プレジデントオンライン に登場① ― 2026年05月10日 20時08分02秒
プレジデントに登場しました。
抜粋記事です。明日、②が出る予定です。
中学校に行く直前、スカートが穿けないと打ち明けられました。
すべてはここから始まりました。
よかったら読んでみてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わが子が制服のスカートを「穿けないの」…「家に帰るまでトイレは我慢」子どもの"苦悩"を知った小児科医の行動
https://president.jp/articles/-/112334
抜粋記事です。明日、②が出る予定です。
中学校に行く直前、スカートが穿けないと打ち明けられました。
すべてはここから始まりました。
よかったら読んでみてください。
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わが子が制服のスカートを「穿けないの」…「家に帰るまでトイレは我慢」子どもの"苦悩"を知った小児科医の行動
https://president.jp/articles/-/112334
ノンフィクションをどう書くか ― 2026年05月10日 16時21分33秒
残念なノンフィクションは最初の1ページですぐにわかる。
ノンフィクションで最も大事なのは「人称」である。
「人称」が揺らぐと、そのノンフィクションはクオリティーが落ちる。
一人称で書くノンフィクションは、ルポルタージュ(報告文学)とも言われる。
私が(そこへ)行った。私が(そこで)見た。私が(そこで)感じた。私が(そこで)聞いた、語った。
では、そこにいた太郎はどう思ったのか?
それはインタビューで表現すればいい。
Q & A を使うのである。
この一人称形式はノンフィクションとして最も嘘がない。
ただし、やや物語性に欠けるため、作品によってはやや面白みに欠ける。
物語性を出すためには三人称で書くことである。
私が、太郎からインタビューで膨大な量の話を聞き出す。それをそのまま文にしないで、太郎から見た世界を再現するのである。
「太郎はその光景を見て、心から感動した」というふうに語るのである。
では、太郎の他にも二郎が物語に登場するとしたら? それはもう神の視点を使うしかない。
「太郎は立ちすくんでじっと考えていた。同じ頃、はるか遠くで二郎はさっそく行動を起こしていた」、、、こんな感じ。
こうなると、かなり物語性が強く、ノンフィクションとしての正確性・取材の忠実性が怪しくなることがある。
たとえば、「2020年の冬、新宿の繁華街はいつになくひっそりしていた」と書いた場合、これは誰がそう断じているのだろうか。
この言ってみればナレーションみたいな文章は、完全に神の視点である。
一人称で書くなら、こうなる。
「2020年の冬、私は新宿の繁華街に行った。人が少ない。いつもはこんなふうではない。例年はもっと路上に人が溢れている」
神の視点で書くことを完全には否定しないが、ドラマのナーレーションみたいに状況を説明するのに使うことはノンフィクションではやめた方がいい。
自分で取材して(見て、聞いて、考えて)、その結果を表現するなら、生のデータを出すべきである。
特に、一人称と神の視点が混ざるノンフィクションは非常に読みにくいし、面白さを削がれる。
ノンフィクションは「フィクションではない」ことが定義なのだから、表現内容が事実であることを読書に証明しなければならない。
ナレーションが入り、神の視点が強くなると、「本当に直に取材したのか?」と疑問が生まれる。
こういう書き方はどうかと思う。
ぼくは別の道でノンフィクションを書く。
ノンフィクションで最も大事なのは「人称」である。
「人称」が揺らぐと、そのノンフィクションはクオリティーが落ちる。
一人称で書くノンフィクションは、ルポルタージュ(報告文学)とも言われる。
私が(そこへ)行った。私が(そこで)見た。私が(そこで)感じた。私が(そこで)聞いた、語った。
では、そこにいた太郎はどう思ったのか?
