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「横並び」と「えんがちょ」の文化・日本2011年04月06日 07時46分55秒

震災が発生してから、日本の秩序に関する海外の報道が相次ぎました。
略奪がない!
みんな列に並んでいる!
こういった海外からの声に、ネット右翼の少し知能の低い人たちは大喜び。
日本に生まれて良かったとか、ま、いい気になっています。

しかし日本はそんなに美しい国ではなく、たとえば、菅総理が被災地を訪れても「国には何も期待しない」という被災者の声が紹介されています。

国というのは、国の財力であり、国民の力です。
こういうものが無くして、東北の復興はあり得ません。
なんて極端なことを言う人でしょうか。
今のままで本当にいいのですか?
増税なし、復興なしで良いと?

問題はこういう偏った発言を取り上げる新聞の姿勢にあります。
つまり、「がんばろう日本」ではなくて、「がんばろう自民党・アメリカ・巨人軍」という訳です。

こういう国難の時に、国の団結を引き裂こうとする記事を書く、こういう行為を売国と言います。

さて、日本で略奪が起きない理由は、他人がやらないから自分もやらないだけに過ぎません。
「横並び」の文化ですね。
これと背中合わせなのが、「えんがちょ」の文化です。
放射能の汚染された可能性があるものに対して(それが健康に影響が無くても)、徹底的に白眼視して遠ざける。

自分で判断できないから、周りが「危ない」と言えば、それにすぐ付和雷同する。
どこが美しい国ですか?
自立できない人々の甘えた考え方が、この国の文化を作っています。

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