歴史は必ず進歩する！　医師・松永正訓のブログ

群馬大学病院で生体肝移植が行われ、臓器提供者が下半身麻痺になる医療事故がありました。
ところが調べてみると、この執刀医は経歴を詐称していて、実はまったく実力の無い外科医であることが判明したそうです。

ちょっと考えられない話です。

千葉大では絶対にあり得ない。
これはもう、「絶対」という言葉を使ってしまいます。

つまり群馬大学病院は、どこの馬の骨とも分からない外科医に肝移植を任せた訳でしょ？
そっちの方がはるかに問題だ。
なぜでしょう？
まるで理解できません。

千葉大病院では、すべての医者がお互いのことを知っていますから、あり得ない話です。
ま、これって「封建的な閉鎖された社会」と非難することも可能でしょう。
でも、それは、おかしな部外者が入り込むことが無いということを意味しています。

群馬大学病院での一件は、その経歴詐称の外科医に手術をさせた外科のトップの人間が最大に非難されるべきです。

今日は、いろんなニュースがありましたね。
講談社の賠償金4000万円には腰が抜けそうになりました。
財務副大臣がいきなり辞任。
しかし小沢さんはまだ代表を辞める気は無いようですね。

ところで、ヒブ・ワクチンが1年待ちと先日ここで書きましたが、それはこのまま供給が滞ればの話です。
現在は割りと多めにワクチンが届いています。
なぜだか理由は分かりませんが。
ですから、遠慮せずに申し込みをしてください。