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「クレーマー、クレーマー」を観る2011年01月10日 19時34分30秒

人生を長く生きると、こういう映画が本当に良い映画だということがよく分かります。

この映画には良い点がいくつもありますが、やはり、ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープの演技を抜きに語ることはできないでしょう。

映画の中で、非常に印象に残る場面がいくつかありますが、DVDの特典映像を見ると、それらがほとんど「アドリブ」だったことが分かります。

台本に無いことをダスティン・ホフマンが仕掛けて、メリル・ストリープがそれを「アドリブで」受けるのですから、ま、この二人は天才なんでしょう。

映画の終わり方は、やや唐突な印象もありますが、離婚にハッピーエンドはなく、子どもに対する親の愛は未来永劫に続いて終わりがないということを表現しているのかもしれません。

今日の昼は、8歳の次女と公園に行って、次女が自転車の乗るのを見守っていました。
こういう映画を観ると、子どもと一緒に過ごす時間を益々大事にしたくなります。

アカデミー賞受賞は当然の歴史的な秀作です。
アメリカって2、3年に1本、こういう良い映画を作るんですよね。

追記)しかしまあ、この邦題は何とかならなかったのでしょうか?
原題は「クレーマー氏VSクレーマー夫人」です。
つまり夫婦の法廷闘争を言ってる訳です。
邦題からそれが読み取れますか??

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