それはインタビューで表現すればいい。
Q & A を使うのである。
この一人称形式はノンフィクションとして最も嘘がない。
ただし、やや物語性に欠けるため、作品によってはやや面白みに欠ける。
物語性を出すためには三人称で書くことである。
私が、太郎からインタビューで膨大な量の話を聞き出す。それをそのまま文にしないで、太郎から見た世界を再現するのである。
「太郎はその光景を見て、心から感動した」というふうに語るのである。
では、太郎の他にも二郎が物語に登場するとしたら? それはもう神の視点を使うしかない。
「太郎は立ちすくんでじっと考えていた。同じ頃、はるか遠くで二郎はさっそく行動を起こしていた」、、、こんな感じ。
こうなると、かなり物語性が強く、ノンフィクションとしての正確性・取材の忠実性が怪しくなることがある。
たとえば、「2020年の冬、新宿の繁華街はいつになくひっそりしていた」と書いた場合、これは誰がそう断じているのだろうか。
この言ってみればナレーションみたいな文章は、完全に神の視点である。
一人称で書くなら、こうなる。
「2020年の冬、私は新宿の繁華街に行った。人が少ない。いつもはこんなふうではない。例年はもっと路上に人が溢れている」
神の視点で書くことを完全には否定しないが、ドラマのナーレーションみたいに状況を説明するのに使うことはノンフィクションではやめた方がいい。
自分で取材して(見て、聞いて、考えて)、その結果を表現するなら、生のデータを出すべきである。
特に、一人称と神の視点が混ざるノンフィクションは非常に読みにくいし、面白さを削がれる。
ノンフィクションは「フィクションではない」ことが定義なのだから、表現内容が事実であることを読書に証明しなければならない。
ナレーションが入り、神の視点が強くなると、「本当に直に取材したのか?」と疑問が生まれる。
こういう書き方はどうかと思う。
ぼくは別の道でノンフィクションを書く。
遺伝子‐親密なる人類史‐ 上 (ハヤカワ文庫NF) シッダールタ ムカジー (著), 田中 文 (翻訳) ― 2026年05月09日 21時28分32秒
読むのに3週間かかりました(笑)。
優生思想の話は必要あったのかな?と思います。
最後の組み換え遺伝子技術によるタンパク質製造の競争の話はエキサイティングでおもしろかったです。
優生思想の話は必要あったのかな?と思います。
最後の組み換え遺伝子技術によるタンパク質製造の競争の話はエキサイティングでおもしろかったです。
今朝の朝日新聞 ― 2026年05月09日 15時07分35秒
ダ・ヴィンチに登場! ― 2026年05月08日 08時48分47秒
本日発売『性別違和に生まれて』(中央公論新社)。
ダ・ヴィンチの書評欄に登場しました! ご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
卒業式に学ランを着た娘。戸惑いながらも試行錯誤し寄り添い続けた、小児科医の父と子の23年『性別違和に生まれて』
【書評】 ダ・ヴィンチWeb
https://ddnavi.com/article/1343369/ via @d_davinci
ダ・ヴィンチの書評欄に登場しました! ご覧ください。
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卒業式に学ランを着た娘。戸惑いながらも試行錯誤し寄り添い続けた、小児科医の父と子の23年『性別違和に生まれて』
【書評】 ダ・ヴィンチWeb
https://ddnavi.com/article/1343369/ via @d_davinci
蔦屋書店@イオンモール幕張新都心 ― 2026年05月07日 21時02分37秒
『性別違和に生まれて 父と子で綴った23年』(中央公論新社)。
明日、8日(金)発売です。
↓ ここから予約できます。
https://amzn.to/4tWUCzl
写真は、「松永の本」コーナー。
蔦屋書店@イオンモール幕張新都心。新著が山盛りです。
ぜひ、読んでみてください。
明日、8日(金)発売です。
↓ ここから予約できます。
https://amzn.to/4tWUCzl
写真は、「松永の本」コーナー。
蔦屋書店@イオンモール幕張新都心。新著が山盛りです。
