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2011年の目標2011年01月01日 19時36分50秒

2010年の1年間は、本当に自身の健康問題に苦しめられました。

2011年は、そうならないように、これまで以上に注意したいと思っています。

さて、今日は家族四人で電車を乗り継ぎ、実家(東京・竹の塚)へ行きました。
その途中で、車窓の風景を見ながら今年のテーマを考えました。
目標・夢と言ってもいいでしょう。

2011年は、「生まれてきた命が誰のものか」ということを小児外科医の視点で本を書いてみたい。
と言っても、書くためには出版社に企画を通さなければなりませんから、今年度中に出版することは不可能でしょう。
ですから2011年の目標は「企画を通す」ことです。

そのためにはもう一度、「新生児外科」というものをおさらいする必要があるし、また自分が行ってきた手術記録も見直してみましょう。
NICUに勤務する友人に「取材」する必要があるかもしれません。

いずれにしても、小児外科の二本柱は「小児がん」と「新生児」。
幼い命の重さを表現したいなと思いますが、果たして企画を認めてくれる出版社があるでしょうか?
それとも、賞に応募してみようかな?

ま、夢のような話ですが、そうでなければ「夢」とは言えませんからね。

こんなものが欲しい・2011年2011年01月02日 17時23分22秒

外出する時に、必要なんだけど、持っていかないものが三つあります。

それは
「時計」「携帯電話」「老眼鏡」
です。

これが全部一緒になって100グラムくらいの商品を、誰か作ってくれないでしょうかね?

特に老眼鏡。
これがなんとかなりませんか。
遠近両用眼鏡は、使ってみると結構、不便というか目が疲れると聞きます。
だからやはり単独がいいようですね。

この三つのセット、どうですか? 良いと思いません?
売れると思うんですけど。

「切腹」小林正樹監督2011年01月03日 15時40分36秒

切腹
正月休みもそろそろ終わり。
あと一日くらい休みたかったです。泣く。

で、映画の一本も観ようと思って、小林正樹監督の「切腹」をDVDで観ました。

全然有名ではない映画だと思いますが、大傑作だと思います。
何が良いって、それはストーリーの流れ方です。
つまり橋本忍の脚本が良いということです。

黒澤明監督が、「七人の侍」の企画を立てている時、当初は「武士の一日」を描くことがテーマだったそうです。
その中で、「切腹」が大きな柱だったのですが、結局、武士の細かい日常がいくら資料を見ても分からない。
たとえば、武士は一日に何回食事をとるのか?
昼食は、給食なのか、弁当なのか、それとも無しなのか。

そういったことが分からず、「切腹」と共に「武士の一日」を描く企画は消えて、代わりに「農民が武士が雇う」というヒントから「七人の侍」が生まれた訳です。

橋本忍はその過程の中で、「切腹」を大事にもっていたということでしょう。

ちょっとグロテスクな場面もありますが、面白いということには間違いありません。
一級品の映画です。

追記)年末に、高峰秀子さんがお亡くなりになりましたね。
僕は2010年に高峰さんという人を(恥ずかしながら)初めて知り、二本の映画を観て、二冊の本を読みました。
心からご冥福をお祈りいたします。

2011年が始まりました2011年01月04日 22時06分00秒

今日からクリニックが始まりました。
正月明けは、初日だけが混雑し、1月の中旬くらいまでは空くのが通例です。

今日は80人を越える患者さんが来院し、ま、だいたい予測通りでした。
ですが、予想以上に「嘔吐下痢症」が多かった。
年末年始を挟んで激減するかとおもったのですが、やはり多数のお子さんが、お腹の不調を訴えて来院します。

とにかく「手洗い」が重要ですから、よく手を洗ってください。

さて明日は休診日。
家族4人が揃って、自宅で過ごせることが何よりも幸せです。
やりたいことは山ほどあるし、どう時間を使おうかな。

今週の金曜日は午後は休診です。

やはり嬉しい年賀状2011年01月06日 20時31分23秒

年賀状は虚礼だ、という人もいますが、やはりもらえば嬉しいものです。

僕の長女は中学に進み、クラブ活動も熱心にやっているためもあり、これまでとは比べものにならないくらいたくさんの年賀状が届いています。
毎日わくわくしながら、郵便ポストを開けています。

さて、僕の方は例年よりも年賀状が少ない気がします。
その理由の一つは2009年に転居したからでしょう。
2010年の年賀状は「転送」されて届きましたが、今年は差出人に戻ってしまいます。
今日届いた年賀状(僕の患者さんからのもの)も、旧住所に間違って出したそうです。

あと、やはり大学と疎遠になったのかと思います。
大学の小児外科関係からは少なくなってきています。
ま、時間の流れでしょう。

その逆に、僕が出すべきだったのに、うっかり出していなかった人もちらほら。
開業して、そして本を出版して、多くの知人・仲間・恩人が誕生しましたが、その中にはうっかり年賀状を出していなかった人がいます。
これは恥ずかしいこと。
すぐに書いて出しましょう。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ2011年01月07日 21時40分32秒

僕のように歳を取ると、なかなか新しい音楽を聴こうという気が起こりません。
中学・高校の頃に聴いた音楽が今でも好きといった感じ。
40歳を過ぎて突然聴き始めたジャズは、僕にとって突然変異という感じでしょう。

ですが、アップルのiTuneを聴いていると、新しい発見があったりします。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズというバンド名は昔から知っていましたが、曲を聴くのは今日が初めて。

