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定年準備 - 人生後半戦の助走と実践 (中公新書) 楠木 新2018年07月02日 23時39分11秒

定年準備 - 人生後半戦の助走と実践
楽しく読みました。
定年退職。なんという甘美な言葉でしょうか?
ぼくは大学病院で働いていた頃、定年で大学を辞めることが夢でした。
その理由は、大学での仕事があまりにも過酷だったので、1日でも早く解放されたかったのです。
かと言って大学が嫌いだった訳ではありません。むしろ好きだった。
大学の外科医というのは、一生をかけて手術をうまくなっていく。一歩一歩、道を切り拓いて行くんですね。
だから定年になる時には、あらゆる手術が出来るようになっているわけです。
人生のすべてをかけて手術の道を極め、そして引退していく。なんてカッコ良いのでしょう。

しかしながらその夢は潰えてしまい、ぼくは開業医になりました。開業医は大学の医者のように階段を昇っていくという感覚がほとんどありません。
だから定年に対する欲はそれ程ありません。
実際、開業医は高齢になっても仕事を続ける人が多く、65才以上の開業医なんてザラにいます。

さてぼくは64才になると大家さんとの契約が切れます。
あと8年ですね。
定年後の人生は一体何をしたらいいのでしょうか?
いろいろと考えてしまいますが、実現しそうなものはすぐには思い浮かびません。
ま、じっくり考えていきましょう。

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