アクセスカウンター
アクセスカウンター

積ん読・乱読・捨てとく2009年09月15日 23時01分48秒

こういったブログを書いていると、「たくさん本を読んでいますね」と言われたりします。
僕は本を読むスピードがあまり速くないのですが、ま、それでも1年間に100冊くらいの本を読みます。

そこで皆さんに、僕の本の読み方を紹介しましょう。

まず1番大事なことは、「本を選ぼう」と思わないことです。
読書というのは言ってみれば「出会い」。
最初から面白い本だけを選んで、「はずれ」が無いように本を満喫したい、、、そんな風にはいきません。

積ん読・乱読は当たり前。
本は1冊に対価を払うものではありません。
「読書」に対してお金を払うのです。
従って、読み始めて自分に合わない本だと悟ったら、さっさと読むのを辞めてしまいます。
僕はもう40代後半。
残された人生は短い。
だったら、楽しい本だけを読んでいればいいんです。
そうなると「捨てる」本が出てくるのですが、そこでもったいないと思ってはいけません。
その本にお金を払ったのではありません。
読書という趣味にお金を払っているのですから。

そうして自分に合った面白い本だけを読んでいると、その中に数年に1冊、「出会い」があります。
自分の人生の水面に波紋を放つような1冊です。
これがいい。

さて、読んだ本はどうするか?
これが本当に悩ましい。
なんどか、ブログに書いていますが、やむを得ず捨てることになります。
僕はプロの物書きではありませんから、本を保管するスペースが無いのです。
これまでに捨てた本は大型段ボール箱に20個くらいでしょうか?
売った本もありますが、二束三文なんですよね。
しかし中には絶版になった、今となっては貴重な本もあります。
これは悲しい・・・・。

自分の残りの人生を考えると、もう1冊だって本は捨てたくありません。
そこで、家をちょっといじって、書斎を造ることにしました。
ま、穴蔵みたいな部屋で壁一面本棚。
リタイアしたら、そこで死ぬまで本を読みたいな。

映画鑑賞も僕の長年の趣味なのですが、時間は無制限にはありません。
残念ながら「映画」という趣味は捨てることになりそうです。