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    <title>歴史は必ず進歩する！　医師・松永正訓のブログ</title>
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    <pubDate>Sat, 27 Jun 2026 19:29:01 +0900</pubDate>
    <item>
      <title>ぼくは若者が好き</title>
      <link>https://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/2026/06/27/9862350</link>
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      <pubDate>Sat, 27 Jun 2026 19:21:49 +0900</pubDate>
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      <dcterms:created>2026-06-27T19:29:01+09:00</dcterms:created>
      <description>ぼくは若者が好きです。&#13;&lt;br&gt;
だってバカだから（笑）。&#13;&lt;br&gt;
バカってすばらしいですよ。打算がないし、ピュアだし、柔軟だし、突拍子も無いアイデアを出すし。&#13;&lt;br&gt;
ですので、大学にいたとき、若い医師と付き合うのが好きでした。&#13;&lt;br&gt;
でも、バカはバカなんですよね。&#13;&lt;br&gt;
常識がない。&#13;&lt;br&gt;
今の時代、年賀状に自分の子どもの写真を載せるのは非常識です。&#13;&lt;br&gt;
赤ちゃんが生まれて、友だちに一斉にLINEで写真を送るのも非常識です。&#13;&lt;br&gt;
この世の中には、赤ちゃんを授かりたくても、授かれない人、授かろうと思わない人がいくらでもいます。&#13;&lt;br&gt;
そうした写真を送ることを、無神経とか鈍感とかバカとかいいます。&#13;&lt;br&gt;
もう少しだけ、常識をわきまえましょう。&#13;&lt;br&gt;
その赤ちゃん、LINEを送った先の人から祝福されていませんよ。&#13;&lt;br&gt;
そういうことを考えてください。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>ちょっと一休み</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>痛いところから見えるもの（頭木弘樹）</title>
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      <pubDate>Fri, 26 Jun 2026 19:15:42 +0900</pubDate>
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      <dcterms:created>2026-06-26T19:21:15+09:00</dcterms:created>
      <description>『六人部屋の十三年間』（晶文社）があまりにもおもしろかったので、本作も読んでみました。&#13;&lt;br&gt;
筆者は、潰瘍性大腸炎を患っていましたので、お腹が痛いのです。&#13;&lt;br&gt;
検査も痛いし、術後イレウスも痛い。&#13;&lt;br&gt;
とにかく痛いのです。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
この「痛み」をテーマにここまで深く、そして広く語ることができるというのは、ぼくにとって驚異的でした。&#13;&lt;br&gt;
そうか、本ってこうやって書くのか。ぼくもまだまだだなと痛感しました。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
編集は文春の山本さん。ぼくも一緒に本を作りました。&#13;&lt;br&gt;
みなさんも読んでみてください。&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>本を読んだ</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>自分は「底辺の人間」です 京都アニメーション放火殺人事件（京都新聞取材班）</title>
      <link>https://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/2026/06/21/9861205</link>
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      <pubDate>Sun, 21 Jun 2026 16:18:26 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2026-06-21T16:40:06+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2026-06-21T16:40:06+09:00</dcterms:created>
      <description>京アニ放火殺人事件をめぐるルポルタージュです。&#13;&lt;br&gt;
出だしの部分は必要だったかなと、やや疑問に思いつつ読み進めました。&#13;&lt;br&gt;
やはりおもしろくなるのは、青葉死刑囚の裁判になってから。&#13;&lt;br&gt;
彼は、「自分のアイデアをパクられた」とずって言っていたことはぼくも知っていました。&#13;&lt;br&gt;
だから、思い込みとか、言いがかりが犯行の動機だったと思っていました。&#13;&lt;br&gt;
ですが、実はそうではなく、統合失調症だったのですね。&#13;&lt;br&gt;
つまりは妄想です。妄想から怒りに変わり、犯行に至ったわけです。&#13;&lt;br&gt;
それを知って複雑な気持ちになってしまいました。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
３６人が亡くなり、遺族にはいろいろな思いがあります。&#13;&lt;br&gt;
犯人を死刑にしてほしいと望む人もいるし、死刑にしても何も償いにならないと考える人もいます。&#13;&lt;br&gt;
裁判に遺族として出廷する人もいるし、もう関わりたくないという人もいます。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
この本のある意味主人公は、青葉死刑囚に何度も面会を求める遺族です。&#13;&lt;br&gt;
