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ヨミドクター、2回目2016年07月18日 12時51分36秒

本日、2回目の原稿がアップされました。

「小児医療〜常識のウソ」です。
タイトルは、
「風邪の熱は、抗生物質で早く下がる?」
もちろん、答えは「ノー」です。

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160630-OYTET50031/

風邪で抗生物質を飲むと、どんどん不健康になります。
こんなことは医療にちょっとでも詳しい人には常識です。
ところが、世間では抗生物質が氾濫しています。

ぜひ、ご一読ください。

自閉症スペクトラムとは何か: ひとの「関わり」の謎に挑む (ちくま新書) 千住 淳2016年07月18日 22時23分18秒

自閉症スペクトラムとは何か
これも以前に読んだ本ですが、ちょっと読み返してみました。
この本の一番良いところは、自閉症の人と社会との関わり合いを論じた部分だと思います。
従って、自閉症に「治癒」という言葉を使うかどうかについても考察を加えています。

自閉症という「障害」は社会との関わり合いで決まりますから、子どもが育って行く中で、環境も変わり、自閉症という「発達障害」があっても子どもは「発達」していき、社会とうまく「適合」する場面もあるし、逆にずれる場面もある訳です。
だから、こうした子どもたちに対して、大人が、まず「理解」し、「支援」すれば状況は大きく変化するということです。

優生学を間違った科学として批判している箇所もありますね。
自閉症スペクトラムに関する解説書となっていると同時に、自閉症に悩む人(家族)への応援にもなっているように感じ取ることができます。
ぼくはそう感じました。