『あの戦争から遠く離れて』 ― 2008年08月24日 19時32分55秒
城戸久枝さんの『あの戦争から遠く離れて』を一気に読みました。
450ページを超える大著。
2008年の第30回講談社ノンフィクション賞など様々な賞を受賞しています。
久枝さんの父親は、日中国交回復より前の1971年に、死に物狂いの努力で日本に帰国を果たした中国残留孤児(その当時は、この言葉自体が無かった)です。
第一部ではその父親の半生を描いています。
後半の第二部では、その父親のルーツを持つ自分とは何かというテーマで論考が深まります。
第一部も第二部も圧倒的な筆力をもって迫ってきます。
これはすごい著作です。
10年かかって書いたそうですが、それも頷けます。
何でこんな文章が書けるんでしょう。
僕もこういう文章を読むと、物事を深く描写して表現したくなります。
ちょっとお目にかからない壮大なノンフィクションです。
ぜひ、どうぞ、おすすめです。
450ページを超える大著。
2008年の第30回講談社ノンフィクション賞など様々な賞を受賞しています。
久枝さんの父親は、日中国交回復より前の1971年に、死に物狂いの努力で日本に帰国を果たした中国残留孤児(その当時は、この言葉自体が無かった)です。
第一部ではその父親の半生を描いています。
後半の第二部では、その父親のルーツを持つ自分とは何かというテーマで論考が深まります。
第一部も第二部も圧倒的な筆力をもって迫ってきます。
これはすごい著作です。
10年かかって書いたそうですが、それも頷けます。
何でこんな文章が書けるんでしょう。
僕もこういう文章を読むと、物事を深く描写して表現したくなります。
ちょっとお目にかからない壮大なノンフィクションです。
ぜひ、どうぞ、おすすめです。
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