彼がなぜ犯行に及んだのか、殺した自分の妻をどう思っているか、彼の言葉で聞きだし、それによって遺族としての人生に区切りをつけようとするのです。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
こうして読んでくると、出だしで京アニで働いていた人たちの姿を描いたことが生きてくるとわかります。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ぼくが気になったのは、事件後４年で裁判が行われたときの、青葉死刑囚の精神病理です。&#13;&lt;br&gt;
この時点で、彼の統合失調症はどうなっていたのか？&#13;&lt;br&gt;
寛解状態だったのか、それとも病の中にいたのか？&#13;&lt;br&gt;
それが気になりました。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
彼は社会の経済的な「底辺の人間」で、自暴自棄になっているわけです。&#13;&lt;br&gt;
生い立ちも悲惨。&#13;&lt;br&gt;
京都まで行ったときは、お金も底を突き、野宿をしています。&#13;&lt;br&gt;
そういう経済状況の人が、妄想に絡め取られたら、超えてはならない一線は超えるかなとも思いました。&#13;&lt;br&gt;
今の日本の法律では、死刑にして終了・・・しか道がないと思いますが、あまりにも悲惨で救いがないと強く感じました。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
どうすればよかったのでしょうか？&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>本を読んだ</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>朝日新聞、書評欄に登場しました</title>
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      <pubDate>Sat, 20 Jun 2026 15:13:57 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2026-06-20T15:27:11+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2026-06-20T15:27:11+09:00</dcterms:created>
      <description>クリックで拡大　↑&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
今朝の朝日新聞、書評欄に『性別違和に生まれて　父と子で綴った２３年』（中央公論新書）が登場しました。&#13;&lt;br&gt;
非常にきれいにまとめていただきました。ありがとうございます。&#13;&lt;br&gt;
妻は書評を読んで、ボロボロと泣いていました。&#13;&lt;br&gt;
これまで本当にしんどい思いをしたはずですが、弱音を一切はくことなく、ひたすら、我が子の成長を支えてきました。&#13;&lt;br&gt;
そうした想いが溢れたのでしょう。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
書評はここから、全文を無料で読むことができます。&#13;&lt;br&gt;
　↓&#13;&lt;br&gt;
&lt;a href="https://book.asahi.com/article/16658214"&gt;https://book.asahi.com/article/16658214&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ぼくはこの本を、性別違和を社会啓発するために書いたわけではありません（そういう面も少しはある）。&#13;&lt;br&gt;
一番表現したいのは、子どもが生きづらさを抱えても、希望を捨てなければ、そして家族が力を合わせれば生き抜くことができるということです。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ご関心のある方は読んでみてください。&#13;&lt;br&gt;
Amazon は品薄ですが購入可能です。&#13;&lt;br&gt;
　↓&#13;&lt;br&gt;
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&#13;&lt;br&gt;
どうぞよろしくお願いします。&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>本を書きました</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>明日の朝日新聞</title>
      <link>https://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/2026/06/19/9860867</link>
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      <pubDate>Fri, 19 Jun 2026 16:12:19 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2026-06-19T16:19:05+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2026-06-19T16:19:05+09:00</dcterms:created>
      <description>明日の朝日新聞の書評欄に、拙著『性別違和に生まれて』が取り上げられると聞いています。&#13;&lt;br&gt;
毎日２００冊の本が出版される中で、朝日に書評で取り上げられるなんて奇跡的なことです。&#13;&lt;br&gt;
朝日を購読している方は、ご覧になってみてください。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
本日は、午後を休診にして千葉大病院へ行ってきました。&#13;&lt;br&gt;
MRI を撮影しました。撮影中、『魔女の宅急便』が流れていました（笑）。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
発症から２４年になりますが、脳動脈瘤は変化なく、落ち着いています。&#13;&lt;br&gt;
もう少し頑張れそうです。あと１０年、働けるかな？&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
写真は、救命救急センター。その右奥が外来棟。&#13;&lt;br&gt;
立派な建物です。クリックで拡大します。&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>本を書きました</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>毎日新聞に登場！</title>
