「岡林、信康を語る」岡林信康 (ディスクユニオン) ― 2011年07月29日 20時53分34秒
インタビューを一人語りの形式で再構成した本です。
自叙伝のような本。
軽いムックのような書籍かと思ったらそうではなく、300ページを超える内容には厚みがありました。
が、しかし、厚みはあっても重みはなくて、こんなに面白い人に出会ったのは本当に久しぶりという感じです。
最初から最後まで、自分自身に「ツッコミ」が入りまくって、そのユーモアのセンスには思わず笑ってしまいますが、けっこう良いこともたくさん言っているんです。
宗教の問題とか、死の問題とかね。
話も面白けど、生き方も面白い。
こういうふうに普通は生きられない。
どういうふうに生きたかというと、それは何とも一言では表現できない。
つまりはそういう生き方。
この人の綽名は、「フォークの神様」ですが、そうであった期間って、ほんの数年なんですね。
ロックをやって、演歌をやって、ポップスをやって、日本流ロックをやって、こんなに多面的な人間をぼくは外に知りません。
かつて左翼少年だった岡林さんが、政治を乗り越えてしまうところも感心しました。
本当に「おもろい」お爺ちゃんです。
こういう人に出会えて、ぼくはとても得した気持ちです。
なお、本書の内容と直接関係ありませんが、この本のカバーデザイン(写真)は、メチャクチャ出来が良いと思います。
自叙伝のような本。
軽いムックのような書籍かと思ったらそうではなく、300ページを超える内容には厚みがありました。
が、しかし、厚みはあっても重みはなくて、こんなに面白い人に出会ったのは本当に久しぶりという感じです。
最初から最後まで、自分自身に「ツッコミ」が入りまくって、そのユーモアのセンスには思わず笑ってしまいますが、けっこう良いこともたくさん言っているんです。
宗教の問題とか、死の問題とかね。
話も面白けど、生き方も面白い。
こういうふうに普通は生きられない。
どういうふうに生きたかというと、それは何とも一言では表現できない。
つまりはそういう生き方。
この人の綽名は、「フォークの神様」ですが、そうであった期間って、ほんの数年なんですね。
ロックをやって、演歌をやって、ポップスをやって、日本流ロックをやって、こんなに多面的な人間をぼくは外に知りません。
かつて左翼少年だった岡林さんが、政治を乗り越えてしまうところも感心しました。
本当に「おもろい」お爺ちゃんです。
こういう人に出会えて、ぼくはとても得した気持ちです。
なお、本書の内容と直接関係ありませんが、この本のカバーデザイン(写真)は、メチャクチャ出来が良いと思います。
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