歴史は必ず進歩する！　医師・松永正訓のブログ

一応、クリニックは明日から夏休みです。
これで前半戦が終了といったところでしょう。
今日は夏休み前の最後ということで、夕方に何人か続けて来院しましたが、それでも今日一日に見えたお子さんは50人ちょっと。
この閑散とした感じは、9月の2週目くらいまで続くはずです。

この暇な時間を利用して、また書き物を始めたのですが、TBSの取材が入ってそれも中断しています。
テレビの取材は経験が無い訳ではありませんが、今回のように自分にこれだけ強くフォーカスが当たると正直疲れます。
取材を始める前は、患者を中心にとお願いしたのですが、実際にはそれは無理と分かってきました。
つまり小児がんを克服した患者で、自分から公に姿を出してくれる人って、ほとんどいないからです。
それだけ「世間の目」が暖かくないということでしょうね。

こういう無知・偏見を解消していくためにも、メディアにのった啓蒙・宣伝活動って本当に重要だと思います。

さて明日は、大学病院で月に1回の外来へ出かけてきます。
カメラが入りますが、周囲の皆さんの迷惑にならないよう気を配りましょう。