「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る! NATROM ― 2014年07月04日 10時40分10秒
こういう本を読みました。
現在、ベストセラーのようです。
現在、ベストセラーのようです。
市民公開フォーラム ― 2014年07月05日 13時45分34秒
「いきざま―ある脳性マヒ障害者の半生」小山 正義 ― 2014年07月06日 17時34分40秒
青い芝の会の前身となる「マハラバ村」のことが書かれていました。
CP者の共同生活体の中においても、「労働」をめぐる当事者間の争いがあったというのは、貴重な記録だと感じました。
Amazonで中古で買いましたが、最後の1冊だったようです。
今後、入手は困難な本かもしれません。
CP者の共同生活体の中においても、「労働」をめぐる当事者間の争いがあったというのは、貴重な記録だと感じました。
Amazonで中古で買いましたが、最後の1冊だったようです。
今後、入手は困難な本かもしれません。
自立と共生の社会学―それでも生きる理由(わけ) (早稲田社会学ブックレット―現代社会学のトピック 3) ― 2014年07月09日 12時56分23秒
ちょっと難しかった。
「ももクロ流 5人へ伝えたこと 5人から教わったこと」川上アキラ(ももいろクローバーZチーフマネジャー) ― 2014年07月10日 20時44分59秒
川上マネージャーの貴重なインタビュー。
だけど、もう少し上手に編集できたかなと、少々惜しい気がしました。
だけど、もう少し上手に編集できたかなと、少々惜しい気がしました。
Team 18 の写真展に行く ― 2014年07月13日 19時56分14秒
昨夜はちょっと深酒をしたのですが、朝にはきっちりと目を覚まし、舞浜のホテルへ向かいました。
シェラトン・グランデ・ホテル。日本周産期新生児医学会が開催されています。
しかしぼくの目的は学会ではありません。
18トリソミーの子どもを持つ親たちが、写真という手段を用いて子どもの可愛らしさを世間に訴えようとしているTeam 18 の写真展にお邪魔したのです。
思えば、約2年前に東京で開催された写真展を観に行きました。
写真集を購入して、詩の朗読に聴き入りました。
代表の渡利さんご夫婦や墨東病院の渡辺とよ子先生にインタビューもさせて頂きました。
写真の素晴らしさ、親御さんの詩の美しさを原稿にしましたが、残念ながら「運命の子 トリソミー」には入れることができませんでした。
小学館ノンフィクション大賞は、原稿用紙300枚という規定があったので、泣く泣く削ったのでした。
しかしだからと言って、Team 18 との縁が切れたとは思っていません。
千葉で開催される写真展を見ないという選択肢は存在しません。
で、出かけていった訳です。
渡利さんはぼくを憶えていてくださって、向こうから声をかけてくださいました。
交代した新・代表の方とも挨拶できました。
そして名刺を交換したAさん。
Aさんの写真は本当に感動的でした。
この写真はもしかしたら多くの人の心を動かすかもしれません。
そこでAさんにお願いしたところ、写真をデジタルで送ってくれるとのこと。
ぼくはこの写真を使って講演や学会発表をしていこうと決めました。
そしてBさん。染色体異常でお子さん二人を失った女性です。
以前にぼくはBさんとメールを通じて何度かやりとりをしていました。
そして今日、初めて彼女に会ったのです。
お互い言葉に詰まってしまって何を話していいか戸惑ってしまいましたが、彼女が涙をポロポロと流し始めると、ぼくたちは自然と言葉をつむぎ始めました。
悲しい涙ではない。
惨めな涙ではない。
美しい涙でした。
なぜ、この世の中にはこんな不条理があるのでしょうか?
なぜ、こういう悲痛な思いを感じなければいけないのでしょうか?
答えは簡単にはでないでしょう。
彼女が一生をかかって見付けるのかもしれません。
だけど人生ってそういうものなのではないでしょうか?
深く考えて理解すること。
教わるのではなく、指示されるのではなく、自分で考えて解決していく。これが人生なのではないでしょうか?
ものすごく良い時間を過ごすことが出来ました。
Team 18 のみなさん、本当に有り難うございました。
シェラトン・グランデ・ホテル。日本周産期新生児医学会が開催されています。
しかしぼくの目的は学会ではありません。
18トリソミーの子どもを持つ親たちが、写真という手段を用いて子どもの可愛らしさを世間に訴えようとしているTeam 18 の写真展にお邪魔したのです。
思えば、約2年前に東京で開催された写真展を観に行きました。
写真集を購入して、詩の朗読に聴き入りました。
代表の渡利さんご夫婦や墨東病院の渡辺とよ子先生にインタビューもさせて頂きました。
写真の素晴らしさ、親御さんの詩の美しさを原稿にしましたが、残念ながら「運命の子 トリソミー」には入れることができませんでした。
小学館ノンフィクション大賞は、原稿用紙300枚という規定があったので、泣く泣く削ったのでした。
しかしだからと言って、Team 18 との縁が切れたとは思っていません。
千葉で開催される写真展を見ないという選択肢は存在しません。
で、出かけていった訳です。
渡利さんはぼくを憶えていてくださって、向こうから声をかけてくださいました。
交代した新・代表の方とも挨拶できました。
そして名刺を交換したAさん。
Aさんの写真は本当に感動的でした。
この写真はもしかしたら多くの人の心を動かすかもしれません。
そこでAさんにお願いしたところ、写真をデジタルで送ってくれるとのこと。
ぼくはこの写真を使って講演や学会発表をしていこうと決めました。
そしてBさん。染色体異常でお子さん二人を失った女性です。
以前にぼくはBさんとメールを通じて何度かやりとりをしていました。
そして今日、初めて彼女に会ったのです。
お互い言葉に詰まってしまって何を話していいか戸惑ってしまいましたが、彼女が涙をポロポロと流し始めると、ぼくたちは自然と言葉をつむぎ始めました。
悲しい涙ではない。
惨めな涙ではない。
美しい涙でした。
なぜ、この世の中にはこんな不条理があるのでしょうか?
