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サングラスを買った2011年06月01日 12時35分22秒

オークリー

自転車を乗るにあたって必需品は、ヘルメットとサングラス。
ヘルメットはBell社のCitiというものをすでに買っていましたが、サングラスはどうしようか迷っていました。

そこでこの道の先達である橋都浩平先生にお尋ねしたところ、それはもう「オークリー」以外に選択肢はないと。
つまり世界で一番高いサングラスを買いなさいと言われました。

そこで、HPを覗いたり、Wikipediaで調べてみると「オークリー」は別格の存在だということが分かりました。
そして値段も別格。

都賀の駅前に「オークリー」を扱っているお店があると分かり、家内と二人で出かけてきました。
夫婦ともども近視と乱視がありますので、視力検査を行ってから、度付きのサングラスを購入しました。
その値段たるや・・・・・。

ですが、ぼくらみたいな老人は紫外線から目を守らないと、たちまち白内障になってしまいます。
健康をお金で買う訳ですから、この出費は我慢しなくてはならないでしょう。

アリス・ミラーを翻訳した人 山下公子さん2011年06月02日 22時08分52秒

才能ある子のドラマ
アリス・ミラーは、人間社会の暴力の根源性を、幼児期に加えられた暴力にあると分析した高名は心理学者です。
数多くの著作があり、「才能ある子のドラマ」もそのうちの一つです。
この本は古典と言ってもいいし、児童心理学を学ぶ上では必須の本と言ってもいいし、それくらい世界中で読まれています。

ぼくの職業と直接は交わらないけど、若干関係はあるので、いずれ読もうとは思っていました。
内容については、専門家がいろいろと論評していますから、ぼくが何かを言わなくても良いでしょう。

実は今回、この本を購入しようと思い立ったのは、本の翻訳者の方に関心があったからです。
山下公子さん。
アリス・ミラーの本を数多く翻訳しています。
山下さんは、本名を村上公子さんと言います。
そう、ぼくが千葉大学で一般教養課程にいた時、ドイツ語を教えてくれた先生なのです。

ご主人は、科学史で高名な村上陽一郎さん。
この方の本も、ぼくは学生時代に何冊か読みました。
そして村上公子先生は、当時、千葉大の非常勤講師でした。
大変美しい女性で、年齢はぼくら学生とそんなに変わらなかったと思います。
村上先生は無駄話は一切せずに、てきぱきと授業を進めるスタイルでした。
そしてそれが大変分かりやすく、ぼくはメキメキとドイツ語の力を伸ばしていきました。
今でもぼくの本棚には当時使ったドイツ語の教科書があり、細かい字でみっちりとぼくの書き込みがあります。
この教科書を捨てずに今でも持っているのは、村上先生に対する感謝の念が今でもあるからです。

30年前にドイツ語を教えてくれた先生。
一体、村上先生は今どうしているのだろうと、ネットで検索してみると、現在は早稲田大学の教授をしておられ、そしてアリス・ミラーの翻訳を手がけていることを知った訳です。

当然のことながら、村上先生はぼくのことなど、まったく憶えていないと思いますが、ぼくからすると、本当に忘れがたい恩師です。
この教科書は、ぼくが大学院へ進学する時にも、スイスの国際会議に行く際にも再読して勉強したものです。
間違いなく、死ぬまで捨てない1冊でしょう。

剪定でさっぱり2011年06月03日 18時15分55秒

剪定
クリニックがきれいになりました。

見栄えがいいと、見ている方も気分がよくなります。

初老の蹉跌2011年06月04日 00時09分14秒

本を読む習慣は小学3年生の頃から今に至っているが、純文学から離れてノンフィクションを中心に読むようになったのは、大学生の頃と、最近の5年間くらいである。
だが、いくらノンフィクションが好きでも芥川賞・直木賞には関心があり、けっこうな確率で受賞作を読む。
で、西村賢太さんにぶちあたってしまった。

西村さんの私小説は、ほぼ100%が実体験で、だけど、70%くらいが作り話みたいな表現を本人はしていたが、これはとてもよく理解できる。
それはともかく、ぼくは西村さんの本をきっかけに作り話の世界に戻ってしまった。

そこでいくつかの古典を読んだのだけど、面白いことには間違いないのだけど、白々しい。
嘘くさい。
ま、作り話だから当たり前か。

さらに最近、芥川賞を受賞したある作家の本を読んだところ、数ページで投げ出してしまった。
まったく面白くなかったからである。

これは何か、「文学」という芸術性の根本におかしな部分があるのではないだろうか?
音楽だって、絵画だって、自分の好みはあっても「一流」とされているものならば、いかなる作品だって楽しめる。
だけど、文学はそうではない。
文章が気に入らないと、5ページも読むことができない。
音楽や絵画にできて、なぜ、文学にできないのだろうか?

