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「命のダイアリー 小児がんを乗り越えた少年・少女たち」2009年09月24日 22時32分19秒

昨日のブログに書いたように、9月28日に本を出版する予定です。
タイトルは「命のダイアリー 小児がんを乗り越えた少年・少女たち」
講談社から税込み1680円です。

講談社のメールマガジンには、「著者からの紹介」として僕の文章が載っています。
これを以下に転載しましょう。

* * * * * * * * * *
小児がん。
それは私たちの身の回りには見られない病気です。
ところが、子どもの病死の原因として最も多い病気なのです。
かつては不治の病とされましたが、現在では70%の子どもたちが治る時代となりました。
この子どもたちは、いかに病気と闘い、乗り越え、今を生きているのでしょうか?

私は小児外科医としてこれまでに203人の小児がんの治療に関わり、そして、がんを克服した子どもたちの今を支えています。
この子たちは治療の結果、命を手に入れましたが、その過程では多くのものを失っています。
しかし、今ある命をそのままに受け容れて、不安の闇の先にある光を見据えて生きています。
私は20年に及ぶ過去の記憶の中から、子どもたちの表情やしぐさ、そして子どもを支えるご両親の姿を丹念に拾い上げて描いてみました。

生きるということ、ただそれだけのことがどれだけ困難で、また同時に尊いものであるかを、がんを乗り越えた7人の子どもたちの姿を通して表現したいと思います。

* * * * * * * * * *

いかがでしょうか?
興味を持たれた方は、ぜひ、本書を手に取ってみてください。