なぜ、こういう悲痛な思いを感じなければいけないのでしょうか?
答えは簡単にはでないでしょう。
彼女が一生をかかって見付けるのかもしれません。
だけど人生ってそういうものなのではないでしょうか?
深く考えて理解すること。
教わるのではなく、指示されるのではなく、自分で考えて解決していく。これが人生なのではないでしょうか?
ものすごく良い時間を過ごすことが出来ました。
Team 18 のみなさん、本当に有り難うございました。
「10ー1=10」の論理 ― 2014年07月14日 22時54分17秒
障害胎児の人工妊娠中絶がなぜ許されないのか、その最も簡明な理由は優生思想につながるからです。
優生思想の欠点は、ゴールが無いことです。
今ここに10人の集団がいるとしましょう。
優秀な人もいれば、劣った人もいる。劣った人は社会にとって足手まといなので、「間引く」ことにするとします。
そうすると10人の集団は9人になる。と、言いたいところですが、この9人が社会全体を形成する訳ですから、1人間引いてもやはり、最も劣る1人が生まれてしまう。
だから、10ー1=10なんです。
従って、間引いても間引いても必ず劣る人が出てくる。
際限がない。どこかで線を引くことは不可能ですから、最後には人がいなくなって社会が成立しなくなるのです。
「10ー1=10」の論理を講演に使おうと思っていたら、昨日、青い芝の会の横田さんが同じをことを大昔に言っていたことを知りました。
「ころび草」に出てくる「ニワトリの理論」です。
10羽のニワトリを飼っていると、その中の1羽が弱くてみんなから苛められる。卵も産まない。そこで、そのニワトリを潰そうということになる。そうすると、残りの9羽が仲良く暮らすかというとそうではない。9羽の中から弱い1羽がまた弾きだれる。
こういう論理です。
ぼくが思っていた「10ー1=10」の論理とまったく同じです。
私たちの社会は最も弱い一人を守らないと、成り立っていかないのです。
追記1) 写真は先日、朝日新聞に掲載されたぼくの投書です。
追記2) では、優生思想を抱いていない人工妊娠中絶ならば許されるのか? と問うならば、ぼくは倫理的に許されると思っています。しかし、これは一般の人には当てはまることはほとんど無く、このことが分かるのは障害児を産んだ経験のあるカップルだけだと思います。
優生思想の欠点は、ゴールが無いことです。
今ここに10人の集団がいるとしましょう。
優秀な人もいれば、劣った人もいる。劣った人は社会にとって足手まといなので、「間引く」ことにするとします。
そうすると10人の集団は9人になる。と、言いたいところですが、この9人が社会全体を形成する訳ですから、1人間引いてもやはり、最も劣る1人が生まれてしまう。
だから、10ー1=10なんです。
従って、間引いても間引いても必ず劣る人が出てくる。
際限がない。どこかで線を引くことは不可能ですから、最後には人がいなくなって社会が成立しなくなるのです。
「10ー1=10」の論理を講演に使おうと思っていたら、昨日、青い芝の会の横田さんが同じをことを大昔に言っていたことを知りました。
「ころび草」に出てくる「ニワトリの理論」です。
10羽のニワトリを飼っていると、その中の1羽が弱くてみんなから苛められる。卵も産まない。そこで、そのニワトリを潰そうということになる。そうすると、残りの9羽が仲良く暮らすかというとそうではない。9羽の中から弱い1羽がまた弾きだれる。
こういう論理です。
ぼくが思っていた「10ー1=10」の論理とまったく同じです。
私たちの社会は最も弱い一人を守らないと、成り立っていかないのです。
追記1) 写真は先日、朝日新聞に掲載されたぼくの投書です。
追記2) では、優生思想を抱いていない人工妊娠中絶ならば許されるのか? と問うならば、ぼくは倫理的に許されると思っています。しかし、これは一般の人には当てはまることはほとんど無く、このことが分かるのは障害児を産んだ経験のあるカップルだけだと思います。
岡村青「脳性マヒ者と生きる 大仏空の生涯」 ― 2014年07月18日 23時13分10秒
ハンナ・アーレント - 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者 (中公新書) 矢野 久美子 ― 2014年07月19日 21時49分13秒
アーレントのことよりも、こういった大著を書き上げた作家さんの力量に感服しました。
読み応えがありました。
大変な良書です。
読み応えがありました。
大変な良書です。
マイトレァ・カルナ―ある脳性マヒ者の軌跡 小山正義 ― 2014年07月21日 21時12分54秒
今日はこういう本を読みました。
よかったです。
よかったです。
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