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大学ラグビー 帝京大学2連覇!2011年01月09日 16時01分37秒

決勝戦で早稲田を破り、帝京大学が見事に2連覇を達成しました。
ロースコアの熱戦で、両チーム共にタックルが強く、結果として熱くハードな試合でした。

だけど、帝京の闘い方は、なんだか20年くらい前の社会人ラグビーみたい。
フォワードの密集で圧力をかけて、相手のペナルティーを誘って、PKで3点ずつ重ねていく。
結局、帝京がとったトライは1つだけでした。

特に後半は時間稼ぎみたいに、自陣でモールによる密集プレーを執拗にくり返し、見ていて感じが悪かった。
大学日本一をかけた闘いなので、勝たなくては意味がないという考え方もありますが、これでは日本の大学ラグビーが発展していくか疑問です。

つまり分かりやすく言えば、日本の代表チームが、今日の帝京大学のような闘い方を外国チームとすればどうなるか?
完全に力負けして惨敗するはず。
日本代表に必要な選手は、帝京大学にはあまりいないのではないでしょうか?

日本全体のラグビーが強くなるためにも、大学同士の対戦の仕方の複雑さ(これはファンでないと理解できない)などを改革していかないと、未来への展望は開けないと思います。
つまり日本国内の大学ラグビーのグローバル化。

そうすれば、ラグビーのプレースタイルも世界基準を見据えたものに、洗練されていくと思います。

サッカーと同じように、ラグビーも日本は世界一になることはありえないと思います。
ですが、日本ならではの「きらりと光るラグビー」は絶対にあるはず。
そういうものを、高校・大学・社会人と積み上げて、作っていって欲しいですね。