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フランク・ロイド・ライト2007年08月24日 21時16分53秒

フランク・ロイド・ライト
クリニックは誰も来ないというくらいに暇です。スタッフ達もこれじゃあ詰まらないでしょう。
で、僕は自分の時間を利用して色々なことを調べたり研究したりしています。
僕が住んでいる家は、10年前に建てたこじんまりとした家です。一応、輸入住宅で北米建築風になっています。大分、くたびれて来てしまった感がありますが、床材の重厚感は未だに衰えていません。
人生で、自分の家は3度建てろと言います。小児外科の真家先生にもそう言われました。そんなこと言ったって、3回建てるお金なんてありません!と思いましたが、その意味は最近になって分かって来ました。
家族は時間と共に成熟しますからライフスタイルも変ります。あと10年もすれば長女は成人です。そうなったら、これは完全な独立した人格ですから、家族が大きなスペースで一緒に住んでいれば幸せ、、、なんて言ってられなくなります。
10年前に建てた家は、自分で相当細かいところまで設計しました。あの面白さは、ちょっとこれまでの人生で経験したことがありません。
家のデザインというのは、最高のおもちゃです。
僕のクリニックの設計も、相当細かく自分で設計しました。ダイワハウスの設計士さんが驚いていました。ここまで図面を描いて来る医者は、ちょっといないそうです。
まあ言ってみればこれが2度目の我が家ですから、あともう1回ですね。
それで興味を持ったのが、フランク・ロイド・ライトさん。
この人の設計は心に響くものがあります。プレーリー様式と言うんだそうです。水平ラインを基本とした大平原に自然と調和したデザインだそうです。僕は、家というものは中味が100%で、ある意味、外見はどうでも良いと思っていましたが、ライトさんの設計を見て少し考えが変りました。
世間様には外見しか見えない訳ですから、これは名刺と同じですよね。自分の考えとか哲学を表現しなければいけないと思うようになりました。
そんな訳で、ライトさんのデザインしたカウフマン邸を載せてみました。
どうですか? こんな家は?