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電力会社の闇カルテル2023年04月05日 20時45分42秒

物価高が日に日にキツくなっており、家計に影響を受けていないと世論調査で答える人は、かなり少数派です。
よっぽど裕福な家庭なんでしょう。
電力会社も値上げ申請を経産省に出しています。
うちはオール電化なので、これ以上、電気料金が上がったら本当にしんどいです。
その電力会社に大きな不祥事があったことが発覚しました。

関西電力が主導して、中国・中部・九州電力とカルテルを結び、お互いのエリアを超えて顧客を取らないように示し合わせたのです。
つまりこれは電力値下げの競争を回避することで、電力自由化の流れに反するものです。

公正取引委員会の調査が入りましたが、首謀者の関西電力はさっさと「自白」したために、お咎めなし。
残る3社には、合計で1千億円に上る追徴金が課されたそうです。
呆れるじゃないですか?
追徴金を払う余力があれば、値上げどころか、値下げしてもらいたいくらいです。

こういうニュースに接すると、世の中って本当に八百長だと思います。
まじめに働いている庶民がばかみたいに見えます。
電力はなくてはならないものなので、いくら自由化といえども、消費をゼロにすることはできません。
社会が成り立っていく上で、最も基本となるインフラなのですから、こういう部分に不正があると、われわれはどうやって生活を守っていけばいいのか分からなくなります。

より一層の監視体制も必要だし、不正を見抜けなかった場合には、電力・ガス取引監視等委員会などにも罰則が必要なんじゃないでしょうか。
ダメ・ゼッタイ、です。