ぜひ、読んでみてください。
トランスジェンダーQ&A: 素朴な疑問が浮かんだら (高井ゆと里, 周司あきら) ― 2026年05月04日 23時24分28秒
以前に読んだ本ですが、読み返してみました。
トランスジェンダーやノンバイナリー(Xジェンダー)を理解する上で、非常に優れた本です。
筆者たちは、この本の前に『トランスジェンダー入門』(集英社新書)という本を書いていますが、前著に劣らずトランスジェンダーの苦しさを余すことなく丁寧に語っています。
Q&Aの形で「素朴な疑問」に対する答えを綴っているのですが、実はこの「素朴な」という問いかけが全然「素朴」ではないという指摘が非常に鋭いと思います。
トランスジェンダーは超マイナーな存在で、社会から排除され、差別され、忌避されています。
学校には行けず、就職できず、そのため貧困で、メンタルをやられて自殺を企図します。
これだけしんどいのに、素朴な疑問として、公衆浴場の女湯に「自分は女だ!」という男性が入ってくることが許されていいのかと、定番のトランスヘイトが飛んできます。
問題の本質を見てください。
ぼくはよく、新聞記者さんから、どんな社会になってほしいですか、と聞かれます。
人が人として大切にされる社会、それがぼくの答えです。
特例法という法律があって、トランスジェンダーの人が戸籍上の性別を変えるとき、要件があります。
この要件が、欧米と比べて日本は異常に厳しいのです。
その一つは「子どもがいない」こと。親の性別が変わったら子どもが混乱するという理屈ですね。
これはバカみたいな話で、親はもうすでに別の性で生活をしているのですよ。
ただ、戸籍という書類を変更したいために申し立てるわけです。
なんで子どもが混乱するのでしょうか?
それから結婚していないこと。性を変更したら同性婚になってしまうから。
そんなの自由でしょ?
そして生殖能力を失っていること。性別適合手術ですね。
こんなもん優生保護法における不妊手術と同じですよ。人権侵害です。
要は、国家が、家族とはこうあるべきという思想を個人に押し付けているわけです。
でもね、国家なんて本当は存在しないんです。幻みたいなものです。
日本という国家に存在するのは、「国境線」と日本国民という「人」だけです。
じゃあ、国家の思想とは何かというと、それは保守とか右翼とか呼ばれる政治家の個人的な考え方です。
そういう連中が自分の考え方を、マイノリティーに押し付けているだけです。
踏みつけて屈服させているわけです。
同性婚も認めない、選択的夫婦別姓も認めない。
そんな国は世界で日本だけです。
世界の中心から遠く離れて辺境に取り残された国、それが日本です。
そういうことが大変よく理解できる本です。
みなさんも読んでみてください。
トランスジェンダーやノンバイナリー(Xジェンダー)を理解する上で、非常に優れた本です。
筆者たちは、この本の前に『トランスジェンダー入門』(集英社新書)という本を書いていますが、前著に劣らずトランスジェンダーの苦しさを余すことなく丁寧に語っています。
Q&Aの形で「素朴な疑問」に対する答えを綴っているのですが、実はこの「素朴な」という問いかけが全然「素朴」ではないという指摘が非常に鋭いと思います。
トランスジェンダーは超マイナーな存在で、社会から排除され、差別され、忌避されています。
学校には行けず、就職できず、そのため貧困で、メンタルをやられて自殺を企図します。
これだけしんどいのに、素朴な疑問として、公衆浴場の女湯に「自分は女だ!」という男性が入ってくることが許されていいのかと、定番のトランスヘイトが飛んできます。
問題の本質を見てください。
ぼくはよく、新聞記者さんから、どんな社会になってほしいですか、と聞かれます。
人が人として大切にされる社会、それがぼくの答えです。
特例法という法律があって、トランスジェンダーの人が戸籍上の性別を変えるとき、要件があります。
この要件が、欧米と比べて日本は異常に厳しいのです。
その一つは「子どもがいない」こと。親の性別が変わったら子どもが混乱するという理屈ですね。
これはバカみたいな話で、親はもうすでに別の性で生活をしているのですよ。
ただ、戸籍という書類を変更したいために申し立てるわけです。
なんで子どもが混乱するのでしょうか?
