そういうドラマには心が動きます。
市井の名も無き人の中にも珠玉のような輝きがあります。
ま、当然か。

スランプに陥る2012年06月29日 10時42分08秒

これまでブログを含め、たくさんの文章を書いてきましたが、最近になり、どういう文章が良い文章なのか分からなくなってきました。

最初に本を書いた頃は勢いがあったので、自分の感じたことをそのまま表現し、関係各位の皆さんや読者の方にも、良い文章ですね、などと誉められて良い気になっていました。
ただし、一人だけ、ぼくに面と向かって、別にたいした文章じゃないよ、普通だよと言った人もいましたが。

その後、文章というものを真面目に考えて、文章技術の本もたくさん読んだし、ノンフィクション作品も今まで以上に読むようになり、中には半ば仕事感覚でこれは読まねばと読んだものもあります。

そうやっているうちに、自分の文章がどんどんへたになってしまった気がします。
手先の小技に囚われて、素直な感情表現ができない。
語り口とか、視点とかそういった技術的なものを必要以上に意識してしまう。

自分の文章が下手だと思うと、書くこと自体が億劫になり、下手な文章を人前に晒すくらいならば、ブログもやめてしまおうかなと思ってもみる。
職業作家ではないしね。

上手に書こうと思うのをやめればいいのかな。
一番困るのは、「ブログをやめないでください」と言われることです。

「ネグレクト―育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだか」 (小学館文庫) 杉山 春2012年06月30日 22時51分01秒

ネグレクト―育児放棄 真奈ちゃんはなぜ死んだか
大変興味深く読みました。
そしてとても勉強になりました。
こういう内容の本はぜひ多くの人に読まれて欲しいと思います。

「説明するな、描写せよ」とは髙山文彦さんのお師匠さんである大下英治さんの言葉ですが、この本は説明が少し多いかなと思いました。

もちろんそれは作者の意図なのでしょうが、ネグレクトについて専門的なことを知りたければ、解説書・専門書を読めば良いという理屈も成り立ちます。
しかしそれでは不親切。
知らない人には解説してあげなければならない。そこが本を書くうえで、難しいのでしょうね。

では「描写」の部分が弱かったのかと言えば、まっやくそうではない。
だからこそ、評価の高い本なのでしょう。
もし過剰な「説明」をばっさり削ると仮定すると、この本はとてつもなくシャープなノンフィクションに仕上がったと思います。

巻末に野村進さんが「解説」を書いていますが、やはり野村さんの文章は本当にうまいと思います。