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Dahon mu p8 ファイアーレッドがやって来た!2011年06月11日 19時49分46秒

Dahon mu p8
クロスバイク、「マッツーン号」を購入して1カ月になりますが、ぼくが自転車に乗れるのは週に3回。
一方、家内は週に6回、1回につき10Kmのペースで走っています。
ぼくは一々、家内の体重などは聞きませんが、いわゆるダイエット効果は一目瞭然です。
さらに家内は長年、不整脈に苦しんでいますが、バイクに乗ってから不整脈がかなり改善しています。
ま、良いこと尽くめです。

走る場所の範囲を拡大したいため、ぼくはBD-1、「ジャーマン号」を購入しましたが、家内は今日、Dahon mu p8を手に入れました。
燃えるような真っ赤な車体が本当にカッコいいと思います。
そしてDahon特有のフレームのゆるやかなしなり。
何か野生の肉食動物を連想させるような精悍な感じ。
それでいて、Dahonのロゴに表されるような可愛らしさも同時に感じることができます。
折りたたみはこんな感じ。
短いムービーなので、見てみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=lf1gIFw8IM8

お兄さん、ちょっと手間取っていましたが、基本的にとてもシンプルな構造です。

乗った印象はまた後日。
これで家内と二人でサイクリングに出かけることができます。
まずは、車にバイクを積んで。

夢は「輪行」。
いつか、電車で遠くに行きたいです。

BD-1にiPhone42011年06月12日 09時18分37秒

Dahon mu p8 展開したところ
日曜日の朝は、車が少なく快適に自転車で車道を走ることができます。
今朝は、BD-1にiPhone4を取り付けて、ムービーを撮影してみました。
モノレールに沿って、勢い良く。
行きと帰りの画像をYou Tubeにアップしましたので、見て下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=4MtjHtcd7VI

http://www.youtube.com/watch?v=25zyPP5Eu1U

さて、写真はDahon mu p8の展開した画像です。
家内は朝4時50分から15Km走ってきたそうです。

Dahonのタイヤサイズは20インチあります。
BD-1の18インチより一回り大きい。
乗る前は、2インチの差が出るだろうと予測していたのですが、それはあまり無かった。
つまり20インチであっても、26インチのクロスバイクと比べてしまえばどうしても不安定感があります。
Dahonはハンドルの高さを変えることができるので、前傾の程度を自分の好みに合わせることができます。
ただ、BD-1に比べると、サドルとハンドルがやや近いので、スポーツライクな走りには限界があるでしょう。
ハンドルのグリップが平べったくなっているので、楽に手の平を乗せることができて、これは大変よろしい。

家内の身長はぼくよりやや低いので、Dahonはベストの選択でしょう。
(でも、手足の長さは同じかな??)

ぼくは昼前に、Dahonを借りて、町内をゆっくりと2周してきました。
気分上々です。

そう言うあなたはどうなの?2011年06月13日 19時27分16秒

日本で現在最も世界的に名の知られた作家、村上春樹さん。
その村上さんがスペインで講演し、福島原発の事故に触れて「日本人は核にノーと言い続けるべきだった」と発言しています。
彼の主張は、日本社会が「効率化」を追求するあまり、自分たちの手で国を破壊してしまったということらしいです。

作家は作家らしく本を書いていれば良いのに、なぜこういった政治的発言をするのかぼくにはよく分かりません。
だが、多くの人は彼の発言を聞けばカッコいいと思うでしょう。
しかし原発問題に関して発言を続けて来た人々からみれば、村上さんの発言は、幼稚に過ぎて耳を傾ける価値もありません。

村上さんは「日本人は核にノーと言い続けるべきだった」と今頃になって主張しますが、そういうあなたはどうなんですか?
「ノー」と言い続けましたか?

