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クイック・ジャパン 1092013年08月14日 21時48分52秒

百田夏菜子特集
百田夏菜子さんの特集号です。

ぼくの知らないことがたくさん書いてあり、大変勉強になりました。
学ぶことが多く、本の価格の価値は十分にあったと思います。

だけど感心しない点も多数ありました。
表紙は大変キレイな顔立ちの百田さんが写っていますが、こういう表情は彼女の魅力とはかなりかけ離れています。
百田さんは決して美女ではありませんので、彼女の人柄を表現した写真が相応しかったと思います(たとえば、中扉の笑顔の写真とか)。

インタビュー記事は、読み応えがあって、百田さんの今を伝えていますが、ちょっと普遍性みたいなものがなかったと思います。ま、そういうことを聞きたかった訳ではないのでしょうから、それは仕方ないかもしれません。

筑波大学の斎藤環教授による百田さんの精神鑑定は大変趣味が悪い企画だと思いました。
人間の心の分析は、文学者がやるべきだと思います。

百田夏菜子を何かにたとえるコーナーで、勝谷誠彦さんが、「ウラジミール・レーニンのような人」と表現していたのにはぶっ飛んでしまいました。
「赤」で「左利き」だからだそうです。ウケる。

最後に社会学者の古市憲寿さんが、ももクロの5人と対談をしていました。
新刊でも、対談が収録されています。
しかしぼくにはその企画の意図がまったく意味不明でした。

本書の内容に直接関係ありませんが、百田さんの「エビぞりジャンプ」は大変身体に負担をかけます。
そもそも、ももクロや百田さんの魅力は(今となっては)、「エビぞりジャンプ」にはありませんので、もう封印していいと思います。
もう少し正確に言うと、ああいったアクロバティックな動きは、彼女たちを売り出すときの商品コピーにはなったかもしれませんが、本質とは最初から関係なかったと思います。

ついでに言っておくと、「エビぞりジャンプ」という名称は大変カッコ悪いので、使用をやめてもらいたい。
「αジャンプ」とか、「夏菜子ズ・ハイ」とか、彼女のジャンプの美しさに合うような表現が良いと思います。