それから結婚していないこと。性を変更したら同性婚になってしまうから。
そんなの自由でしょ?
そして生殖能力を失っていること。性別適合手術ですね。
こんなもん優生保護法における不妊手術と同じですよ。人権侵害です。
要は、国家が、家族とはこうあるべきという思想を個人に押し付けているわけです。
でもね、国家なんて本当は存在しないんです。幻みたいなものです。
日本という国家に存在するのは、「国境線」と日本国民という「人」だけです。
じゃあ、国家の思想とは何かというと、それは保守とか右翼とか呼ばれる政治家の個人的な考え方です。
そういう連中が自分の考え方を、マイノリティーに押し付けているだけです。
踏みつけて屈服させているわけです。
同性婚も認めない、選択的夫婦別姓も認めない。
そんな国は世界で日本だけです。
世界の中心から遠く離れて辺境に取り残された国、それが日本です。
そういうことが大変よく理解できる本です。
みなさんも読んでみてください。
LGBTを読みとく ─クィア・スタディーズ入門(森山 至貴) ― 2026年05月04日 23時17分45秒
かなり以前に読んだ本ですが、仕事のつごうで読み返しました。
多くの人に勧められる本を探しているところなので。
クィアという概念はかなり幅もあり、簡単ではないので、初心者にはちょっと難しい本かな。
文系の人が、文系の人のために書いた本ですし、読者にかなりの知的レベルを要求している感じがします。
Amazon の評価はメチャ高いのですが、あまり一般向けではないかもしれません。
多くの人に勧められる本を探しているところなので。
クィアという概念はかなり幅もあり、簡単ではないので、初心者にはちょっと難しい本かな。
文系の人が、文系の人のために書いた本ですし、読者にかなりの知的レベルを要求している感じがします。
Amazon の評価はメチャ高いのですが、あまり一般向けではないかもしれません。
東京新聞から取材を受けました ― 2026年04月28日 20時33分27秒
東京新聞から取材を受けました。
「こちら特報部」という大型コーナーです。
テーマはもちろん、『性別違和に生まれて 父と子で綴った23年』(中央公論新社)を巡ってです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/484571?rct=tokuhou
うちの子もインタビューに答えています。
有料サイトですが、ほぼ全文無料で閲覧できますので、興味のある方は、ぜひ、ご覧になってください。
「こちら特報部」という大型コーナーです。
テーマはもちろん、『性別違和に生まれて 父と子で綴った23年』(中央公論新社)を巡ってです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/484571?rct=tokuhou
うちの子もインタビューに答えています。
有料サイトですが、ほぼ全文無料で閲覧できますので、興味のある方は、ぜひ、ご覧になってください。
スローニュースに書評が出ました ― 2026年04月28日 19時54分06秒
発売前なんですが、スローニュースに書評が出ました。
『性別違和に生まれて』についてです。
スローニュースとは「じっくりと取材や思考を重ねた良質なコンテンツで、誰もがもつ先入観(バイアス)を壊す。炎のような情熱と、事実をありのままに見る冷静さで常識や偏見をひっくり返す。そんな創り手とつながるコミュニティ」というメディア。
業界では大変有名ですね。
https://slownews.com/n/nc02c10088fb0
短い文章なんですけど、本質がしっかり書いてあって、さすがだと思いました。
『性別違和に生まれて』についてです。
スローニュースとは「じっくりと取材や思考を重ねた良質なコンテンツで、誰もがもつ先入観(バイアス)を壊す。炎のような情熱と、事実をありのままに見る冷静さで常識や偏見をひっくり返す。そんな創り手とつながるコミュニティ」というメディア。
業界では大変有名ですね。
https://slownews.com/n/nc02c10088fb0
短い文章なんですけど、本質がしっかり書いてあって、さすがだと思いました。

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