このブログを読んでいる若い人たちは知らないでしょうが、ぼくが大学生だった頃は、原発を推進しようとする自民党と、これに反対する社会党や共産党、そして市民運動の壮絶な闘いがあったのです。
原発がなぜ必要かという問題を突き詰めていけば、経済とは何か? 資本主義とは何か? という問いにぶつかります。
その当時は、「核にノーと言い続け」た日本人もたくさんいたのです。
しかしそういう主張をする人間は、日本という国家の主流から弾き出されて、マイナーな生き方を選ぶしかなくなります。
体制側、エスタブリッシュメントと闘うというのはそういうことです。

村上さんは商売として本を書き、日本で最も本を売ることができる超ベストセラー作家で、彼の年収はぼくの100倍くらいかもしれません。
日本を代表する大金持ちでしょう。
その彼が、資本主義社会の根本を揺るがすような「行動」に出るなんて絶対にあり得ないと断言しておきましょう。

以前、彼は自身のことを壁にぶつかって潰れる卵にたとえていましたが、この発言も今回の「原発批判」とよく似ています。
体制を批判する振りをして、その実、資本主義社会の山の上に立っているのは、見る人が見れば、ただのマンガです。

チェーンが滑る・外れる2011年06月14日 20時45分44秒

BD-1とDahon mu p8
BD-1「ジャーマン号」を買って、まだ1週間も経っていないことにちょっと驚きます。
今日はクリニックの診療を18時に終わらせて、帰宅して街を7Km走りました。
バイクはすっかりぼくの体に馴染んだ感じがあり、椅子の高さや前傾の取り方など、体に負担が無く、安定し、そしてスピードが出る加減が分かってきました。

ですがちょっと困るのが、8段変速器。
思い通りに変速してくれなくて、変なタイミングでチェーンが滑るのです。
自転車のベテランの人ならば、簡単に解決できるのでしょう。
しかし初心者のぼくにはどうすればいいか分かりません。
購入してから2カ月くらい経ったら、お店で点検を受けることになっているので、それまで我慢かな?
それとも、今週にでも見てもらおうか?

一方、家内の「Dahon赤号」は、今朝、走行中にチェーンが外れてしまったそうです。
うーん。
こういうことってよくあるのでしょうか?

ブリジストンのクロスバイク「マッツーン号」は200Km走りましたが、変速器とチェーンのトラブルは一度もありません。
どうなんでしょう??

さて、写真はうちの玄関ホール。
自転車置き場と化しています。
写真をクリニックして拡大してご覧になってください。
どれもいい自転車ですが、ぼくはやっぱりBD-1が可愛いな。

大学病院までBD-1で通勤する2011年06月15日 20時11分41秒

リーゼ・ウント・ミューラー
今朝は迷いに迷って、自転車で大学病院まで行きました。
愛車BD-1「ジャーマン号」です。

ぼくが住んでいる街と大学病院の間に「都町」という場所があり、ここの坂が強烈なんです。
3日前の日曜日にもパルコに行くためにこの坂を越えたばかりです。
やや筋肉痛が残る。
あまり無理をすると筋肉を痛めてしまう心配が。

でも実は、それ以上に「坂」が嫌な理由は「下り」にあります。
猛スピードで滑っていくあの感覚。
あれが嫌い。
はっきり言って怖い。

迷った挙げ句、外気がとても涼しいこともあり、BD-1で通勤しました。
大学病院に到着すると、そこは「坂」でなく「山」です。
そうなんです。
千葉大病院は「亥鼻山」の上に建っているんです。
で、この山をどうしたかというと、全然無理はしません。
歩いて登りました。

そう言えば、医学部の学生時代、ママチャリのカゴに電話帳みたいに分厚い解剖学の教科書を2冊も乗せて、「山」を毎日のように登ったものです。
ありゃあ、もう、できないなあ。

患者さんを診察して、
自分自身の診察を受けて、
仕事の打ち合わせ(小児がんフォローアップの国家プロジェクト!)をして、
それからジャーマン号で帰宅しました。
お風呂に入ってさっぱりです!

死ぬまで辞めないで、菅総理!2011年06月16日 21時01分03秒

未曾有の大災害にあっても、被災者支援よりも権力闘争に明け暮れる日本の政治家たち。
これはもしかしたら、何か日本人の精神性の深いところに関わる現象なのかもしれませんね。

菅さんは四面楚歌とか言うか、前からも後ろからも矢が飛んでくると言うか、ありとあらゆる日本人が「辞めろ、辞めろ!」の大コールです。
自民党や公明党は言うに及ばず、官房副長官や民主党幹事長までもが菅さんを引きずり下ろそうとしています。
前の総理大臣は自分のことを棚に上げて、現職の総理大臣を「ペテン師」呼ばわりしています。笑えます。

新聞には次の総理大臣の候補が誰とか彼とか。
うーん、つまり日本人って政局好き?
建前では、総理大臣が1年でコロコロ変わるようでは外国からも信頼されないし、安定した中長期の施策が打てない・・・と言いながら、実は総理がコロコロ変わる方が面白いと内心思っているのでは?

