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『地獄の日本兵』2008年08月15日 21時59分41秒

飯田 進さんの、『地獄の日本兵―ニューギニア戦線の真相』を読みました。
太平洋戦争を経験した当事者の手記ですから、その内容には迫真性があります。
また論理にも説得力があります。
「戦争を起こされる側」というのは、要するに野垂れ死にを強制される側のことを言います。
最近の我が祖国の若者は右傾化しており、ネット右翼がはびこっています。
(こういうブログにまで恫喝のコメント入れてくる連中もいます)
しかし、権力を持たない一介の小市民なんか、ひとたび戦争が起きれば、その野垂れ死にを強制されるのです。
そういうことが、これでもかという風によく分かる一冊でした。