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大学病院で診療2009年03月18日 21時02分44秒

今日は第三水曜日でしたから、大学病院に行って診療してきました。
小児外科の診察ブースで診療を行なっていたら、小児科を受診中の患者さん母子から声をかけられました。
うちのクリニックのかかりつけで、僕が大学の小児科に紹介したお子さんです。

今日は大変体調が悪く疲れがたまっていました。
しかし、小児がんのお子さんたちの笑顔を見るとこっちにもエネルギーが伝わってきます。
やはりこの外来は継続することが大事ですね。

あるお母さんと話をしていたら、そのお母さんは僕が無報酬で大学で診療をしていることを知りませんでした。
ま、当たり前か。
僕は大学病院に「診療させてください」と申請書を毎年提出して、診療をしているんです。
ですから身分はありません。
一応、「非常勤講師」ですが、これは診療とは関係ありません。
「教育」の「講師」です。

別に報酬が欲しいなんてまったく思いません。
こういった子どもたちと関わりを持たせてくれるだけで有り難いです。
そのお母さんには、「うちの子が何歳まで面倒を診てくれますか?」と聞かれたので、20歳と答えておきました。
現在8歳のそのお子さん。
あと12年ですから、僕は還暦の手前ですね。
まだ惚けていませんよ、きっと。

よっぽどへぼな診療をしない限り、教授から「クビ」を言い渡されることはないと思うので、まあ、誰もやったことが無い小児固形がんの長期フォローアップを、共に悩みながら歩いて行こうではないですか?

と、まあ、気合いを入れましたが、疲れがたまっていたので、夜からの周産期カンファレンスは欠席して帰宅しました。