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2010年回顧・健康2010年12月21日 19時17分45秒

この1年を振り返ると、自身の健康問題に悩み続けた1年と言えます。
何度もブログに書いたように、手足の痺れです。
一時はあまりの腕のだるさにキーボードを叩けないほどになりました。

きっかけは、昨年9月に出版した「命のダイアリー」のゲラのチェック。
詳細は書きませんが、こういった単純作業に関して僕は異常なまでに集中力を発揮してしまいます。
この作業が終わったら、首が猛烈に痛くなっていました。

やがてそれは背部痛へ。
そして左腕の痺れに。

整形外科を受診して、頸部椎間板ヘルニアという診断にものすごく納得しました。

ところが痺れは、右腕に広がり、やがて左足。
さらには右足にも。

整形外科の治療はほとんど無力で、鍼・灸・ラジオ体操・漢方薬・ホットパック・モノレール通勤、そして最後に気功。

朝起きてから、夜眠るまで、常に痛みと痺れで頭がいっぱい。
こういう状態が1年近く続きました。

もしやこれって「神経内科」の病気?
「死に至る病」?などと考えました。

そして神経内科を受診。
ドクターは、「よく分からん」と。
僕はそこでほっとして、「じゃあ、神経内科の教科書に載っている病気ではないのですね?」
「その通り」
「僕みたいな、訳の分からん訴えをする患者って多いのですか?」
「多い。神経内科はそういう患者を治すのが仕事」
この言葉には本当に安心できました。
そして神経内科のドクターが「試しますか」と提案した薬は、何と、「てんかん」を抑える薬でした。

毎日、全身に湿布薬を貼るほどひどかった僕の痛み・痺れは、薬を内服した初日に消えました。
現在も服用を続けています。

ただ、難点は薬を飲んだ夕食後に眠気がやってくることです。
ま、しかたありません。

結局、診断名は不明。
要するに僕の頭の中には過剰な電流が走りすぎているということでしょう。

ドストエフスキーもゴッホも黒澤明も「てんかん」だったそうです。
いやあ、ちょっと照れますね。