だけど、菅さんは辞任に値するほどダメな総理大臣でしょうか?
こうやって「粘り腰」で総理を続けていること自体が、安倍なんとか、福田なんとか、という無責任な男たちより100倍もマシでしょう。

支持率が20%しかなくて、日本中から辞めろと言われまくる総理なんてそうはいません。
へそ曲がりなぼくは熱烈に応援します。

原発が冷温停止する2012年1月まで、などと言わないで、菅さん、死ぬまで総理を続けて下さい。
そのうち、支持率が10%くらいになっちゃうかも。
それって天皇制の非支持率と同じくらいですから、そこらあたりまで、当面は頑張りましょうかね。

だけどまあ、自民党の戦略のお粗末さ。
菅さんに、「二次補正予算」や「国会会期延長」を迫っていたため、全部それが逆手に取られて、菅さんは悠々と総理を続けています。
本当にダメな人たちの集まりです。
河野太郎さんあたりが何かを変えてくれるかもしれないけど。
本当は、自民党の人たちはぼくみたいなへそ曲がり集団で、菅さんが好きなのかも知れませんね。

がんばれ、菅さん!

「命のカレンダー」にサインを求められる2011年06月17日 22時44分15秒

2008年に出版した「命のカレンダー 小児固形がんと闘う」(講談社)は、今でも細々と売れている気配です。

今日、某有名製薬会社の営業ガールから、拙著にサインを求められました。

この本に登場するのは11人の子ども。
一人一人が忘れられない子どもたちです。
ですが、この本を書くきっかけとなった子どもと言えば、それは第4章に登場する夏美ちゃん以外に考えられません。

夏美ちゃんの闘病は本当に辛かった。
こんな悪性の病気があるのかと思うほど、凄まじいスピードで病気が進行していく。
いくら知恵を絞っても、病気を治す方法が浮かばない。
残された命がどれほどあるのかとぼくたちが思っても、ご両親は最後の最後まで夏美ちゃんが助かることだけを念じて祈っている。

その強烈なプレッシャーに、ぼくは毎日、胃を抑えながら通勤しました。
たぶん、胃潰瘍になっていたのでしょう。
その時に思ったものです。

ああ、もっと普通の人生だってあったはずだと。
いえ、その生き方が嫌だと言っている訳ではありません。
でも普通とは違う世界がこの世にはあって、ぼくはそこに嵌り込んで抜けることができないと思ったのです。
そして、こういう世界がこの世にはあることを、いつか何かの方法で世間に伝えなければいけないと思ったのです。

そういう経験をして、良かったかと聞かれれば、ぼくは人間として根が深くなったと思うので悪くなかったと思います。
だけど、夏美ちゃんの魂は今、どこにあって、夏美ちゃんのきょうだいは今どういう思いで生きているのか、それは大変気になります。

本を書くにあたってご両親とはコンタクトを取りました。
会話も交わしました。
しかしある意味は言葉は必要無かったというか、すべてがお互いに心が通じ合っていたような気がします。

ぼくの人生があと何十年か知りませんが、死ぬまで、いえ、死ぬ瞬間まで忘れられない子どもです。

すーっと行ってしまう、うちの嫁はん2011年06月19日 19時35分38秒

梅雨とは言え、毎日、朝から晩まで雨が降っている訳ではありません。
家内は日曜日になると朝4時くらいから、自転車でワクワクして起きてしまうそうです。
しかし今日はさすがに朝から雨。
だけど、8時には曇天になっていました。
で、早速12Kmを走ってきたそうです。

ぼくは今朝、ちょっと体調が悪く、今日は休輪日かな? と思っていました。
ですがランチを食べた頃からすっかり元気になって、やはり走らないことには収まりがつきません。

で、どうせならということで、家内と一緒に街の外周を走りました。
家内はファイアーレッドのDahon号。
ぼくは、BD-1「ジャーマン号」。
当然、BD-1の方がスピードが出るので、置いてきぼりでは可哀相なので、先に行っていいよと、家内に先行を促しました。
実はね、二人で一緒に走るのは、15年前に新婚旅行で知床半島を走って以来!