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      <pubDate>Tue, 16 Jun 2026 08:49:19 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2026-06-16T08:54:07+09:00</dcterms:modified>
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      <description>クリックで拡大　↑&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
毎日新聞から『性別違和に生まれて』（中央公論）をめぐって親子でインタビューを受けました。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
出だしの部分だけでもご覧ください。&#13;&lt;br&gt;
イラストは15歳のとき。「人間でない生命体になりたい」。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
&lt;a href="https://mainichi.jp/articles/20260615/k00/00m/040/064000c"&gt;https://mainichi.jp/articles/20260615/k00/00m/040/064000c&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
よろしくお願いします。&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>本を書きました</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>週刊東洋経済から著者インタビュー</title>
      <link>https://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/2026/06/15/9860169</link>
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      <pubDate>Mon, 15 Jun 2026 12:13:22 +0900</pubDate>
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      <description>クリックで拡大　↑&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
『赤ちゃんにメスを入れる』（晶文社）&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
週刊東洋経済から著者インタビューを受けました。&#13;&lt;br&gt;
小児外科とはどういう世界か？　&#13;&lt;br&gt;
なぜこうした疾患が発生するのか？　&#13;&lt;br&gt;
どうやって治すのか？　&#13;&lt;br&gt;
透けるほど薄い腸を縫うとはどういう世界なのか？&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ぜひ、手に取ってみてください。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ここから&#13;&lt;br&gt;
&lt;a href="https://amzn.to/4vSkywT"&gt;https://amzn.to/4vSkywT&lt;/a&gt;&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>本を書きました</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>Yahoo! のトップニュースに登場</title>
      <link>https://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/2026/06/14/9859944</link>
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      <pubDate>Sun, 14 Jun 2026 12:07:03 +0900</pubDate>
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      <description>親子でインタビューを受けた読売新聞・ヨミドクターの記事が、Yahoo! に転載されています。&#13;&lt;br&gt;
トップ記事です。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
お時間のある方は、ご覧になってください。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
&lt;a href="https://news.yahoo.co.jp/pickup/6584181"&gt;https://news.yahoo.co.jp/pickup/6584181&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
よろしくお願いします。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>本を書きました</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>Yahoo! のトップニュースに登場</title>
      <link>https://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/2026/06/14/9859945</link>
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      <pubDate>Sun, 14 Jun 2026 12:07:03 +0900</pubDate>
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      <description>親子でインタビューを受けた読売新聞・ヨミドクターの記事が、Yahoo! に転載されています。&#13;&lt;br&gt;
トップ記事です。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
お時間のある方は、ご覧になってください。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
