歴史は必ず進歩する！　医師・松永正訓のブログ

今日の午前にお見えになったある患者さんは、うちのクリニックに初めてお見えになったのですが、もう二度と来ないかもしれません。
あ、別にこのお母さんと喧嘩した訳ではありません。
この患者さんはモノレールの駅で言うと5駅離れており、隣りの市からお見えになったことになります。
お腹の痛みに関することでお見えになりました。近くの先生に一度は診てもらったのだそうですが、これはちょっと違うと考えたそうです。
つまり、これって「小児外科」の病気と考えたんだそうです。
そこで、ネットで千葉県の小児外科を調べて大学病院小児外科のHPのリンクから僕のクリニックにたどり着いたそうです。
こういった経過でうちのクリニックにお見えになった患者さんは今までにも何人かいますが、今回のケースでは、お母さんがお子さんの病気を小児外科疾患と気づいた点がすばらしかった。たぶん、ふつうは分からないと思います。
超音波で診断をつけてこども病院の小児外科に紹介状を作成しました。
このお子さんは、今後は風邪などをひいても、うちまでは来ないでしょう。ですから、今日が最初で最後かもしれません。
正解です！お母さん。　最短距離で診断がつきましたね！