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政治は権力欲を満たす合法的戦争2009年07月10日 22時34分24秒

今、田崎史郎さんの政治に関する本を読んでいますが、その途中で目に付いた興味深い言葉を紹介しましょう。

小沢一郎が自民党時代に言った台詞です。

「人間の本性である物欲と性欲は年齢とともに衰えても権力欲だけは残る。政治は権力欲を満たす合法的戦争」

すごいですね。そういうものなんですね。
政治家っていうのは、人間関係や信頼関係で結びつくんだそうです。
政策や理念は二の次なんだそうですよ。
こうして自民党は激しい権力闘争を繰り広げ、その闘いに勝ったものだけが総理の座についた訳ですね。

ま、それを考えれば宮崎県の知事さんが、「私を総裁候補にしろ」と言っても自民党の人たちが相手にしないのは当たり前です。
この知事さんも、政治センスが良い意味で無いですね。

僕が子どものころは、「三角大福中」の時代。
この人たちの政治闘争は凄まじかった。
「安竹宮」が後を受けて、政治家が小粒になったけど、森さんが総理になった時点で自民党は終わっていたと田崎さんは言っていました。
そうかもしれません。

しかし権力欲という意味では、麻生太郎さんってけっこう昔の自民党的ですよね。
今の自民党の総裁として実にふさわしいんじゃないですか?