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「ぼくは猟師になった 」(リトルモア)千松 信也2011年06月26日 17時26分28秒

ぼくは猟師になった
この本は面白くて1時間くらいで読んでしまいました。
京都大学を卒業して、猟師になった訳ですから、相当に変わった人だと言えるでしょう。
文章も、この人の味わいがちゃんと出ていて、生きている文体でした。

日本で猟師をプロとして行っている人っていったいどのくらいいるのでしょうか?
筆者もプロなのか、趣味なのか、若干判然としない部分があるし、本人も別に決めていないのかもしれませんね。

自分で書いているように、猟師としてはまだまだベテランの域には達していません。
この仕事を10年、20年と続けると、また新しい何かを見付けて表現できるかも。

まったくマイナーな出版社からの本ですが、見事に面白い本に当たりました。
やっぱり、人に勧められて読む本よりも、自分の「鼻」の方が、良い本を嗅ぎ分けるようです。

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