&lt;a href="https://news.yahoo.co.jp/pickup/6584181"&gt;https://news.yahoo.co.jp/pickup/6584181&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
よろしくお願いします。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>本を書きました</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>沖縄タイムズ</title>
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      <pubDate>Sat, 13 Jun 2026 16:14:47 +0900</pubDate>
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      <description>『性別違和に生まれて』（中央公論新社）の書評が沖縄タイムズに掲載されました。&#13;&lt;br&gt;
稲泉連さんの文章がとてもいいです。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
「手記は感受性と表現のきらめきにあふれ・・・当事者にしか語り得ない圧倒的な実感が胸に迫る」という部分でぐっときました。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
書いていただき、ありがとうございました！&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>本を書きました</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>名古屋に行ってきました</title>
      <link>https://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/2026/06/12/9859698</link>
      <guid>https://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/2026/06/12/9859698</guid>
      <pubDate>Fri, 12 Jun 2026 20:33:18 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2026-06-12T21:09:16+09:00</dcterms:modified>
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      <description>昨日から名古屋に行っていました。&#13;&lt;br&gt;
日本小児外科学会の学術集会です。&#13;&lt;br&gt;
ぼくは『開業医としての２０年の経験』という発表をしましたが、それほど反響もなく、聴衆もそんなに多くなく、ちょっと寂しい感じでした。&#13;&lt;br&gt;
ぼくはこの１０年間くらい、いろいろなところへ講演に出かけていますので、そうしたものと、つい比べてしまうのですね。&#13;&lt;br&gt;
ま、いいでしょう。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
学会のトピックスは何でしょうか？&#13;&lt;br&gt;
学問の進歩・・・と言いたいところですが、そういう部分はあまりなくて、「医療の安全」とか「少子化時代にどうやって若い小児外科医を育てるか」という問題に、フォーカスが当たっていた印象があります。&#13;&lt;br&gt;
特に少子化ですね。&#13;&lt;br&gt;
地方の大学病院の小児外科は、本当に患者数が少なく、これで若い人を育てられるのか、あるいは施設として必要とされるのかと、本当に存続の危機にあります。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
千葉市には「大学病院」「こども病院」「海浜病院」があります。だけど、患者数はそれなりの数を保っています。&#13;&lt;br&gt;
一応、「都会」の部類だからでしょう。&#13;&lt;br&gt;
しかし、北海道とか岩手県とか鹿児島県とか山口県とか・・・こうした地方はどうすればいいのでしょうか？&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ある演者はアンケート調査を行って、死ぬリスクが少ない施設ならば片道５時間でも通うというデータを出していましたが、そりゃ「近くの病院なら死ぬかも」と問題設定されれば、親は５時間の方を選びますよ。&#13;&lt;br&gt;
５時間って千葉から岡山ですよ。そんな医療体制がいいわけがありません。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
病院の統廃合はかんたんにできませんので、あらゆる工夫をしていくべきでしょう。&#13;&lt;br&gt;
ICT=情報通信技術（Information and Communication Technology）によって、病院間で情報を共有することは大事ですね。&#13;&lt;br&gt;
患者の治療方針を複数の病院で話し合うのです。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
そしてもちろん、患者の集約化も大事。ドクターヘリは夜間に飛びませんので、そこは課題ですが、広域医療圏では陸路でもいいから患者を運ぶ必要があります。&#13;&lt;br&gt;
ハブになる病院。ブランチになる病院。その連携が大事です。&#13;&lt;br&gt;
ハブ・アンド・ブランチ体制をしっかり作り、ICTでつなぐことが重要になります。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
まだ、逆に医者が移動することも重要で、一つの医療圏の中で、医師が手術をしに出かけることで手術実績を積み重ねることをしないと、専門医・指導医の資格は取れないかもしれません。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
小児外科学会は、これから大きな改革に向かって進まなければなりません。大変だと思いますが、がんばってほしいと思います。&#13;&lt;br&gt;
ぼくが理事会のメンバーだった時代は、今から考えれば呑気な時代でした。&#13;&lt;br&gt;
これからの指導者はきついと思いますよ。&#13;&lt;br&gt;
学会は「令和の新マッチングシステム」を作ろうとしています。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
日本全体を視野に入れて、若い人が経験を積めるように、医師が「手術をしに行く」という発想が求められると思います。&#13;&lt;br&gt;
そこまでして小児外科医になろうと若い人が思うのか、そこが最大の問題でしょう。&#13;&lt;br&gt;
