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朝日新聞取材拒否2012年10月18日 22時27分57秒

大阪市の市長さんが、朝日新聞の取材を拒否しています。
理由は、週刊朝日に書かれた、この市長さんの評伝が気に入らないからだそうです。

書いたのは佐野眞一さん。
先日、ぼくがインタビューした大宅賞作家です。
インタビューが終わった後の雑談で、現在取材中の内容をいろいろと教えてくれましたが、この市長さんの話はありませんでした。
密かに取材を積み重ねていたのでしょう。

さて、今回の取材拒否は話がややこしく過ぎて、何と言ったらいいかよく分かりません。
週刊朝日の内容が気に入らないから、朝日新聞の取材を拒否するというのは、完全に政治的な行動だと思います。

問題は週刊朝日の記事の内容。
市長さんの名誉が傷つけられているのであれば、堂々と週刊朝日か佐野さんに対峙すればいいと思います。
政治的なスタンドプレーをする必要は一切ありません。

でも、当の週刊朝日は、すでに一部、謝罪のコメントを出しているようです。
こんなに簡単に折れてしまうならば、なぜ記事にしたのでしょうか?
佐野さんは信念を持って今後も書くのではないかと予測します。

ここから先は一般論です。
やはり相手が公人と言えども、その人の出自や血脈を暴くのはよろしくないと思います。
(ただし、市長さんが言うような、ナチズムとか血脈主義とか、そういったコメントはこれまた政治的で、大変大雑把な議論で聞いてられません)
しかし、ぼくは詳しく存じ上げませんが、この市長さんは自分の出自に関して公的なところで話しているのではないでしょうか?

だから法廷論争に耐えうるレベルで、どこの記述が名誉を毀損しているのか、あるいは隠していたことを暴露されたのか、理詰めで話して欲しいものです。

そういうぼく自身がこの記事を読んでいませんから、早速、ネット書店で購入しました。

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