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明晴学園2009年03月07日 22時33分13秒

ろう学校というのは手話で授業をしていると思っている人が多いかと思いますが、実はそうではありません。

日本のろう学校は日本語の口話法で授業が行なわれています。
これは、ろうの人にとっては困難この上もないことです。

たとえば、あなたが英会話学校に行くとする。
すると、英語教師がガラスの向こう側にいて、英語を口パクしているとしましょう。
あまたはそれを見て、英語が喋れるようになるでしょうか?

手話にも誤解があります。
手話を「日本語をゼスチャーで表現したもの」と理解している人が多いのですが、それは間違いです。
それは「日本語対応手話」といい、その文法はあくまでも「日本語」です。
本当の手話は「日本手話」といいい、独自の文法と文化を持ちます。

なぜ日本のろう学校では「日本手話」が使われないのでしょうか?
僕は詳しい理由は知りませんが、一つの理由として「日本手話」ができる教師がほとんどいないことが上げられています。

そんな状況にあって、我が国には一つだけ「日本手話」で授業を行なっている学校があります。
明晴学園です。

ところが明晴学園は小学部までしかなく、中学部の建設が懸案になっています。
http://www.meiseigakuen.ed.jp/

中学部建設のために、僕は先日、寄付を行ないました。
こういったことは公開する話ではないのかもしれませんが、寄付というのは一人の力では何も実を結びません。
多くの人に明晴学園のことを知ってもらって、もし、この中学部の建設に賛同してくれるなら、多いに応援して欲しいのです。

ぜひ、ホームページをご覧になってください。

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