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旧友に会う2009年07月25日 21時31分36秒

毎日新聞ローマ支社の藤原君が日本に帰っているとのことで、今日、会ってきました。
彼は東京、僕は千葉市に住んでいますので、まあ、中間辺りである船橋で待ち合わせをしました。

で、駅前の安い居酒屋に入って旧交を温めました。

彼とは中学3年生の時の、1年間だけの付き合いだったのですが、今に至るまでなぜか縁が切れません。
5年くらい音信不通だったことが2、3度ありましたが、結局こうやって再会して酒を飲んでいます。

今から30年以上も前のことを、彼は本当によく覚えていますよね。
感心します。

さてローマ勤務となると、誰でも聞きたいのが、例の中川財務大臣の「もうろう会見」です。
この会見の模様が記事になるまでの経過の(ほんの)一部を教えてもらいましたが、ここではその内容は書くことはできません。

あまりの面白さに聞き入ってしまいました。

「絵はがきにされた少年」で開高健ノンフィクション賞を受賞し、その後、「ガルシア=マルケスに葬られた女」、「翻弄者」と書いて来ました。
作家としての動機付けや意欲、本を書くということに対する哲学をいろいろと聞いてきました。

僕も多いに刺激になりました。

僕はものの考え方は保守的ではありませんが、生き方はすっかり保守的になってしまいました。
職業を固定して、マイホームに住んで。
ところが彼の「いかだに乗ったような家族」の漂流はこれからも続くようです。

次に会えるのは何年後になるかもまったく分かりませんが、再会を祈って握手して別れました。
ま、また飲もうではないですか。