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美しい我が祖国2011年04月20日 16時51分57秒

東日本大震災は、日本とは何か、日本人とは何かということをあぶり出していると思います。

震災直後の大混乱の時期に、日本では略奪が起こらず、他の国々から称賛を浴びました。
は?
当たり前じゃないですか?
そういう記事を読んで、日本人に生まれて良かったーとか叫ぶネット右翼というのは、本当におめでたいと思います。

略奪が起こる方が異常であり、それは、スリやカッパライやモノゴイが常習化している国や地域だけの話です。
ヨーロッパで震災が起きたって、略奪なんか起きませんよ。
つまり、外国から見ると、日本は文化の低い国と見なされていたから、驚かれているだけ。

しかし本当に略奪はないのか?

いや、福島原発20キロ圏内の「火事場泥棒」はかなり激しいといいます。
そもそも「火事場泥棒」という熟語があるくらいですから、日本は昔からそういう国だということです。

「買い占め」「買いだめ」「風評被害」。
福島から来た人に放射線検査をする、つくば市。
市長さん、あなたは馬鹿ですか?
責任取って辞任しなさい。

こういう我が祖国が美しい国か、ぼくは大変不安です。

東北3県が壊滅状態になり、復興には25兆円もかかると言われている時に、そして原発がレベル7の事故の真っ最中に、総理大臣を引きずり下ろそうとする政治家たち。

恐ろしい国ですね。

それでもぼくは小額ながら、寄付はしたし、消費税でも所得税でも、増税に応じるつもりです。
毎晩の晩酌は、宮城と福島のお酒です。

生協も「うちは東北の野菜を使っていません!」とかド馬鹿なことを宣伝文句にしないで、先頭を切って東北の産品を売ってもらいたいものです。

ぼくは自粛などはしないで、「普通の生活」をし、「東北の産品」をがんがん消費するつもりです。