アクセスカウンター
アクセスカウンター

コンテッサへの道2013年05月28日 21時25分08秒

コンテッサの後姿
ついに、椅子を購入しました。
岡村製作所のコンテッサです。
ハーマンミラーのアーロンチェアを目標にして作られた Made in Japan の椅子です。

デザインはかなり個性的で、これはイタリア人によるもの。彼は有名なデザイナーで多くのデザイン(車など)を手がけていますが、僕はデザインが気に入って買った訳ではないので、ここでは詳しく書きません。

アーロンチェアもコンテッサも、事務作業をするための椅子であることには変わりません。
どちらもメッシュで座面と背面ができており、座り心地は甲乙付けがたい。いや、これはどちらも優れていて、要は好みの問題でしょう。
あるいはその人の感じ方の違いでしょう。体重や体格の問題もあるし。

ぼくの感性では、アーロンチェアの方がふわりと浮く感じがあって、コンテッサは弾き返されるような弾力感を感じます。

決定的に違うのは、アーロンチェアには「前傾姿勢」機能が付いていること。
そしてコンテッサにはヘッドレストとリクライニングの固定が付いていること。

つまりアーロンチェアの方が、ひたすら仕事をするには向いていると思います。
コンテッサは、原稿を書く時にしばし頭を整理するなど心をリラックスさせるときに優位に立つと思います。
アーロンチェアにもサードパーティー製のヘッドレストを付けることが可能ですが、そうなると、椅子のアイデンティティーが無くなるので、ぼくは邪道と考えました。

で、実際問題、ぼくはプロのライターではありませんから、一日中、この椅子に座って原稿を書いている訳ではありません。
ネットも見るし、音楽を聴くこともある。
だったらコンテッサの方が、自分に合っていると考えました。

正直なところデザインはアーロンチェアの方が数段上だと思います。
ま、鑑賞するために買うのではないからいいでしょう。
コンテッサだってその後姿はなかなか美しいと思います。

さて、夕方から3時間ほど座っていますが、けっこうメッシュの座面が痛い。
試座した時は、ジーンズだったけど、自宅ではジャージだからでしょう。
だけど不快な硬さ・痛さではありません。
背中のサポートはなかなかがっちりしていて、自然と姿勢が良くなります。
猫背で座ることができないという感じですね。

そしてかなり座面が広くて、あぐらを組めるくらいの余裕。
これなら読書もできるし、Macで映画を鑑賞できるでしょう。

相当高価な椅子ですが、それだけのことはあって作りはしっかりしている印象です。
これまでにも ITOKI や Lion のけっこう高価な椅子を使ってきましたから、このコンテッサも10年くらいは余裕で使えるという予感があります。

しかし我が家は本当に椅子だらけ。
もしかしたらぼくは椅子という造形が好きなのかもしれません。