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朝日新聞を読んで泣く2011年02月13日 20時30分53秒

朝日新聞の朝刊を読んで、思わず泣いてしまいました。

朝日新聞連載の「いじめられている君へ いじめている君へ」。
この連載に数人の著名人からメッセージが届いたそうです。

そのうちの一つが、元ロッテ・オリオンズの村田兆治さん。
以下に全文を引用します。

・・・・・・・
 速い球を投げる子がよい選手とはかぎりません。
 速くても相手が受けられなくては意味がありません。言葉も一緒です。ふざけて言ったつもりでも、相手は傷ついてしまうことがある。相手には、遊びとは受け止められません。
 自分の言葉や行動が、どんなふうに受け止められているか、相手の様子を注意してほしい。そして、これはひどいことをしたのだと気がついたら、すぐ、あやまってほしい。それが勇気です。
・・・・・・・

僕には二人の娘がいますが、相手の心無い言動で、学校を休んだ回数は数えきれません。
一度まではいいのです。
担任の教諭を信頼できるから。
ですが、それが二度、三度になると担任の先生に解決を期待することができなくなります。

相手の心を思いやれない人間は、何をやっても一流になれません。
いえ、職種のことを言っているのではありません。
「医者」を含めてその他、多種多様な職業に貴賎はありません。
でも、一流と三流は必ず存在します、どの職種の中にも。

人の心を読めない人間は、一生そのまま二流の人間として生きています。
ダメな人間は何をやってもダメです。

だけど、一つだけ、人間を根本から変換させる方法があります。
それは「学習」です。
人間は「学習」の生きもので、「学習」の記憶の蓄積によって成長しています。

では学習の担い手は誰でしょうか?
学校の先生?
それとも親?
もちろん両方なのでしょうが、やはり究極的には「生い立ち」に尽きると思います。

さて、朝日新聞の素晴らしい記事に、歳を取ったのか思わず落涙しましたが、朝日だって産経だって、単なるブルジョワ新聞。
金儲けのための新聞を発行していることには変わりはありません。
念のため。