やはりこんなことならば、フィクションには手を出さず、ノンフィクションに舞い戻ろうとした所、なぜか、自分の読みたい本がなくなってしまった。
ノンフィクションで一番面白いのは、人間の本質をえぐり出す作品。だけど、人って(つまりぼくのことね)、長く生きると、人間とはどういう生き物か分かってきてしまう。

「人間にとって最大のストレスは人間」という言葉があるが、まさにその通りだと思う。
そしてこうも思う。
「人間とは、ほっておけば、疑心暗鬼になる生き物」だと。
今の政治を見ていればよく分かるでしょう。

そうすれると、ぼくみたいな初老の人間は何を求めて読書をすればいいのか?
人間なんかに興味を持たないという生き方もある。
家族だけを大事に生きればいいという生き方もある。
金銭的に裕福ならば、それで幸せという生き方もある。

なんで急にこんな風に袋小路に入ったのかよく分からないが、広い意味でぼくが老化したことと関係があるのだろう。
1カ月くらい本を読まないというのも、一つの選択しかも知れない。
この蹉跌をどうやって踏み越えるのか、自分でも興味がある。

カーペットを敷いた2011年06月05日 12時49分32秒

マッツーン号
うちの玄関ホールに置いてあるブリジストンのクロスバイクは「マッツーン号」という名前です。
これまで、マッツーン号はレジャーシートの上に停められて、まあ、ちょっと可哀相でした。

ですが今回、立派なカーペットを用意しました。
安物? いえいえ、これはかなり高いんです。
では高いカーペットをなぜわざわざマッツーン号に?

このカーペットは新居を建てた頃に買ったもの。
値段が高く高級品なのですが、細かい「毛玉」が出るんです。
それが靴下とか衣服に付く。
うちの家内はそういうのを見ると、(以下擬音。ピーーー)になってしまうので、二年間近くも倉庫に仕舞ってあったのです。

そこでいつか、何かに使えないかとぼくはずっとチャンスを待っていた訳です。
今回、夫婦で話し合いをし、懸命に嫁を説得する形で玄関ホールに敷くことができました。
(何とか離縁されないで済んだ)

どうです? きれいでしょう?

先週は、実はぼくはけっこうな風邪で体調が悪く、患者さんには迷惑はかけなかったと思うけど、夜は気管支炎みたいな咳に悩まされていました。
しかし昨日くらいから復活。
今日はリハビリを兼ねて、街の外周を2周、7Kmをマッツーン号で走りました。
自宅に戻ったら風呂がぬるめに沸いてあって、さすがうちの嫁は日本一です。

さて、懸案の折りたたみ自転車ですが、ぼくはBD-1を家内はDahon mu P8を買おうかなとほぼ気持ちが固まってきました。
もし購入したら、まずは自転車を車に積んで、花見川サイクリングロードを走る予定です。

「オール読物」新人賞2011年06月06日 19時33分21秒

オール読物
ぼくの読書はモーリス・ルブランの「アルセーヌ・ルパン」シリーズから始まったと言っていいでしょう。
小学4年生の頃でした。

そして小学6年の時には創元推理文庫をむさぼるように読んでいました。
アガサ・クリスティーやエラリー・クイーンも読んだけど、最も好きな作家は、ヴァン・ダインとディクスン・カーでした。

中学生くらいの頃は、ま、けっこうミステリー小説マニアみたな感じで、日本ではあまり知られていない海外の翻訳作品をハヤカワ・ミステリーで読んだものです。
中学3年の夏休みの国語の宿題で作文を命じられ、400字詰め原稿用紙に360枚の推理小説を書いたこともありました。

しかし、いつしかミステリーとは縁遠くなり、時々、話題作を読んでは、ああ、やっぱりミステリーっていいなと小さく感動する訳です。

でね、死ぬまでに一度はミステリーを書いてみたい。
じゃあ、書いてみればいい。
で、書きました。
400字詰め原稿用紙に87枚。
かかった期間は1週間くらい。
だけど、校正に2カ月くらい。
いやあ、恥ずかしいけど、医療ミステリーです。
「オール読物」新人賞に応募しました。
日本を代表する上質エンターテインメント雑誌です。

もちろん、ペンネームを使用しています。
応募作品は1500くらいになるのでしょうか?
ま、当選なんて夢のまた夢ですね。
従って、この話題に触れることはもう二度とないでしょう。
でも、いいんです。ぼくの人生の思い出。

ちなみに、家内はそこらのミステリーよりもはるかに面白いと誉めてくれました。

ジョブスと一緒に夢の旅2011年06月07日 20時34分08秒

スティーブ・ジョブス
マックユーザーで本当に良かったと思えることは、ユーザーである自分自身がスティーブ・ジョブスと「同時代性」を体感できるからです。

マックの開発から始まり、マックの進化。
iPodによる音楽革命。
iPhoneによる電話の再定義。
そしてiPadという新しいデバイスの発明。

スティーブ・ジョブスの頭の中にある夢がどんどん現実になっていく過程をぼくたちはリアルタイムで同時に体験できる訳です。

そして時代は「クラウド」へ。
さらに新しい領域に入っていきます。

1995年にWindowsを開発したマイクロソフト社は、この時から何の進歩もしていません。
ビジネスマンに必要なOSを作って、はい、それで終了。
何と夢がない。

医者の世界では圧倒的にWindowsユーザーが多いのですが、1日の大半をPCと共に過ごしている人間は、本当に可哀相だと思います。
(ちなみにぼくの電子カルテもWindows。本当に虚しい。だけど、診察机と院長室にはMacが置かれています)

