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ATG映画を観る2010年10月02日 20時37分17秒

若い人には、もうATGと言っても分からないかもしれません。
説明は面倒なので、ネットで調べてください。

で、今日は、ATG映画を2本、DVDで観ました。
「祭りの準備」と「遠雷」。

どちらも傑作と呼ぶのに相応しい良い映画でした。
ただ敢えて言えば、ストーリーは非常によくできているが、映画としても表現技術はどうでしょうか?
黒澤明の映画と比較してはいけないのかもしれませんが、映画としての技術、つまり、本でもない、シナリオでもない、映像の技術がやや物足りない気がします。

もう一点、不満なのは、、、、
青春映画にはとても多いのですが、「性描写」。
芸術の必然として描いているのでしょうが、僕はどうしても抵抗感がある。
「食事」と「排泄」と「性」は人に見せるものではないと僕は思う。
観ていると緊張してしまって、映画に集中できないし。

昔、映画館で「サード」というATGの傑作映画を観ましたが、あれだって下手をしたらポルノ映画です。
人間の本性なのでしょうが、表現の方法はいくらでもあるはず。
違った映像を僕は観たいな。