で、彼女は「すーっ」と行ってしまう。
早い、早い。
追いつくのは容易ではありません。
そんなに前傾姿勢ではないのだけど、「しれーっ」と行ってしまうのです。
その早さにびっくりです。

家内は8km、ぼくは10Km走って今日は終了。
走った後の風呂は爽快です。
自転車を買って1ヶ月半。
家内はもう300Km走ったそうです。

ぼくも毎日でも通勤に自転車を使いたいのですが、道路事情がね・・・。
ちょっと考えてみます。

映画「ソーシャル・ネットワーク」を観た2011年06月20日 20時01分28秒

ソーシャル・ネットワーク
DVDで鑑賞しました。
ここでいうソーシャル・ネットワークとは、facebookのこと。
みなさんは、facebook、ご存知ですよね?

もちろん、ぼくもfacebookに登録しており、友人・知人・親友・畏友・兄弟と楽しい会話を交わしています。

東北大震災の発生直後には、携帯電話が全然通じなくなりましたが、facebookによる交信は可能でした。
ぼくの友人のご夫婦(共働き)は、facebookで連絡を取り合っていました。

ユーザーは現在、世界で5億人。
チュニジアやエジプトの民主革命は、facebookなしではあり得なかったと言われています。
創業者のマーク・ザッカーバーグは、世界で最も若い億万長者です。
機械オンチのぼくには、考えられない凄い才能です。

さて、映画はどうかというと、120分を一気に観てしまったので、面白かったのでしょう。
だけど、なぜ、時系列をああいう形式で描かなければならなかったのか、それが分からない。
もっと単純に素直に、つまりドキュメント形式で描いたほうが、さらに面白かったのではないか?
そして時系列をああしてしまうことで、監督さんは何をテーマにしたかったのか、観るものに混乱を与えます。

マーク・ザッカーバーグの天才を描きたかったのか?
創業者同士の人間関係のもつれをえがきたかったのか?
それともそうでない何か?

まあ、おすすめ映画の範疇に入りますが、「?」の残る作品でした。

人生は、背中を向けると、逃げざるを得ない2011年06月21日 20時56分09秒

今日は診療をやっていて、ちょっと考え込んでしまいました。

すべて千葉大小児外科に関連する患者さんに関することです。

最初の患者さんは・・・・・話が長くややこしいので、割愛。

次の患者さんは、小児がんを克服した子ども。
拙著「命のダイアリー」にも書きましたが、お腹の傷や、もろもろの後遺症を、からかう同級生がいる。
いや、からかっているのではなく、単に「それ何?」と興味本位で聞いているのかもしれません。
しかしこういうことは、周囲に伝染し、集団のいじめに発展しないとも限りません。

がんを克服した子どもは、「選ばれし人間」なのですから、おおいにそれを自慢して欲しい。
傷を、恥ずかしいものだと思って、背中を向けて隠そうとすると、暴こうとする人間はかさにかかって迫ってきます。
そうすると、逃げざるを得なくなります。

人生は、逃げるか、闘うか、どちらかしかないのです。
口の軽い軽率な人間、何でも思ったことを口にしてしまい、人を傷つける人間。
こういう人間は、子どもにも大人にもいます。

社会の中で生きていくと、そういう人間に時々出会います。
ぼくは、逃げるか、闘うかと聞かれれば、闘う人間ですから、妥協はしないことにしています。

最後の患者さんは、現代の医療でも治せないお子さん。
自宅で酸素を使って6歳まで元気でした。
この4月からは、特別支援学校に行くことも決まっており、本人はそれをとても楽しみにしていたそうです。
それが3月に急変して、急逝。
あまりにも悲しすぎて涙も出ません。
お母様からは、大学時代にはお世話になりましたと、頭を下げられましたが、いや、ぼくなどは何も出来ませんでした。
魂が安らかに天国に昇っていくことを、それだけを祈っています。