ぼくはジョブスに連れられて、20年以上も一緒に夢の旅をしているような気分で、得をした人生だなと心から思います。
しかしそのスティーブ・ジョブス、体調はあまり良いように見えません。
いつまでもいつまでも元気でいてください。
まだまだ夢の途中です。

R&M BD-1 Standard 2011 スコッチ・ブライトを買った!!2011年06月08日 17時28分22秒

BD-1 Standard スコッチ・ブライトを買った!!
R&M 社のBD-1 Standard を買うことを決心しました。
そして色は限定色のスコッチ・ブライト。
診療が終わってから、蘇我アリオさんへ出かけ、セオサイクルに向かいました。
注文して、届くまでに1週間、いや、2週間・・・・って現物が店頭販売されているじゃないですか!?
そこでお兄さんに、「あのー、BD-1スコッチ・ブライト、下さい!」

バイクの調整に1時間かかると聞いて、その間、家内とアリオさんで買い物。
もちろん、大慌てでお金を下ろしました。
1時間後にお店に戻ると、お姉さんがBD-1の折りたたみ方を教えてくれます。
このお姉さん、誰かに似ていると思ったら、茨城こども病院小児外科の平井みさ子先生にそっくり。ま、いいか。
で、たたみ方は以下の通り。
ちょっと長めの動画ですが、ぜひ、ご覧下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=46lX8L3gUEU

帰宅して早速、街の外周を2周しました。
まず、速い。
小径ということを全然感じない。
前傾はけっこうきつい。
ちょっと肩が凝る感じですが、バイクに足のキック力が伝わる感じ。
ぼくの身長は163センチですが、ぼくより小柄だとちょっと無理が出るかもしれません。
ハンドルはクイック。
悪く言えばグラグラする。
なので、前傾で体重をかけて抑え込む感じ。
8速まで上げると、スピードが出すぎるせいか、挙動がやや不安定になります。
なので、走りやすいのは7速。

マッツーン号と比べると明らかに、車体が良い意味でも悪い意味でも「軽い」。
ちなみにマッツーン号は重さ14Kgのクロスバイク。
BD-1は、わずか11Kgです。
言ってみれば、ターボ付きの軽自動車というところでしょうか?

BD-1、折りたたむとこんな感じ2011年06月09日 19時29分22秒

BD-1、折りたたむとこんな感じ
昨日はBD-1で街を走って、その感触が腕に残っていたのか、朝の布団の中では腕がムズムズしていました。
BD-1に乗って走りたいと、体が叫んでいたのかもしれません。

さて、BD-1の折りたたみは、ちょっと見では大変複雑な印象です。
しかしすぐに慣れます。
ぼくも数回たたんだだけですぐに慣れました。
写真は折りたたまれたBD-1。
これはこれでかっこいいですよね。
Bromptonのような美しさはありませんが、こういった「メカ感」は、男の「子供心」を刺激します。

今日はクリニックが早く終わったら、急いで帰宅してBD-1に乗ろうと思っていました。
しかし、お陰様で(?)クリニックは患者さんが多く、家へ帰った時には薄暗がりでした。
一方、家内は午前中にBD-1で10Km以上を走ったそうです。
やはり最初はやや不安定だったけど、すぐに慣れて軽快に走ったそうです。
ま、じゃじゃ馬ならし、と言ったところでしょう。

明日、金曜日はいつもクリニックが空きます。
夕方は少し走れるかな。

BD-1、禁断症状2011年06月10日 20時32分12秒

クロスバイクとBD-1
明日の土曜日は大雨の予報です。
と言うことは、BD-1で出勤することはできません。
そうなると、次は一体いつ乗れることやら・・・・。
何やら体がムズムズして、これは禁断症状ではないでしょうか?

クリニックが終了したのは18時。
急いで帰宅。
天候は曇天で、薄暗い。
しかし迷っていたら益々暗くなる。
ダッシュで着替えてBD-1で街へ飛び出しました。

町内を小さく回ってこれを3周。
距離はたかだか7Kmくらいでしょうか?
しかし、これでムズムズ感が収まりました。
BD-1は相変わらず「挙動不審」でこれが緊張感があって面白い。

クロスバイクは「マッツーン号」と名付けましたが、BD-1はドイツから来たじゃじゃ馬なので、「ジャーマン号」と命名しましょう。

帰宅してジャーマン号を畳んでマッツーン号の隣へ。
何とも収まりがいいですね。

さて最近は自転車の話ばかりで読書はどうした? という声が聞こえてきそうですが、もちろん、読書量は全然減っていません。
ただ、これぞ!という本に当たっていません。
何か面白い本があったら教えて下さいね。
自転車に乗る時間の分だけ、DVDを観る時間が減りました。
何本か未見のDVDがたまっています。

明日の午後はぜひ晴れて欲しいですね。