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超少子化: 異次元の処方箋 (ポプラ新書) NHKスペシャル「私たちのこれから」取材班2016年04月08日 20時08分36秒

超少子化: 異次元の処方箋
日本は超少子化の時代に突入しました。

このままではどのようなことが起きるか誰でも知っています。
そしてそれを解決するにはどうしたらいいか、だいたいの人が知っています。
ところが不思議なことに、どの政治家もそのことを口にしません。
なぜでしょう?
それは日本の政治家にビジョンがないからでしょう。
いや、あるのかもしれないけど、目先の票にならないことは口にしないということでしょう。

このままでは日本は沈没します。
あと3世代入れ替わると、およそ100年が経ちます。
その頃には、日本は経済力だけでなく文化や芸術などで(だってそれらは経済的な裏付けにささえられていますので)、二流国に転落しているでしょう。

その時に日本人は最後の底力を示すのでしょうか?
それともずるずると没落するのでしょうか?

池田内閣の時に日本は高度成長の道をひたすら走り続けました。
しかしその時代に、未来を見通す政治家はいなかった。
そういう官僚もいなかった。
いたのかもしれないけど、決して主流にはなれなかった訳です。
あの時代にすべての準備をしていれば、日本には永遠の繁栄があったはずです。

しかし、日本人は所得倍増に酔い、負担をすることを嫌った。
いや、国のリーダーが負担をお願いすれば、あの時代ならば、国民は応じたかもしれません。
しかしその後、日本はオイルショックから狂乱物価の時代へ入り、バブルを経て完全に疲弊国家になっていしまいました。
小泉さんの新自由主義がそれに拍車をかけました。
このまま崩れ落ちてしまう可能性はけっこう高いのではないでしょうか?
お先真っ暗です。