「プールサイド小景・静物」 (新潮文庫) 庄野潤三2013年02月22日 20時31分38秒

プールサイド小景・静物
ノンフィクションばかりを読んでいると、発作的に純文学を読みたくなります。
で、読みました。

「プールサイド小景」は17歳の時に読んだ記憶があるような無いような。
何しろ30年以上も前のことですから憶えていません。
この作品は芥川賞を受賞していますが、現在だったら果たしてそれはどうか?
ま、文学は生き物ですからそういう議論には意味は無いでしょう。

「静物」はよく分からなかった。
おとぎ話? 純文学?
ちょっと難しい作品ですね。
「プールサイド小景」以上の傑作と評する人もいますからね。

ノンフィクションで頭がいっぱいになっているときは、こういった短編文学がいいですね。
すっきりします。
音楽を聴いているのと同じです。