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欧米に遅れること、、、。2008年04月19日 20時58分57秒

日本の小児外科の発展の歴史を語る時に、欧米に遅れること、うん十年、いまや欧米に追いついた、、、という表現がよく使われます。
何年遅れていたのでしょう。
ちょっと調べてみると、海外では1911年に小腸閉鎖の手術に成功したそうです。
え? 麻酔はどうしたのでしょうか?
局麻か?
明治時代ですね。
日本で小児外科が広まっていったのは、1960年代の中ごろです。
つまり、50年の差があった訳です。
駿河敬次郎先生が、中公新書に『小児外科』という本を書いたのが、1967年。
僕はこの本を中古で手に入れました。
しかし、この時代にこれだけの内容を書けるなんて、本当に偉大な先生です。
小児外科学会の中にあって唯一無二の先生ですね。