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みんな野球小僧だった2023年03月22日 20時15分10秒

家族でWBCをテレビで観ました。
すると次女(20)が野球のルールを全く知らないのでちょっと驚きました。
ストライクも知りませんでした。
まあ、それは当然かもしれません。
今の子どもたちには、「野球をやる」という娯楽が存在しません。
テレビ中継もなくなってしまいました。
娯楽自体が多様化したし、スポーツそのものも多様化しました。

ぼくが小学生の頃、みんなでやる娯楽といえば野球でした。
昭和40年代の東京都にぼくは育ちましたが、東京といっても山手線の外側は全くの田舎で、ぼくの住んでいた地域にも、畑とか川とか森とかがありました。
そして「原っぱ」がありました。
今にして思うとあの「原っぱ」は誰の所有地だったのかな?
とにかくだだっぴろい「原っぱ」がいくつもありました。

そういう場所を(もちろん無断で)使って野球をやるんですね。
小学生の3〜4年の頃が一番多かったかな。週末が近づくと、隣りのクラスの男子たちがやってきて、試合を申し込まれるんです。
で、うちのクラスは野球をやりたい「野球小僧」を9人揃えるんですね。
すぐに集まりますよ、みんな野球小僧でしたから。
夢中になってやりました。

テレビだってスポーツ中継といえば野球だけです。
(東京12チャンネルに『ダイヤモンド・サッカー』というのは一応あった)
だから男子で野球のルールを知らないなんてあり得ません。
女子も家族のテレビ観戦に付き合わされるので、ルールを覚えてしまいます。
うちの妻もちゃんとルールを知っていますよ。
そういう時代です。

今回のWBCを見ていて感じますが、野球は世界レベルでみればまだまだマイナーな競技です。
参加国も少ないし、一次リーグのレベルはかなり低かった。
WBC が、世界規模の人気の原動力になってくれればいいのですが、それはアメリカ次第でしょう。
今回の大会も有力な投手はみんな出場辞退です。これではちょっと・・・。
やはり公式リーグ戦が優先されているのは間違いありません。
これはアメリカにとって大きな課題ですね。

さて、野球小僧だったぼくは今でも野球が大好きです。
野球って日本人のメンタリティーによく合うんじゃないかな。
団体競技であると同時に、ピッチャーとバッターの1対1の対決でもありますよね。
今日はまさにそれで、大谷翔平とマイク・トラウトの真剣勝負には本当に痺れました。
このシナリオは誰が書いたんでしょうね(笑)。
野球の神様しかいませんね。

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