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スランプに陥る2012年06月29日 10時42分08秒

これまでブログを含め、たくさんの文章を書いてきましたが、最近になり、どういう文章が良い文章なのか分からなくなってきました。

最初に本を書いた頃は勢いがあったので、自分の感じたことをそのまま表現し、関係各位の皆さんや読者の方にも、良い文章ですね、などと誉められて良い気になっていました。
ただし、一人だけ、ぼくに面と向かって、別にたいした文章じゃないよ、普通だよと言った人もいましたが。

その後、文章というものを真面目に考えて、文章技術の本もたくさん読んだし、ノンフィクション作品も今まで以上に読むようになり、中には半ば仕事感覚でこれは読まねばと読んだものもあります。

そうやっているうちに、自分の文章がどんどんへたになってしまった気がします。
手先の小技に囚われて、素直な感情表現ができない。
語り口とか、視点とかそういった技術的なものを必要以上に意識してしまう。

自分の文章が下手だと思うと、書くこと自体が億劫になり、下手な文章を人前に晒すくらいならば、ブログもやめてしまおうかなと思ってもみる。
職業作家ではないしね。

上手に書こうと思うのをやめればいいのかな。
一番困るのは、「ブログをやめないでください」と言われることです。