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映画『靖国』2008年04月10日 21時31分49秒

映画『靖国』が、いくつかの映画館で上映中止になって議論を呼んでいます。
三大新聞の社説が、こぞってこれを取り上げ、言論の自由を守れと言っています。
しかし、僕が読んだ社説はどれもレベルが低すぎます。
右翼が街宣をかけてきたから上映をやめるでは、表現の自由が守れない、、、ってそんなこと当たり前すぎて、うちの小学6年生でもそれくらいのことは言いますよ。
なぜ、映画館は上映をやめたのでしょうか?
彼らは、表現の自由なんてどうでもいいと思ったのでしょうか?
そうではありません。
右翼の街宣から、誰も守ってくれないからです。
警察だって取り締まらないし、新聞社の記者さんが駆けつけて来て守ってくれる訳ではありません。
映画館を経営している経営者は平気かも知れませんが、雇われて現場(窓口とか)で働いている職員さんはたまったものではありません。
こういった威圧行為の暴力は、必ず弱い者に降りかかるんです。
「表現の自由を守れ」っていう理想の旗は、もちろん大事にすべきですが、では行動は?
ジャーナリストや知識人がそういうことを発言するのなら、自分たちが楯になって映画館を守ればいいんです。
そういった行動の論理を抜きにして、映画館の経営者を非難するのは少し違うかなと思います。
彼らだって生活がかかっています。

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