「小児外科はやりがいがあるぞ！」というキャッチフレーズでは誰もこの世界に入ってこないという演者もいましたが、そうでしょうか？&#13;&lt;br&gt;
やりがいがあるから、厳しいトレーニングに耐えられるのではないでしょうか？&#13;&lt;br&gt;
一番大事なことはモチベーションです。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>医療問題</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>六人部屋の十三年間──病室で出会った忘れられない人たち （頭木弘樹）</title>
      <link>https://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/2026/06/10/9859363</link>
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      <pubDate>Wed, 10 Jun 2026 22:55:21 +0900</pubDate>
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      <description>潰瘍性大腸炎とは安倍元首相が罹っていた病気です。&#13;&lt;br&gt;
今はいい薬がありますが、２０年くらい前までは治療に難渋しました。&#13;&lt;br&gt;
安倍さんが復帰できたのも、医療が進歩したからです。&#13;&lt;br&gt;
以前の治療は、絶食と中心静脈栄養がメインで、そのほかにサラゾピリンとステロイドの内服を行っていました。&#13;&lt;br&gt;
患者は長期入院になり、ひたすら絶食を強いられます。&#13;&lt;br&gt;
しかし、内科的治療に抵抗性の場合、大腸を全摘し、回腸を J 型にして、これを肛門に吻合する手術をします。&#13;&lt;br&gt;
術後はどうしても頻回の下痢になる傾向がありますが、出血は止まります。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
千葉大病院の小児外科病棟の６人部屋にも、長期入院している子がいました。&#13;&lt;br&gt;
今でもクリアに顔を思い出すことができます。今から３９年前です。&#13;&lt;br&gt;
１３年間の入院生活。&#13;&lt;br&gt;
ぼくが想像するに、それってすごく平坦で退屈なのでは・・・。&#13;&lt;br&gt;
しかしその閉ざされた空間にどんな人間模様があるのかと、この本を読まずにはいられませんでした。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
筆者はまず何と言っても文章がうまいですね。&#13;&lt;br&gt;
うまい理由は、単調であるはずの入院生活から大量のインプットを得ているからです。&#13;&lt;br&gt;
つまり目の付け所が非常にいい。&#13;&lt;br&gt;
ぼくも体が丈夫でなく、闘病の経験はいくつかありますが、そこに目を付けるか！　という驚きでいっぱいでした。&#13;&lt;br&gt;
そして、目を付けたポイントから縦横無尽に語っていきます。&#13;&lt;br&gt;
その豊かさ。&#13;&lt;br&gt;
たとえば、見舞客を観察する目。&#13;&lt;br&gt;
見事ですね。ぼくも闘病記を書いた経験があるので、正直な気持ち、悔しいなと思いました。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
それから検査の痛さについても書いています。&#13;&lt;br&gt;
そうですよね。痛さについて書きたいですよね。&#13;&lt;br&gt;
実はぼくが、膀胱がんの闘病記の企画をある出版社に持ちかけてとき、膀胱鏡の「痛さ」について説明したら、誰もそんな「痛い」話は読みたくないと出版を断られたことがあります。&#13;&lt;br&gt;
最終的に医学書院から本を出したのですが、「痛み」については詳しい描写は一切書きませんでした。&#13;&lt;br&gt;
うーん、書きたかったなあ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
この本のあとがきで、社会復帰するまでに１２年かかったとあります。&#13;&lt;br&gt;
その詳細は「続篇」を待つことになりそうです。これもぜひ、読みたいですね。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
大変質の高い一冊でした。&#13;&lt;br&gt;
ぼくももっとがんばって本を書こうと思いました。&#13;&lt;br&gt;
みなさんにぜひお勧めします。&lt;br&gt;
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      <dc:subject>本を読んだ</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>倉敷市に行ってきました</title>
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      <pubDate>Sun, 07 Jun 2026 19:40:35 +0900</pubDate>
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      <description>倉敷市歯科医師会は、市民とともに、歯の健康増進につとめてきました。&#13;&lt;br&gt;
今回、第５０回くらしき健口フェアが開催され、ぼくは講演に行ってきました。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
倉敷市歯科医師会は、障害者の歯の治療にも長年取り組んでおり、障害に対して深い理解があります。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ぼくは「障害を生きる家族の形」というテーマで１時間お話ししました。&#13;&lt;br&gt;
雨が降っていましたが、大勢の市民の方が会場に来ていただき、感謝しかありません。&#13;&lt;br&gt;
東京↔️岡山は、のぞみ号で４時間。でも、意外と疲れませんでした。&#13;&lt;br&gt;
まだまだ、頑張れそうです。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
倉敷市は美観地区で有名。ライトアップされた夜景を見てきました。&#13;&lt;br&gt;
写真は、倉敷市のHPから借りました。&lt;br&gt;
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      <dc:subject>ちょっと一休み</dc:subject>
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    <item>
