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「カニは横に歩く 自立障害者たちの半世紀」(講談社)角岡 伸彦2010年10月07日 19時58分41秒

カニは横に歩く 角岡 伸彦
角岡さんの「カニは横に歩く」を読みました。

実はこの本は、わざとゆっくり読んでやろうと思っていました。
500ページの大著ですから、ゆっくりと読めば当分の間、楽しめると考えた訳です。

ですが結局そうは行きませんでした。
ついつい読んでしまう。
気が付けば読了。
うーん、惜しい。
もっとずっと読んでいたい。

この本は著者の角岡さんがCP(脳性麻痺)の「青い芝の会」の人たちとの27年の付き合いを書いた本ですから、ある意味で本に終わりはありません。

この本に出てくる人たちがこの先どうなるのか、そしてそれに角岡さんがどう関わるのか、どうしても知りたくなるじゃあ、ありませんか。

本とは一体何でしょうか?
CPの人たちと27年間も付きあって、その記録をたったの2310円で買えるってすごいことですよね。
障害者問題に興味があろうと無かろうと、人間に興味のある人はぜひ読んでみてください。

ただ僕のようにすぐに読了してはダメ。
もったいないですよ!