どういう音楽かということを一言で言うのは難しいのですが、ちょっと哀愁を感じさせるロックですね。
初期のころはまたずいぶん違っていたそうですが。

名アルバムはいくつもあるようですが、さて、どれから聴き始めればいいか?
誰か知っている人がいたら、お勧めアルバムを教えてください。

世界で2位を目指します2011年01月08日 19時42分36秒

ソニーがタブレット端末の開発に着手したようです。

アップルが iPadで成功を収めると、次から次に各会社がタブレット端末の開発に参入してきます。
こういうアップルの姿勢を「次の者たちがぞくぞくと通ってくる扉を開く」と言います。

がんの研究で言えば、ロバート・ワインバーグがそうでした。
彼は、ノーベル賞は取れなかったけど・・・。
この台詞はワインバーグのお気に入りなんです。

さて、ソニーの謙虚なところは、世界で2位を目指すと言っているところです。
現実を見据えたまっとうな目標ですね。
しかし政治の世界でこういう発言をするとメチャクチャ叩かれるのですから、政治の世界というのは、ま、本当に「揚げ足取り」の「こどもの口げんか」という感じでしょう。

でも、ソニーのダメなところは、そのタブレット端末を3D表示にするとか言っていることです。
実にくだらない。
そういう流行に流される限り絶対に1位にはなれません。

さて、結局、僕は iPadを買っていないのですが、その理由は、「ネット」と「ゲーム」と「電子ブック」は並び立たないと考えるからです。
本というのは、やはり、どっかと椅子に座って真面目に読むもの。
その端末に「ネット」や「ゲーム」の機能が付いていたら、やはり読書に集中できないと思います。
僕の目下の悩みはどうやってネットを覗く時間を減らすかということ(同時に読書の時間を増やす)なので、 iPadはちょっと違うかなと思います。

だから電子書籍専用の器械は買う可能性がありますが、やはり、問題はソフト。
はやくソフトが充実して欲しいものです。

大学ラグビー 帝京大学2連覇!2011年01月09日 16時01分37秒

決勝戦で早稲田を破り、帝京大学が見事に2連覇を達成しました。
ロースコアの熱戦で、両チーム共にタックルが強く、結果として熱くハードな試合でした。

だけど、帝京の闘い方は、なんだか20年くらい前の社会人ラグビーみたい。
フォワードの密集で圧力をかけて、相手のペナルティーを誘って、PKで3点ずつ重ねていく。
結局、帝京がとったトライは1つだけでした。

特に後半は時間稼ぎみたいに、自陣でモールによる密集プレーを執拗にくり返し、見ていて感じが悪かった。
大学日本一をかけた闘いなので、勝たなくては意味がないという考え方もありますが、これでは日本の大学ラグビーが発展していくか疑問です。

つまり分かりやすく言えば、日本の代表チームが、今日の帝京大学のような闘い方を外国チームとすればどうなるか?
完全に力負けして惨敗するはず。
日本代表に必要な選手は、帝京大学にはあまりいないのではないでしょうか?

日本全体のラグビーが強くなるためにも、大学同士の対戦の仕方の複雑さ(これはファンでないと理解できない)などを改革していかないと、未来への展望は開けないと思います。
つまり日本国内の大学ラグビーのグローバル化。

そうすれば、ラグビーのプレースタイルも世界基準を見据えたものに、洗練されていくと思います。

サッカーと同じように、ラグビーも日本は世界一になることはありえないと思います。
ですが、日本ならではの「きらりと光るラグビー」は絶対にあるはず。
そういうものを、高校・大学・社会人と積み上げて、作っていって欲しいですね。

「クレーマー、クレーマー」を観る2011年01月10日 19時34分30秒

人生を長く生きると、こういう映画が本当に良い映画だということがよく分かります。

この映画には良い点がいくつもありますが、やはり、ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープの演技を抜きに語ることはできないでしょう。

映画の中で、非常に印象に残る場面がいくつかありますが、DVDの特典映像を見ると、それらがほとんど「アドリブ」だったことが分かります。

台本に無いことをダスティン・ホフマンが仕掛けて、メリル・ストリープがそれを「アドリブで」受けるのですから、ま、この二人は天才なんでしょう。

映画の終わり方は、やや唐突な印象もありますが、離婚にハッピーエンドはなく、子どもに対する親の愛は未来永劫に続いて終わりがないということを表現しているのかもしれません。

今日の昼は、8歳の次女と公園に行って、次女が自転車の乗るのを見守っていました。
こういう映画を観ると、子どもと一緒に過ごす時間を益々大事にしたくなります。

アカデミー賞受賞は当然の歴史的な秀作です。
アメリカって2、3年に1本、こういう良い映画を作るんですよね。

追記)しかしまあ、この邦題は何とかならなかったのでしょうか?
原題は「クレーマー氏VSクレーマー夫人」です。
つまり夫婦の法廷闘争を言ってる訳です。
邦題からそれが読み取れますか??

自転車に乗る娘2011年01月11日 20時31分04秒

自転車に乗る娘
僕の次女は小学2年ですが、これまで自転車に乗る特訓をやっていませんでした。
運動神経はかなり良い方なので、ま、乗ればすぐにマスターすると考えていました。

思い起こせば、10年近く前、長女の自転車の特訓をやりました。
公園へ行って、補助無し自転車に長女を乗せ、僕は荷台を支えながら、一緒に自転車のスピードに合わせて疾走したものです。
長女がそうやって自転車に一人で乗れるようになった時は、本当に嬉しかった。

さて今回は、僕もすっかり老化していますので、特訓に付き合うことはできません。
正月休みを利用して、家内が特訓したところ、次女は予測通り、すぐに自転車に乗れるようになりました。

そこで、昨日、僕は次女を連れて公園へ行ってきました。
まだ少しよろよろしていますが、基本的には合格点の域に達していました。
そこで、デジカメでカシャッと1枚。

考えてみれば、我が子が自転車に乗れるようになった直後の写真って、後で振り返れば絶対に貴重ですよね。
この写真は宝物にしましょう。