歴史は必ず進歩する！　医師・松永正訓のブログ

政治とカネに関わる連日の報道で、僕の長女は鳩山総理にすっかり愛想を尽かしてしまいました。
「誰も信じられない、もう嫌！　鳩ちゃん」と言っています。
政治には関心を払いたくないそうです。

まだ12歳の子どもがこんな風に思うのは、もちろん連日の報道のせいです。
しかしこれは、あまりにも馬鹿騒ぎに過ぎないか。

この、カネの問題は民主党の問題ではなく、鳩山家の家族の問題です。
母親からお金をもらっていたのは、自民党の鳩山邦夫も同様です。
ところが自民党はこの一件に欣喜雀躍して、ありとあらゆる罵詈讒謗を投げつけてきます。
自民党の悪罵の数々をマスコミがまた面白がって報道するので、日本の政治の風景は汚濁にまみれてしまっています。

ま、長女がそう思うのはしかたないかもしれません。
だけど、人間は政治に無関係に生きることはできません。
人の命は政治に左右されるからです。

人間一人の命は地球の重さに匹敵するという説もあります。
金額にしたら、どれくらいになるのでしょうか？
簡単には換算できないでしょう。
その命が10万人もイラクでは失われました。
もっと分かりやすく言えば、アメリカ軍に殺されました。
つい最近の話です。
長崎に原爆が落とされて失われた人数に匹敵します。

こういった歴史に残る犯罪に加担した自民党の元総理大臣は、なぜ、なんのお咎めもないのでしょう？
民主党政権はなんでこんなに甘いことをやっているんでしょうか？
国際社会ではまったく通用しないで論理で、世界の一等国とはとても言えません。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2010030502000060.html

マスコミは、12歳の子どもにも分るように、真の意味での政治を大切さを報道するべきです。

無理か。
そういう能力は無いか？