      <title>命を選ぶ 遺伝病の運命に抗ったある女性の物語（下山 進）</title>
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      <pubDate>Sun, 07 Jun 2026 19:00:19 +0900</pubDate>
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      <description>網膜芽細胞腫という子どもの目にできるがんがあります。&#13;&lt;br&gt;
一部の患者では、この病気は遺伝します。&#13;&lt;br&gt;
母親は両眼性の網膜芽細胞腫で、およそ５０％の確率で子どもにこの病気が遺伝します。&#13;&lt;br&gt;
そこで母親は、着床前診断を日本産婦人科学会に申請します。&#13;&lt;br&gt;
病気が遺伝していない胚を選んで着床させたいと考えたのです。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
しかし、この申請は却下されます。&#13;&lt;br&gt;
着床前診断が認められているのは、命に関わる病気、あるいはそれに匹敵する日常生活に影響を及ぼす（呼吸器をつけるとか）重い疾患に限られているからです。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
実は、この女性のことは、ぼくはすでに本に書いています。&#13;&lt;br&gt;
『いのちは輝く　わが子の障害を受け入れるとき』（中公文庫）の最終章にぼくの意見を含めて書きました。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
本書は、取材もよくしているし、広く情報を集めており、ノンフィクションとしては一級品だと思います。&#13;&lt;br&gt;
しかしぼくはあまり評価しません。&#13;&lt;br&gt;
本を書くときに、「立場のない立場」はありません。&#13;&lt;br&gt;
どんな書き手も何かの立場に立って書くのです。&#13;&lt;br&gt;
下山さんは、明らかに着床前診断の適応を拡大する立場に立って書いています。&#13;&lt;br&gt;
それが悪いという意味ではありません。&#13;&lt;br&gt;
ぼくとは考え方が違うということです。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
この本を読むと、深い知識のない読者は、「青い芝の会」のことを「過激派」とか「保守的」とか、ものすごく悪いイメージを持つと思います。&#13;&lt;br&gt;
「青い芝の会」がなぜ１９７０年に「母よ、殺すな」と言ったのか、もっと掘り下げてもよかったと思います。&#13;&lt;br&gt;
みなさんは知らないと思いますが、１９７０年代って、親が障害児を殺すことが日常的に発生していたんです。&#13;&lt;br&gt;
ぼくは７０年代の朝日新聞を図書館で何時間もかけて読んだのでよく知っています。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ぼくは「青い芝の会」の考え方に学んで、ある意味、人生が変わったと思っています。&#13;&lt;br&gt;
ま、こういうことを言うと、「保守的」だねとか言われるのでしょう。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ぼくの考えをここで詳しく書くと長文になってしまうので、それはちょっと無理。&#13;&lt;br&gt;
でも単純に言えば、胚を選ぶとは神と対峙することだと思います。&#13;&lt;br&gt;
マニュアルやガイドラインで決めることではありません。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
この本は、サブタイトルが「ある女性の物語」となっていますが、その女性について大きく内容を割いているわけではありません。&#13;&lt;br&gt;
医師とかカウンセラーとか倫理学者とか運動家とか、そういう人たちの「バトル」がメインになっています。&#13;&lt;br&gt;
そこはあらかじめ知っておいて読んだ方がいいでしょう。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
医師であるぼくから、いくつか指摘しておきます。&#13;&lt;br&gt;
１　ツーヒットセオリーのことは出てきませんが、必要ではないでしょうか？&#13;&lt;br&gt;
２　中心静脈栄養は「動脈」から入れるものではありません。&#13;&lt;br&gt;
３　１８トリソミーに関する説明は間違っています。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
重版のときに、２と３は修正した方がいいでしょう。&lt;br&gt;
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      <dc:subject>本を読んだ</dc:subject>
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      <title>ヨミドクターその２、最終回です</title>
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      <pubDate>Sun, 07 Jun 2026 18:50:07 +0900</pubDate>
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      <description>『性別違和に生まれて』（中央公論新社）をめぐって、&#13;&lt;br&gt;
読売新聞・ヨミドクターから親子で取材を受けた、2回目の記事です。&#13;&lt;br&gt;
よく読まれているようです。アクセスランキング上位ですね！&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
&lt;a href="https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20260528-GYTET00007/"&gt;https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20260528-GYTET00007/&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
みなさんも、よかったらぜひ、どうぞ。&lt;br&gt;
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      <dc:subject>本を書きました</dc:subject>
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