獄に暮らせば: 「21年7カ月の獄中日記から」 (重信房子) ― 2026年08月14日 16時27分44秒

獄に暮らせば: 「21年7カ月の獄中日記から」 (重信房子)
最近、執筆活動に忙しく、本を読む時間がやや減っていました。
そんな中、読んだ本がこれ。
今の若い人たちは知らないかな? 
重信房子さん。日本赤軍の活動家ですね。
ブントっていっても、何のことかわからないでしょ?

重信さんは、日本を飛び出しパレスチナ解放の戦いに参加します。
言ってみれば、現在のガザ地区の人たちに連帯するということですね。
国際的にいくつもの事件を起こし、懲役20年の判決を受けます。
本書はその獄中記です。

牢獄にあっても、人間にとって一番大事なことは、人としての尊厳ということが大変よくわかります。
非常に読みごたえのある作品でした。
草花の名前をここまでよく知っていますね。
ぼくなんか、桜くらいしかわからない(笑)。

重信さんは1945年生まれ。ぼくより16歳上じゃないですか?
この本は実は「あとがき」が非常にいいのですが、80歳の人がここまでしっかりした文章が書けるのかと大変感動的でした。

主体性を失わずに生きることの重要性が輝く1作でした。
読んでよかったです。

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