歴史は必ず進歩する！　医師・松永正訓のブログ

めっちゃ売れていることが話題の「週刊東洋経済」です。
特集は、チャット GPT 。
なるほど、こういう理屈で動いているのですね。
別に チャット GPT に知能があるわけではなく、膨大な記憶の中から、次に来る文として最も確率の高いものをつなげて文章を作るようです。
たとえば、「むかしむかし」という文章があれば、その続きには「あるところに」が来ます。
要は確率ですね。
大規模言語モデル＝LLM というものを使っているのだそうです。

だからチャット GPT を検索機能として使うのは間違い。
公明党の山口さんが、自分のことを調べたら「そんな人、いません」と出たと言っていましたが、山口さんは分かっていないということです。
使いこなすためには「質問力」が重要。
答えを促していくプロンプトが鍵を握るわけです。

この分野は絶対に進んでいきますから、変に怖がったり、見下したりするのは間違いです。
使いこなす人間の知恵が必要なのではないでしょうか。
しかしこういうアイデアが、日本のベンチャーから出てこないのはやはりさびしいですね。
ぼくの頭は理系ではないのですが、この技術からは落ちこぼれないようにしたいと思っています。